原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

動いたといえるのか?

2007-07-07 15:57:42 | 自然科学
動くと言うことは?
たった1つの理由、しかし厳然とした理由つまり重力場の存在は宇宙空間に於ける全てに運動を「相対的」というくくりで束ねてしまいました。図をご覧ください。地球表面の近くでロケットR1がエンジンを作動させて重力に逆らい宙に浮いたような状態で静止しています。ヘリコプタのホバリング状態です。この中は全く重力場と同じです。真空状態では林檎もタンポポの綿毛も同時にストンと落ちます。エンジンは盛んに火を噴いています。一方地球から遠い宇宙空間にロケットR2があり、これも又エンジンをふかして「加速中」です。一定の速度ではないことにご注意ください。この中でもやはり林檎やタンポポの綿毛は同時に床にぶつかります。このときは床の方が林檎などの所にぶつかっていったように見えるでしょう。さてR1のとき地球が透明で見えないとするとR1とR2の状態は全く同じになります。これからいえることはR1もR2も果たして何に対して動いていると言えるのかということです。つまり空間に対しては動いているとはいえないと言うことです。あくまでも近くの星などに対して動いているとしかいえないのです。重力場はこのようにR2の動きさえも絶対的でないとするのです。R2は宇宙空間に対して動いているとは誰も言えなくなったのです。R2の後ろに見えない重力の源があるかもしれないからです。重力場はこのように全ての運動系を相対的というラベルで統一したのです。相対論の誕生です。

ピ-タ-パンにはなれないけど

2007-07-07 12:41:47 | 自然科学
貴方が空を飛べないのは
スポ-ツカ-で加速するときシ-トに押し付けられるのと同じです。腕を前に出そうとすると重く感じます。発進する電車のなかで体を後の壁に押し付けられるのと同じです。自由を奪われています。ただ、車などの場合はこの加速はあっけなく終わってしまいます。エンジンの性能も道路事情も長時間の連続加速には対応出来ないのです。人間のやれることはたかが知れているのです。しかし地球の重力場はとてつもない加速装置です。四六時中朝から晩まで1秒間に9.8mづつ速度を増やして行きます。8.4秒で時速300キロの新幹線と同じ速度になります。さらに8.5時間後には光の速度と同じになります。このような過酷な加速度系の中で皆さんは堂々と生活しているのです。ものすごいことなのです。しかし押さえられっぱなしなので加速されているのと同じであることを忘れているのです。逆に安定して地上を歩いたりできるのは重力場のおかげです。それから瓶の底にある薬の錠剤を取り出すのに瓶をひっくり返しで簡単に取り出せるのも重力のおかげです。