やっぱり、気楽にいこう!

つれづれなるままに

集団的自衛権容認は戦争を抑止する

2014-07-02 12:48:08 | 政治
いわゆる左翼とされるような人たちが軍に対して抱く、もっとも間違った見解は、「軍隊というものは常に好戦的で、戦争をもとめている存在である」というものであろう。これはきわめて甚だしい誤解である。民主的な国家における軍は常に、戦争を回避するための存在にほかならないからである。

安倍政権が集団的自衛権の容認を閣議決定するにあたり、官邸周辺で大騒ぎした連中の行動原理も、「軍とは常に好戦的な存在である」という誤った認識をもとにしているのではないかと思われる。
であるからかれらはこれを容認すれば戦争になる、などというような惚れ惚れするほど間違った主張を掲げて騒ぐのであろう。だいたいもしも戦争になれば、前線に立って戦わねばならないのは自衛隊員なのである。彼らにも家族があるのだ。いったいだれが好き好んで自らの命をないがしろにするものか。

サヨクは軍隊に権限を与えれば与える程、外に向かって拡張して行くものだと考えている。自衛隊を人民解放軍のように、周辺民族を侵略し抑圧したり、自国民に銃砲を向けるような専制国の軍隊と同じように考えてもらっては困る。

自衛隊がなければ東日本や、阪神大震災のような大災害の救助、復興はありえない。いっぽうで中国の人民解放軍は、中国共産党を守るためならば、天安門事件の時のように、民主化を要求する無辜の民を平気で戦車で踏みつぶす。

前政権のときに、国会議員を多数引き連れて北京詣でをし、「人民解放軍の野戦司令官となる」などと、とんでもないことをのたまって顰蹙をかった政治家がいたが、隔世の感がある。安倍首相はよくやった。

田母神閣下がツイートでのたまわく、

日本のサヨクが言っていることは惚れ惚れするぐらい間違っています。集団的自衛権の行使はサヨクが反対しているので正しい政策なのです。また中国や韓国が反対する我が国の政策は基本的に正しいのです。中韓などが賛成するような政策も必ず間違っているのです。だから集団的自衛権の行使は正しい。

まったく惚れ惚れする程正しい見解である。

徴兵制?バカじゃないの?

2014-07-02 05:38:54 | 政治
「集団的自衛権を認めれば徴兵制になる」などという人々がいる。

個人的な意見として、現代の平和ボケした日本に兵役はあったほうが、いいとおもう。

しかし、ハイテク兵器を駆使した近代戦に一般市民から徴兵された素人は必要ない。邪魔になるだけである。ましてや自衛隊においてかれらを1から訓練するのはまったくもって時間の無駄。銃剣をもって肉弾突撃、などというのは大東亜戦争の時代のおはなしである。

「ゆえに集団的自衛権を認めれば徴兵制になる」などということは絶対ありえない。これは左翼のプロパガンダにすぎない。

「同様に集団的自衛権を認めれば戦争になる」などというのも、きわめて悪質なプロパガンダである。いったい今の日本にとって他国と戦争するメリットなどあるだろうか。

安倍政権が念頭に置いているのは、日本の周辺地域において、領土拡張の野心をあらわにしている中国から我が国を守るという「自衛権」の話であって、けっして「交戦権」のことではない。
朝日、毎日をはじめとする左翼(=親中)メディアは自衛権のことを交戦権のことにすり替えて連日報道しているが、日本国民はけっしてだまされてはならない。

もともと自衛権について、個別的、集団的と区別するのはおかしな話だと思うが、政府が集団的自衛権をみとめるということは、具体的にいうと日米軍事行動を連携させることをはっきりと認めることである。これにより日米同盟の絆はより深まる。安倍さんは、前政権がずたずたにした日米関係を見事に修復した。見事である。

中国は困るだろう。にもかかわらず中国の肩ばかりもつ朝日やら毎日はいったいどこの国のメディアだろう。

集団的自衛権論議は神学論争

2014-06-28 07:21:53 | 政治
「集団的自衛権」に関する論議がややこしくなっている。

公明党は、些細な文言にこだわったうえで、結局これを認める方向のようである。支持母体としても、党としてもこれに反対なのは明白なのであるが、結局は政権予党に残りたかったのだ。いままでさんざん渋ってきたのは、支持者たちに面目を保つためだ。

