着物好き院長のブログ

和装好きな私の日常と私図鑑

養蚕と絹織物の町だった各務原市

2023年01月22日 | 日記・エッセイ・コラム
先日、ケアマネジャーの仕事で各務原市役所へ行ってきました。

【各務原市役所】


2階フロアで業務を終え、帰りにギャラリーを確認します。

あっ、展示内容が更新されているよ⁉︎

【ギャラリー2階】

「えぎぬ解剖!」と称しての展示のようです。

【機織の写真】

その昔、我が町に機織が盛んな地域がありました。

【原糸(生糸)】

つまり絹糸ですね。
これを織って反物に…

【絵絹】

えぎぬ解剖!という題は、コレの事なんですね?

「絵絹」は平織と呼ばれる絹織物の一種で装束や御朱印軸、画材に使われるものとあり。

現在も規模は小さくなったものの絵絹の生産が続いるようです。

【親子松鶴の図】

画材として絵絹が使われたもの。

1階のギャラリーは「養蚕」関連の展示でした。

【蚕の模型写真】

※これは2階に展示

【蚕箔(さんばく)】

蚕を飼育するもの。

【桑切包丁】
蚕の餌の桑の葉を切るもの

【蔟(まぶし)】

この隙間で蚕が繭をつくります。

【蔟(まぶし)その②】

進化系の回転蔟で、枠の中で繭をつくります。

【毛羽取り機】

繭の毛羽を取る道具らしい…

興味深い展示内容に感銘を受けました。

ということで、各務原市役所のギャラリーで「絵絹」と「養蚕」について学んだ話でした。

コメント
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