中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

三歳児

2012-12-12 07:37:10 | 身辺雑記

 毎朝通っている整骨院のすぐそばに、保育園があります。尼僧が時々出入りしているのでカソリック系の保育園のようです。整骨院の処置が終わって出るのが10時半ごろで、幼児たちが園庭で遊んでいることが多いので、立ち止まって柵の外から見ています。二歳児や三歳児らしいのが多く、五頭身くらいのがちょこちょこと走り回ったり、滑り台で滑ったり、ジャングルジムをよじ登ったり、小さい車にまたがって走り回ったり、保母さんに高い高いをしてもらったり、元気一杯で、見ていて何とも無邪気で可愛くて飽きません。時々柵の近くに来る子に笑いかけると、笑い返す子もいたり、不思議そうにじっと見つめたり、表情がとても可愛くて心が和みます。 

 私の長男の上の娘は今年の春から幼稚園の先生になりました。三歳児19名のクラスのようで、可愛いけれどもとても疲れると言っていますが、整骨院の近くの保育園の子を見ていると、幼い子はとてもエネルギッシュで、そうだろうなと思います。家に帰っても夕食までの時間はぐったりして横になっているようです。 

 幼い子どもは可愛いものですが、とりわけ三歳児くらいになるといろいろ話ができるようになるし、知恵もついてきますから可愛さが増します。特にどの子も目が純真です。最近長男や次男の3歳くらいの時の様子を思い出すことが多くあります。例えば次男は妻に向かって「おかちゃま、ちゅき。おかちゃま、ちゅき。・・・・・うーん、ちゅきぃ」と言って妻の頬に強くキスしていました。これはツクツクホウシの鳴き声を真似したものですが、いかにもお母さんが大好きだという感じで微笑ましいものでした。妻がいたらそんなことを話し合って笑うのにと思います。そのように子ども達の幼い時のことを妻と話し合えないのは、とても寂しいものです。