ウリ科(Cucurbitaceae); ツルレイシ属(Momordica); M. charantia; ツルレイシ(var. pavel)
学名: Momordica charantia var. pavel
和名: ツルレイシ(蔓茘枝)、ニガウリ、ゴーヤ
英名: Bitter melon
ゴーヤとかニガウリと呼ぶのが一般的だが、正式にはツルレイシと言うようだ。虫も付かず、瓜類では定番のうどんこ病にもならない。手間がかからすたくさん採れて家庭菜園にはうってつけの作物だ。
いままで日本では南九州以南で多く栽培されていたので、昔は東北地方では殆ど知られていなかったが、近年岩手でもよく見かけるようになった。原産地は熱帯アジアというが、実際に栽培してみると非常に作りやすい。キュウリが10月の末頃寒さでダメになっても、ツルレイシは頑張り続ける。非常に大きくなるので、1本でも十分な程たくさん採れる。
しかし、苗を選ぶときには注意が必要だ。一時はやった緑のカーテンブームのせいか、食用にならない品種が売られていることがある。産直などではそれがどのような品種なのかあまり説明が無い場合があるので、良く確認した方が良い。朕はそれでひどくがっかりしたことがある。せっかく植えたのに、なぜか葉っぱが通常より小さく実も5cm程しかないのだ。また、細長いものとずんぐりした品種があり、そこも確認した方が良いと思う。
料理しても非常においしくて使いやすい。定番はやはりゴーヤチャンプルーだが、他の野菜と混ぜてただ炒めただけでも十分においしい。たくさん採れて保存しておきたいときには佃煮がおすすめである。甘い中にもほろ苦さがあって、長期間楽しめる。
ツルレイシで面白いのは、収穫を忘れて放っておくと次第に皮が黄色くなり、ある日突然実がパクッと花が咲くように割れて、中から真っ赤な種が出てくることだ。こうなると苦みは薄くなり甘くなるというが、非常に柔らかくなるので食べる気はしない。
ツルレイシが繁茂してきた。(花巻市桜台、2016年8月25日)
ツルレイシの雄花。(同上、2016年8月26日)
同上。横から。(同上)
ツルレイシの雌花。(同上、2016年9月14日)
花が終わったばかりのツルレイシ(同上、2014年8月26日)
細長い品種が実った。(同上)
同上
ズングリ系の品種がたくさん実った。(同上、2016年9月14日)
実が熟して黄色になってきた。(同上、2016年9月16日)
実が熟して割れた。花が咲くようにお尻がパクッと割れて、中から赤い種がのぞいている。(同上、2016年10月6日)
学名: Momordica charantia var. pavel
和名: ツルレイシ(蔓茘枝)、ニガウリ、ゴーヤ
英名: Bitter melon
ゴーヤとかニガウリと呼ぶのが一般的だが、正式にはツルレイシと言うようだ。虫も付かず、瓜類では定番のうどんこ病にもならない。手間がかからすたくさん採れて家庭菜園にはうってつけの作物だ。
いままで日本では南九州以南で多く栽培されていたので、昔は東北地方では殆ど知られていなかったが、近年岩手でもよく見かけるようになった。原産地は熱帯アジアというが、実際に栽培してみると非常に作りやすい。キュウリが10月の末頃寒さでダメになっても、ツルレイシは頑張り続ける。非常に大きくなるので、1本でも十分な程たくさん採れる。
しかし、苗を選ぶときには注意が必要だ。一時はやった緑のカーテンブームのせいか、食用にならない品種が売られていることがある。産直などではそれがどのような品種なのかあまり説明が無い場合があるので、良く確認した方が良い。朕はそれでひどくがっかりしたことがある。せっかく植えたのに、なぜか葉っぱが通常より小さく実も5cm程しかないのだ。また、細長いものとずんぐりした品種があり、そこも確認した方が良いと思う。
料理しても非常においしくて使いやすい。定番はやはりゴーヤチャンプルーだが、他の野菜と混ぜてただ炒めただけでも十分においしい。たくさん採れて保存しておきたいときには佃煮がおすすめである。甘い中にもほろ苦さがあって、長期間楽しめる。
ツルレイシで面白いのは、収穫を忘れて放っておくと次第に皮が黄色くなり、ある日突然実がパクッと花が咲くように割れて、中から真っ赤な種が出てくることだ。こうなると苦みは薄くなり甘くなるというが、非常に柔らかくなるので食べる気はしない。
ツルレイシが繁茂してきた。(花巻市桜台、2016年8月25日)
ツルレイシの雄花。(同上、2016年8月26日)
同上。横から。(同上)
ツルレイシの雌花。(同上、2016年9月14日)
花が終わったばかりのツルレイシ(同上、2014年8月26日)
細長い品種が実った。(同上)
同上
ズングリ系の品種がたくさん実った。(同上、2016年9月14日)
実が熟して黄色になってきた。(同上、2016年9月16日)
実が熟して割れた。花が咲くようにお尻がパクッと割れて、中から赤い種がのぞいている。(同上、2016年10月6日)