原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

相対論の精神

2006-09-20 23:30:27 | Weblog
相対論の精神
何よりもまず必要なのは「なんのことを述べているのか」「その根拠はどんなことか」ということを掴むことが必要でしょう。まず何のことかというものですが、「この空間には、全宇宙にわたり基準となる座標軸は作れない」ということです。各人各人は宇宙の中心となり自分勝手に解釈してよいと言うことです。天道説で結構です。その代わり皆が同等であるのです。「人民は皆相対性のもとに平等である」のです。優劣はありません。その根拠は「任意の系から見て物理現象は同等に表現される」ということです。基本的なことは「2点間の時空間距離の方程式が、どの座標系からでも同じ式になる」ということです。その式は測地線の式と言われます。各人が同じ風景をみるので各人が相対的なのです。

相対論のあらまし

2006-09-20 22:29:23 | Weblog
相対論のあらましを知る
これは結構大変なことなのです。難しいという意味ではありません。すごいことだというのです。しかもそんなにややこしいことでもないのに。
そのためにはまずスペ-スシャトルが軌道を周回しているときは「加速度運動」をしているということを理解していただくことが必要です。これは円運動ですから加速度運動です。常に向きは変化していますから。つぎにその中の様子ですが、ここでは加速度状態であるにもかかわらず「慣性系」であるということに注目してください。中のものはふわふわと宙に浮いています。何にも力が働いていないので「慣性系」なのです。つまりシャトルの中は慣性系=加速系なのです。次に慣性系は相対的であるということです。これは多くの方が了解しておられることでしょう。以上をまとめますと「加速系は相対的である」ということになります。つまり「一般相対性」が重力場で確認できることになります。これまでの話がここ100年間で最も大切な話なのです。皆様は相対論の権威になれます。