私が思うに自衛権を「個別的」と「集団的」に分離するからややこしくなるのだ。

たとえば日本が自衛権を発動せざるを得ないという事態に追い込まれた場合、これはきわめて緊急で、差し迫った事態だ。

最近では先月、東シナ海の公海上で自衛隊の偵察機が、中共軍の戦闘機に異常接近された事態である。青山繁晴さんによる情報によると、このとき中共軍の戦闘機は、自衛隊の飛行機に30~50メートル近くまで接近し、そればかりかアフターバーナーを点火して急上昇し、その後自衛隊機の後方にぴったりとついたという。これはもうほぼロックオンの状態である。驚愕すべき事態である。青山さんによれば当時偵察機に搭乗していた自衛隊員たちは撃墜されることを覚悟したという。これが事実ならば、ベトナム政府が、南シナ海において中国の船に攻撃された映像を公開したように、事実を公表してもらいたいものだ。公表しないのは国内の親中派の政治家に配慮したものか?

日本の周辺事態は尖閣諸島をも含め、既にこのような危機迫った状態にある。

中国機のこのような行動は威嚇にほかならないが、このとき自衛隊機が撃墜されずにすんだ理由の50%は日米同盟があったからだ。同様に戦後日本が戦渦に巻き込まれずにすんだのも、けっして憲法9条があったからではなく、日米同盟が抑止力となっていたからだ。

安倍政権が「集団的自衛権」容認を目論むのは、米国との同盟関係をより堅固なものにするためにほかならない。現在日本、ベトナム、フィリピン近海周辺を緊迫化している原因は、いうまでもなく中華人民共和国の存在である。

これに対処するために日米同盟は今以上に堅固たるものでなければならない。「集団的自衛権」容認は安倍政権によるアメリカへのメッセージといってもいい。

たとえば日米が、日本の避難民輸送のため合同で行動している時、外敵から攻撃を受けた場合(現在では考えにくいが)、あるいは受けつつある場合を想定する。

このとき米国の艦船が、敵にレーザー照射を受けたとする。日本の憲法のようなものに制約を受けない米国の軍艦は、自衛権を発動してこれに対してすぐ発砲するであろう。相手も即座にアメリカの艦船に反撃するに違いない。

このとき我が自衛隊は、黙ってみておっていいのかどうかということである。米国の艦船は日本の避難民を輸送するために動いてくれているのである。これはもう瞬時の事態である。もしも黙ってみていたとしたら、その時点で日米同盟は破綻するであろう。このとき少なくとも日本政府が集団的自衛権を認めるというお墨付きがあれば、現場の自衛官たちは心置きなく米軍の援護が出来るであろう。

本来ならばこのような場合、「自衛権」のみが発動されるべきで、集団的も、個別的もへったくれもないのではないか。

一方で集団的自衛権を認めれば、アメリカの対外戦争に駆り出されるという人たちがいる。これも左翼の常套句だ。集団的自衛権を認めただけで、日本は戦争をする国になる、などという理屈はまったくナンセンスな議論であり、左翼のプロパガンダだと一笑に付すべきである。

こうゆう意見を持っている人たちは、意識するしないに関わらず中華人民共和国の世界戦略に協力している人々であると理解すべきである。

セクハラヤジ騒動の真相

2014-06-27 08:21:57 | 社会
Facebookでとても説得力ある投稿を見つけたので紹介する。

【鈴木VS塩村 野次騒動まとめ】

・塩村と三谷の不倫関係は都議会では周知の事実。
・そんな不倫女が女性促進の提案とか爆笑レベルで鈴木がつい野次った。
・鈴木の野次は塩村と三谷の不倫を皮肉ったもので女性蔑視発言ではない。
・みんなが笑ったのは塩村の不倫をしってるから。(だから舛添も笑った)
・公の場で不倫を茶化されて気まずい塩村は嘘泣きを披露w
・それを売国マスゴミ群が女性蔑視問題に捻じ曲げて世界報道を開始w
・慰安婦問題で国や政府を叩けなくなったマスゴミが女性蔑視で国を叩くことを画策。
・塩村もそれに便乗すれば不倫話をもみ消せると判断し記者会見に望む。
・鈴木の弁解「早く結婚してほしいと思った」は「不倫はアカンやろ」のチクリ発言w
・「産めないのか?」発言に対して塩村がFBで「聞き間違いでした」とビビり出すw(←今ココ)

