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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:夫婦別氏は必要性か?

2025年06月15日 10時29分08秒 | 社会全般
5月21日の日経にも夫婦別姓(正確には夫婦別氏)に関する記事があったが、最近何かと話題になっている課題であろう。これは日本の社会を壊したい左巻きの人達の戯言と一蹴したい所だが、少し冷静に分析してみたい。

先ずは、名前が変わるとキャリアに悪影響があると云う人がいるが、どの様な業界、またはキャリアを積んでいる人に影響があるのだろうか?

余程の有名人であれば、キャリアに影響がある事は無いと断言したい。一つ例に上げると、国民民主党から次の参議院選挙の候補として一時期名を連ねていた旧姓の山尾志桜里氏は、離婚を経て菅野志桜里の旧姓に戻しているが、この人の場合は名前の変更によるキャリアに悪影響を及ぼす事は無いだろう。

また全く無名の人については、これも全く影響ないだろう。元々世間に知られていない訳なので、名前が変わる事への悪影響な無いと断言したい。しいて言えば、疎遠になっていた元同僚等に、気づかれない程度であろう。

影響が多少あるのは、中途半端に名前を知られている人、またはその名前で何等かの発信をしている人が、名前が変わる事で世間での知名度の繋がりが切れてしまう可能性は多少ある。敢えて当てはめると、自分はこのカテゴリーに入る。その理由は自分は仕事にも繋がる本を数冊出版しているのだが、もし今自分の名前を変えたとすると、新しい名前と本との関係は、こちらから敢えて伝えないと相手には絶対に知られる事はない。しかしこの場合は旧姓を使い続ける事で、凡そ解決できるハズである。

事実関係は分からないが、海外に仕事に行った行政官だったかが、旧姓を使った時に何等かの不都合があったとか云う話を聞いた事がある。この場合の解決策は二つあるのだが、その一つは夫婦別氏にする方法だが、もう一つは海外のその国の制度での旧姓使用も出来る様にする事であるが、どちらの解決策が良いだろうか?答えは明確だと思うが...。

家族を考えた場合、夫婦と子供は同じ氏であった方が断然良いと思っているのだが、これが別氏でも本気で良いと思っている人が果たして日本の社会の中に何人居るのだろうか?多分、数えられる位の人は、家族別氏が本気で良いと考えている人が居るかもしれないが、その様な稀有な人達の考えを優先する理由は何処にもない。

あくまで自分なりの仮説ではあるが、夫婦別氏を叫んでいる人達は、本気でそれ思っているのではなく、日本の社会を壊したいが為に叫んでいる人達だと思っている。対変残念な人達である。

今の社会、少数の人達の利便性を聞く事も大事であるが、それを実現する事で大多数の人達の利便性を失う様なモノであれば、却下すべきである。多くの人が賛同できない事を、議論のテーブルに乗せる事自体が間違っている。

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