キク科(Asteraceae); ブタクサ属(Ambrosia); オオブタクサ(A. trifida)
学名: Ambrosia trifida L.
和名: オオブタクサ(大豚草)
北アメリカ原産。1952年に日本に侵入した帰化植物で、北海道、本州、四国、九州に分布している(ウィキペディア参照)。6月中にはほとんど目に付かないのに7月頃から急速に成長を始め、8月から花が咲き始める。非常に成長が早く、あれよあれよという間に成長して至る所に群落をつくる。生育条件が良いと短期間の間に3mを超える程であり、凄まじいほどの成長力だ。葉は茎に対生し、形は掌状に3から5裂し、縁は鋸歯状、葉の表裏ともざらつく。茎の上部に雄頭花が長い花穂に総状につき、その下に雌頭花がつく。しかし、花が咲き始めるときは雌頭花はあまり目立たず、咲き終わって雄頭花が落ちてしまい花穂の軸だけになると、花穂の基部にある成長した果実ががやけに目に付く様になる。
ブタクサと共に花粉症の原因植物であり、日本国内ではスギ、ヒノキに次いで患者数が多いとされる。
名前の由来は英名のhogweedの直訳とのこと。ただし、英辞によればhogweedはブタクサ属だけではなく、ムカシヨモギ属(Heracleum)やハナウド属(Heracleum)などの固い毛で覆われた植物の総称であるとのことである。だとすれば、植物体表面のザラザラした毛の感じを豚の皮膚になぞらえたものなのだろうか。
7月末成長を始めたオオブタクサを見つけた。(花巻市日居城野、2013年7月31日)
8月中旬花穂が出始めた。(釜石市中妻、2013年8月13日)
花穂が伸びて花粉をまき散らし始めている。(釜石市中妻、2013年8月14日)
サイクリングロードの脇に生育したオオブタクサの群落。(花巻市若葉町、2013年8月17日)
10月になると雄花は落ちてしまい、花穂の基部にある果実が目に付く様になる。(釜石市鳥が沢、2013年10月1日)
木の様に大きく成長したオオブタクサ。(釜石市千鳥町甲子河原、2013年10月4日)
学名: Ambrosia trifida L.
和名: オオブタクサ(大豚草)
北アメリカ原産。1952年に日本に侵入した帰化植物で、北海道、本州、四国、九州に分布している(ウィキペディア参照)。6月中にはほとんど目に付かないのに7月頃から急速に成長を始め、8月から花が咲き始める。非常に成長が早く、あれよあれよという間に成長して至る所に群落をつくる。生育条件が良いと短期間の間に3mを超える程であり、凄まじいほどの成長力だ。葉は茎に対生し、形は掌状に3から5裂し、縁は鋸歯状、葉の表裏ともざらつく。茎の上部に雄頭花が長い花穂に総状につき、その下に雌頭花がつく。しかし、花が咲き始めるときは雌頭花はあまり目立たず、咲き終わって雄頭花が落ちてしまい花穂の軸だけになると、花穂の基部にある成長した果実ががやけに目に付く様になる。
ブタクサと共に花粉症の原因植物であり、日本国内ではスギ、ヒノキに次いで患者数が多いとされる。
名前の由来は英名のhogweedの直訳とのこと。ただし、英辞によればhogweedはブタクサ属だけではなく、ムカシヨモギ属(Heracleum)やハナウド属(Heracleum)などの固い毛で覆われた植物の総称であるとのことである。だとすれば、植物体表面のザラザラした毛の感じを豚の皮膚になぞらえたものなのだろうか。
7月末成長を始めたオオブタクサを見つけた。(花巻市日居城野、2013年7月31日)
8月中旬花穂が出始めた。(釜石市中妻、2013年8月13日)
花穂が伸びて花粉をまき散らし始めている。(釜石市中妻、2013年8月14日)
サイクリングロードの脇に生育したオオブタクサの群落。(花巻市若葉町、2013年8月17日)
10月になると雄花は落ちてしまい、花穂の基部にある果実が目に付く様になる。(釜石市鳥が沢、2013年10月1日)
木の様に大きく成長したオオブタクサ。(釜石市千鳥町甲子河原、2013年10月4日)