以上

要するに不倫を茶化されて腹を立てた塩村議員が、左翼メディアと結託して、鈴木章浩議員という保守政治家潰しと、反自民キャンペーンを目論んだというもの。

「結婚しないのか」というヤジは、当時議場にいたほとんどの議員が、塩村議員の不倫を茶化したものだとわかっていた。なぜなら都議会という閉塞した社会では、誰と誰が不倫しているらしい、というような下世話な話題は当然周知となるであろうからだ。

 塩村議員としても自らの不倫を茶化されたことはわかっており、そのヤジの主が鈴木議員であることは当初からわかっていた。塩村氏は、腹いせに不倫問題を女性蔑視問題にすり替えることを画策し、放送業界にコネのある彼女はこれをマスメディアに売り込んだ。

 左翼メディアはヤジの主が尖閣諸島に上陸した経験がある程の筋金入りの保守政治家である鈴木議員であることに着目し、塩村議員の提案に飛びついて結託した。

 しかしながらネットでは、塩村議員のいかがわしさが徐々に露呈し、「産めないのか」という発言があったことの確証がとれていないことなどから徐々に報道は及び腰になりつつある、という経緯。

 もしこのようなことが事実ならば、鈴木議員に謝罪し、議員を辞職するのは塩村氏の方だと思うのだが、どうだろうか。

セクハラヤジ 大騒ぎになってるが・・・

2014-06-24 06:05:46 | 動画
「塩村文夏 恋のから騒ぎ」で検索すると、いろいろ出てくる。

たとえばこれ↓
http://www.youtube.com/watch?v=lu-KTUC8Dns

番組上の演出はあると思うけど、不愉快で鼻持ちならん女だなーというのが第一印象ではなかろうか。

この番組の中では、明石屋さんまさんがこの人をいじり倒しているのだが、こっちの方がよほどセクハラにあたるのではないか。この人はさんまさんは訴えないのだろうか。それともバラエティならセクハラを許すのだろうか。泉谷しげるさんにいたっては塩村氏にたいして「おまえ詐欺師だなあ」と発言している。彼女はこれも許容してしまうのだろうか。

いったいどうしてこのように軽薄としか思えん女が都議会議員に当選してしまったのだろうか?実に不思議である。

番組の中で彼女は、過去の自分の軽薄なビデオを披露され、ハンカチで涙を拭うそぶりを見せるのだが、都議会において「結婚しないのか」とやじられた時の彼女の仕草とよく似ている。

一方で集中砲火を浴びている鈴木章浩議員のヤジについては、↓のブログ主さんが検証されているように、私にはどうしても「みんなが結婚すればいいじゃないか」というようにしか聞こえないのである。

のみならずNHKはじめ、民放各局こぞって鈴木議員の発言をセクハラと決めつけるような、編集による印象誘導の形跡が確認される。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5488.html

もしも鈴木議員が「みんなが結婚すればいいじゃないか」とやじったとしたならば、それは塩村氏を特定して誹謗中傷したとはとらえられない。ましてや「産めないのか」というヤジがあったとされるが、この件にかんする都議会のどのビデオを見ていても、鈴木議員が発言を否定する通り、確認はできていないのである。

これでは一連の騒動がメディアの反自民キャンペーンのための、ねつ造とされてもしかたないのではなかあろうか。

明日、ママがいない

2014-01-24 08:34:56 | Weblog
児童養護施設、里親制度に関わる人々や、このような施設の子供たちにたいする差別を助長しかねないとして、芦田愛菜主演のこのドラマが批判されている。

最近、テレビは真面目にみないが、もともとはテレビ中毒なので、いちおう各局のドラマ改変期には新作ドラマの初回は録画してチェックするようにしている。ほとんどのドラマは見るに耐えないので、初回で録画を中止してしまうのだが、はっきり言ってこのドラマは面白い。出色のできだと思う。

ちなみに最後まで録画して見たのは、思いつくままにいくつかあげると、放送時期は前後するが、『スペック』『闇金ウシジマ君』『書店員ミチルの身の上話』『ダンダリン』そしてやっぱり『半沢直樹』等々。

