さごトーク

日記程度にぼちぼちと

対象的な

2006-06-19 | つぶやき
午前の講義はまだ若そうな、経験も少なく感じられる
学者らしい雰囲気を持った講師であった。

筋肉に関しての生理を教科書通り(スライドそのまま)話し
抑揚もなく淡々とマイペースで進めて行き、最後は自分の
過去の論文を発表して終わり。

学会発表のような講義は中身があるようでいいが
聞いている方は(自分にとっては)全く話が入ってこない。
読んで済むようなものは聞く意味を持たない。
講師になるなら、もうちょっとがんばらないと。
最後に一方的に話してしまったとの弁があったが
次回はそれをもっと自覚して反映してほしい。
(2回目はなさそうだけど)

午後は反して熱く語る方であった。
スポーツトレーナーの実践的活動、というお題目だが
中身はトレーナー心得みたいなもの。

経験豊富で実地での活躍も多いらしい柔道整復師。
早口でまくし立てるように話すが、頭に残りやすい。

興味深い内容であったこともそうであるが
結局、立場(臨床に立つ)が似ていて共感を得やすい人間に
引き込まれているだけかもしれない。
あるいは憧れのような感情もある気もする。

間の取り方や、緩急をつけること
時には無駄話をして息を抜くなどの語り方は
日常でも応用が利く。

もっと上手く相手に伝わる技術がほしい。