鼻も鼻白む乙女の会話

今朝の通勤中。

満員電車の中で、電波の悪いトンネルの切れ目を縫って業務メールの送信に成功し、ほっと気が抜けた。

そしたら、すぐ後ろにいる二人の女子大生の会話が耳に入ってきて、その内容が実に気になって仕方がない。

いや...彼女たちのおしゃべりがうるさい！とかいうベクトルの話では一切ない。車内は走行音や他の乗客の会話やアナウンスでざわざわとしていて、よっぽどそっちがうるさかった。

ただ、会話の内容が、医学部とおぼしき実習の日常の風景について、手術用手袋越しに触る筋肉の触感とか、ノコギリで骨を切る硬さとか...人体の筋肉や臓器等に関する所感を、乙女口調で特に気負う風もなくお互いに語り合っている。



なかなか印象深い朝だった。