『明日、ママがいない』はたしかにセンセーショナルな表現が多いので、抗議する人の気持ちはわかるが、果たして日本テレビはこれに屈するのであろうか?「学会」だとか「同盟」のような圧力団体からの抗議であれば、メディアは容易に屈するであろうし、そのような団体を刺激しかねない作品ならば、最初から企画は却下されるであろう。

このドラマに抗議している人々や、団体は圧力団体とはおもえないので、第2作目はとりあえず放送はしたようである。圧力団体からの批判には、容易に屈するのに、そうでない一般人からの批判は黙殺するのがメディアの常套である。そうゆうテレビ局の姿勢に納得できない思いはあるが、残念ながらこのドラマは面白い。

このドラマの面白さの本質はある種『水戸黄門』や『半沢直樹』におけるそれと同質のものだと思われる。つまり虐げられたものが、最後には逆に相手をやっつけ、見返してやるというカタルシスの快感である。水戸黄門においては「葵の印籠」であり、半沢直樹においては「倍返し」である。
芦田愛菜などの子役の演技も、文句なく「ウマい」と思う。

このドラマが差別を助長するものであり、非道徳的であるかどうかはともかく、「孤児」という社会的弱者をテーマとしている点では、たとえばさきほど挙げた『闇金ウシジマ君』が同じく「不良債務者」という社会的弱者をテーマとしている点で似通っているが、表現の点では『闇金ウシジマ君』も相当センセーショナルな作品であったが、これが批判されなかったのは深夜枠に放送されたからであったろう。センセーショナルとは「人々の関心を強くひくようなさま」とあるが、はたしてセンセーショナルでない作品に人々は感情移入できるであろうか?

ともかく日本テレビの今後の対応が注目されるが、放送中止という事態になれば、テレビがまた一段とつまらなくなっていくだろうことは間違いない。

殿出馬 東京都知事選

2014-01-10 17:31:09 | 政治
細川護煕、この人、肥後の殿様の家系で、毛並みだけは素晴らしい。

昔、ニュースステーションの久米の絶賛もあって、日本新党を立ち上げたものの、結局小沢一郎の傀儡に成り下がった、鳩山由紀夫と同類の男。ある日小沢のいいなりで消費税を、「国民福祉税」とまやかして、突然真夜中に記者会見を開いて7%に上げようとして、国民とメディアの総スカンを喰い、さらに佐川急便の違法献金問題もあって、政権をおっ放り出した。ばかりか、殿様だけに欲はないのか、政界もついでに引退して、山の中で瀬戸物を作っていたような人。

東京でオリンピックが開かれることになったので、自己顕示欲がふつふつと頭をもたげてきたのか。

舛添にしても、メディアのネガティブキャンペーンで自民党が下野すると、まるでネズミが沈没する船から逃げていくように、党を出て行った人。

選挙に通りそうだという理由だけで、党を裏切った舛添を推薦した東京の自民党の掲示板には、案の定、轟々と非難の声があがっているのは当然である。私も自民党員としてこんな推薦絶対に納得できない。
https://www.tokyo-jimin.jp/bbs/forum.php?proc=ThreadList&pointer=0&log=present

この掲示板では田母神俊夫氏を支持する声が圧倒的である。

いうまでもなく、私も東京都知事には田母神氏がふさわしいと思うが、正直当選は難しいと思っていた。

しかし細川氏出馬で、ポピュリズム票を舛添氏と食い合い、田母神氏に風が吹く可能性が出てきた。細川氏の出馬は田母神さんにとって天佑となるかもしれない。きっと靖国の英霊も田母神さんに微笑むことであろう。

なんといっても田母神閣下は元空軍大将。「大将」という階級は、日教組の反軍教育を受けた日本人の想像以上に海外では尊敬の対象となる。まさに東京オリンピックの顔は田母神俊夫氏がふさわしい。2020年、東京の空にはぜひともブルーインパルスに舞って欲しいものだ。

朝日新聞に巣くう中共スパイ

2013-12-14 16:35:33 | 時事
朝日新聞のコラムニスト、陸忠偉なる人物が中共のスパイであることが明らかになった。

経緯は以下に詳しい
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/a60f11812c9f8a2ea75d452339c8dd35

上のサイトの情報によると、かれは中国の諜報機関である中共国家安全保安部に所属し、秘書がアメリカで逮捕されたことにより、スパイであることが明らかになったのであるという。

その経歴については朝日新聞のサイトにもきちんと記してある。

陸忠偉 中国・現代国際関係研究所長
53年生まれ。黒竜江大で日本語習得後、現代国際関係研究所に入り、北東アジア研究部長、副所長を経て99年から現職。日本のアジア経済研究所客員研究員も務めた。著書に「過渡期の東アジア」。
http://www.asahi.com/international/aan/report/report02_profile.html

朝日と中共の蜜月がいよいよ明白となった。

ところで1989年の天安門の中共軍による虐殺事件によって終焉した、中国の民主化運動のリーダーであり、現在アメリカ在住の陳破空というかたが著した『赤い中国消滅』という本を読んでいると、中国の人民解放軍の腐敗は私たちの想像以上であるようだ。

いわく中共軍への志願者は、大学や公務員試験に失格した非インテリがほとんどで、入隊するには面接官への賄賂が不可欠なのであるという。入隊しても昇進するためには上官へのおべっかやこれまた賄賂が必要で、軍の上層部は賄賂や副業で不正蓄財したり、愛人をもつこと等に執心する将官が数多く存在するのだという。
このような軍隊においては、将士官であろうが、兵であろうが、将来の戦闘において国家のために、あるいは党のために進んで死地に赴く、などという存在はまれであろう。

たとえ装備が優れていたとしても、これほどまでに腐敗し、軍律が乱れた軍隊が強かろうはずがないことは、まともなシナ人ならだれでもそうおもうであろう。

もし仮に尖閣諸島地域において、自衛隊と人民解放軍の局地的戦闘があれば、田母神元空将のいわれるように自衛隊は圧倒的な勝利をおさめるにちがいない。そのような事態となれば、シナ本土の反政府勢力は一斉蜂起し、一気に中国は崩壊の道を辿るであろう。

ゆえにかれらは日本が防諜を強化し、憲法改正し、自衛隊が普通の軍隊として機能することを何よりも恐れている。中共のスパイは日本国内の反日メディアに寄生して、世論を誘導し、日本が安全保障上、世界標準のまともな国にならないよう日々工作活動にいそしんでいるのである。

特定秘密保護法成立

2013-12-07 09:03:05 | 時事
これに反対している人々は、いったい法案の中身、概要だけでも理解しているのであろうか?

かくゆうわたしも全文を読んだ訳ではないが、私なりの理解では、「防衛、外交、スパイ行為、テロ活動に関する特定の国家機密を漏洩した公務員に罰則規定を設ける」というもので、池田信夫氏のブログによると、この法案の最大の目的は「中国や北朝鮮など隣国との緊張関係が高まっている状況の中で、米国との情報を共有し、同盟関係を強化する」ことであるという。

至極当然なことだと思う。

(一応全文は↓にあるよう・・)
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/himitsuhogo/zenbun.html

米国としては、「スパイ天国」ともいわれ、国家機密の漏洩に対してなんの罰則規定もない国に大事な情報を伝達するのは難しいであろう。
であるから、この法案によって取り扱われる「特定秘密」とは国家における最高機密であって、われわれ一般庶民には何の関わりもないものであり、関わったとしてもおそらくはとうてい理解不能なものであろう。

石原慎太郎氏は12月4日の国会における党首討論にて、

「特定秘密保護法に関して、被害妄想にかられてこれが通ると憲兵が徘徊し、国民を取り締まるような嫌な時代がやってくるという流言飛語が大新聞の一面に掲載されるような、(安倍)総理の御祖父の岸総理の時代の1960年の安保騒動に似たヒステリー現象が国会の周辺でもおこっております。これは時代に即応した非常に必要な法律だと私は思いますが、安倍さん、とにかくあなたの御祖父の岸さんにまねて毅然として対処して頂きたいと思っています。」
http://www.youtube.com/watch?v=TwIozsfLUe8

と述べたが、私も全く同感である。

香山リカという精神科医が「秘密保護法に反対してる人がみなキライだからきっと良い法律なんだろ、という意見をネットでよく見る。 反対を語れば語るほど逆効果になるくらい嫌われてるちゅうことを、私を含めたいわゆるリベラル派は考えてみなきゃ。 これじゃ反対会見開いてかえって法案成立に貢献しただけ、ってことになる」とツイートしてネットで話題になっているが、これは以外と的を得た意見ではないかと思う。

ちなみにこの法律に反対してそうなメディア、政党、団体はNHK、朝日新聞、毎日新聞、民主党、共産党、社民党、九条の会などなど。さらにはWikipediaからの情報であるが、反対デモには、なんと革命的共産主義者同盟、革マル派、中核派などの反社会的団体も参加しているそうな・・・

反対派は左翼の巣窟であることは間違いない。たぶん連中はこの法律が成立すると困ることがあるのだろう。一般の善良な国民たちが、連中によってくれぐれもミスリードされない様心から願っている。

心にしみいる東条大将の遺言

2013-05-13 07:30:36 | 歴史
開戦当時の責任者として敗戦のあとをみると、実に断腸の思いがする。

今回の刑死は、個人的には慰められておるが、国内的の自らの責任は、死をもって贖(あがな)えるものではない。
しかし国際的の犯罪としては、無罪を主張した。いまも同感である。

ただ力の前に屈服した。

自分としては国民に対する責任を負って、満足して刑場に行く。
ただこれにつき、同僚に責任を及ぼしたこと、また下級者にまでも刑が及んだことは実に残念である。
天皇陛下に対し、また国民に対しても申し訳ないことで、深く謝罪する。

元来、日本の軍隊は、陛下の仁慈の御志により行動すべきものであったが、一部過ち犯し、世界の誤解を受けたのは遺憾であった。

このたびの戦争に従軍して斃れた人、およびこれらの人々の遺家族に対しては、実に相済まぬと思っている。心から陳謝する。
 
今回の裁判の是非に関しては、もとより歴史の批判に待つ。
もしこれが永久平和のためということであったら、も少し大きな態度で事に臨まなければならぬのではないか。
この裁判は、結局は政治裁判に終わった。
勝者の裁判たる性質を脱却せぬ。
 
天皇陛下の御地位および陛下の御存在は、動かすべからざるものである。
天皇存在の形式については、あえて言わぬ。
存在そのものが絶対に必要なのである。

それは私だけでなく多くの者は同感と思う。
空間や地面のごとき大きな恩は、忘れられぬものである。

東亜の諸民族は今回のことを忘れて、将来相協力すべきものである。
東亜民族もまた他の民族と同様、この天地に生きる権利を有つべきものであって、その有色たることを、むしろ神の恵みとしている。

インドの判事には、尊敬の念を禁じ得ない。
これをもって東亜民族の誇りと感じた。
今回の戦争によりて東亜民族の生存の権利が了解せられ始めたのであったら、幸である。
列国も排他的の感情を忘れて、共栄の心持をもって進むべきである。

現在の日本の事実上の統治者である米国人に対して一言するが、どうか日本の米人に対する心持ちを離れしめざるように願いたい。
また、日本人が赤化しないように頼む。

東亜民族の誠意を認識して、これと協力して行くようにされなければならぬ。

実は東亜の多民族の協力を得ることができなかったことが、今回の敗戦の原因であると考えている。
今後、日本は米国の保護の下に生活していくのであらうが、極東の大勢はどうであらうか。

終戦後わずか3年にして、亜細亜大陸赤化の形勢は斯くの如くである。
今後のことを考えれば、実に憂慮にたえぬ。
もし日本が赤化の温床ともならば、危険この上ないではないか。

今、日本は米国よりの食糧の供給その他の援助につき感謝している。
しかし一般が、もし自己に直接なる生活の困難やインフレや、食糧の不足等が、米軍が日本に在るがためなりというような感想をもつようになったならば、それは危険である。

実際は、かかる宣伝をなしつつある者があるのである。
よって米軍が、日本人の心を失わぬよう希望する。

今次戦争の指導者たる米英側の指導者は、大きな失敗を犯した。

第一は、日本といふ赤化の防壁を破壊し去ったことである。
第二は、満州を赤化の根拠地たらしめた。
第三は、朝鮮を二分して東亜紛糾の因たらしめた。

米英の指導者は、これを救済する責任を負うて居る。
従ってトルーマン大統領が再選せられたことは、この点に関して有り難いと思ふ。

日本は米国の指導に基づき、武力を全面的に抛棄(ほうき)した。これは賢明であったと思う。
しかし、世界全国家が、全面的に武装を排除するならばよい。
然(しか)らざれば、盗人がばっこする形となる。泥棒がまだいるのに警察をやめるやうなものである。

私は、戦争を根絶するには欲心を取り払わねばならぬと思う。
現に世界各国は、いずれも自国の存在や自衛権の確保を主としている。これはお互いに欲心を抛棄(ほうき)して居らぬ証拠である。

国家から欲心を除くということは、不可能のことである。
されば世界より今後も戦争を除くということは不可能のことである。

これでは結局は人類の自滅に陥るのであるかも判らぬが、事実はこの通りである。それゆえ第3次世界大戦は避けることができない。

第3次世界大戦に於いて主なる立場に立つものは、米国およびソ連である。
日本とドイツというものが取り去られてしまった。

それがため米国とソ連というものが直接に接触することとなった。
米・ソ2国の思想上の相違はやむを得ぬ。
この見地からみても、第3次世界大戦は避けることはできぬ。

第3次世界大戦において極東、日本と支那と朝鮮が、その戦場となる。
この時にあって、米国は武力なき日本を守の策を立てなければならぬ。
これは当然米国の責任である。

日本を属領と考えるのであったならば、また何をかいわんや。
そうでなしとすれば、米国は何等かの考えがなければならぬ。

米国は、日本人8千万国民の生きて行ける道を考えてくれねばならない。
およそ生物として、自ら生きる生命は、神の恵みである。
産児制限の如きは神意に反するもので、行うべきでない。

なお言いたきことは、公・教職追放や戦犯容疑者の逮捕の件である。
いまは既に、戦後3年を経過しているのではないか。
従ってこれは速やかに止めてほしい。
日本国民が正業に安心して就くよう、米国は寛容な気持ちをもってもらいたい。

我々の処刑をもって一段落として、戦死病者、戦災死者、ソ連抑留者の遺家族を慰安すること。
戦死者、戦災死者の霊は、遺族の申出あらば、これを靖国神社に合祀せられたし。
出征地に在る戦死者の墓には保護を与えられたし。
従って遺族の希望申出あらば、これを内地へ返還されたし。
戦犯者の家族には保護を与えられたし。

青少年男女の教育は注意を要する。将来大事なことである。
近時、いかがわしき風潮あるは、占領軍の影響からきているものが少なくない。
この点については、我国の古来の美風を保つことが大切である。

今回の処刑を機として、敵・味方・中立国の国民罹災者の一大追悼慰安会を行われたし。
世界平和の精神的礎石としたいのである。

もちろん、日本軍人の一部の間に間違いを犯した者はあらう。
これらについては衷心謝罪する。

これと同時に無差別爆撃の投下による悲惨な結果については、米軍側も大いに同情し憐憫して悔悟あるべきである。

最後に、最後に軍事的問題について一言する。

我国従来の統帥権独立の思想は確かに間違っている。
あれでは陸海軍一本の行動は採れない。

兵役制については徴兵制によるか、傭兵制によるかは考えなければならない。
我が国民性に鑑みて、再建軍の際に考慮すべし。

再建軍隊の教育は、精神教育を採らなければならぬ。
忠君愛国を基礎としなければならぬが、責任観念のないことは淋しさを感じた。
この点については、大いに米国に学ぶべきである。

学校教育は従前の質朴剛健のみでは足らぬ。
人として完成を図る教育が大切だ。
いいかえれば宗教教育である。
欧米の風俗を知らすことも必要である。

俘虜のことについては、研究して、国際間の俘虜の観念を徹底せしめる必要がある。

 辞 世

我ゆくも
またこの土地に かへり来ん
国に酬ゆることの足らねば
k
さらばなり
苔の下にて われ待たん
大和島根に 花薫るとき

散る花も
落つる木の実も 心なき
さそうはただに 嵐のみかは

今ははや
心にかかる 雲もなし
心豊かに 西へぞ急ぐ