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Runrun日記

~ わがままを控えて一日全う、ひび楽し ~ 団塊世代の独り言
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最近読んだ本~剣の天地

2022年01月27日 | 本と雑誌
 最低気温:4.1℃ 最高気温:11.6℃ 

 今週は、野暮用が多くって、公園の散歩ができなかった。今日は久しぶりに公園散歩。二周二キロを、二本杖で45分で歩けました。左足が踊ります。左足の筋力がもう少しつけば、もう少しまともに歩けるようになるのだろうか。
 
池波正太郎作 『剣の天地』 新潮文庫

  若いころから、病気で引篭もっている時は、気楽に読める時代娯楽小説ばかり読んでいました。池波正太郎の小説は久しぶりです。

 以前、『村を助くは誰ぞ』という小説を読んだことがあります。尾張の織田と美濃の斎藤道三の勢力に挟まれた村々の土豪たちが、どちらにつくべきか右往左往する小説でした。今回の小説は、上州の城主たちが、関東管領の上杉謙信に付こうか、武田信玄や北条氏康の方に付こうか、選択を迫られます。
 上州・大胡城の城主で剣豪だった上泉伊勢守の話だった。関東管領・上杉謙信にくみする長野勢に仕えます。しかし頼みとする上杉謙信は、遠い越後。武田勢に寝返る城主たちもいて、ついには、長野勢の箕輪城は、武田方に落とされます。
 ここまでが、この小説の3/4程。戦国武将としての上泉伊勢守が描かれていた。ところ箕輪城が落ちると、無責任(?)にも隠居してしまい、剣をきわめる道を選びます。全国各地を回り、柳生の里で、柳生但馬守宗厳に自分の兵法、新陰流を伝授する。
 こんなあらすじだったけど。・・・・・いまいち・・

この小説のお気に入り度:★★★☆☆

今週のこと

2022年01月21日 | 脊髄不全麻痺
最低気温:-0.9℃ 最高気温:6.0℃ 
 

 今週は、コロナの感染者数が激増して、妻はスポーツクラブへ行かなくなりました。私も近くのクリニックでのリハビリ通院をキャンセルしてしまった。昨日は、F医科大学病院・整形外科での診察でした。これだけはキャンセルできません。薬を沢山もらって帰りました。

 自宅での巣ごもり生活ですが、公園での散歩が増えました。車で公園近くの路上まで連れて行ってもらって、公園園路を二本杖で歩きます。今日は、ランニング用の時計をもって、どれぐらいの速度で歩いているのか計ってみました。公園園路周回二周二キロを48分でした。健康の時の倍の時間が要していました。
 今日は風が強くて、冷たかった。私が二周歩く間に、妻は三周半ほど歩きました。池にはカモが一杯いましたが、私は歩くに必死で眺める余裕なし。

散歩道~体力なし

2022年01月16日 | 脊髄不全麻痺
最低気温:-1.4℃ 最高気温:10.4℃ 

 今朝は、朝のトレーニングの前半(立ち座り、体重の前後左右移動、廊下でのクロスウォーク 、玄関段差の上り下り)が終わった所で、妻が「公園へ行こうか?」と言った。 私には選択権はない(笑) これから廊下でのウォークを始めるところだったのだ!

 公園の散歩道。風もなく、暖かだった。
 二本杖をついての散歩です。妻は、今日も「関山の丘」へ誘います。上りは踏ん張っても下りは怖い。まるで障害物ウォーク。

 今日は公園の園路を二周約二キロを55分程で歩けました。
 二本杖のお陰で姿勢も幾分矯正されて、歩く速度も速くなっているようです。
 しかし、疲れました。家に戻ってからは、一時間ほど昼寝しました。
 しっかり歩いて、体力をつけていきたい。

 

飽いて来ました

2022年01月11日 | 脊髄不全麻痺
 最低気温:4.2℃ 最高気温:7.1℃ 

 毎日、ストレッチ、筋トレ、歩行練習の日々です。いい加減、飽きてきました。

 しかし、昨年の6月8日に背中の手術をした時には、全く立てなくなっていた。それから、立ち座りの練習、手すりにつかまっての歩行練習。9月末の退院時には、四つ足固定の歩行器で歩けた。10月末には四点杖での歩行練習を始めている。今は?
 歩行練習は、二本杖で。ちょっとした外出は、四点杖で。車椅子は、玄関内の駐車スペースに置かれっぱなし。家の中は、基本四点杖で歩くのだが、時々、どこに置いたか忘れてしまう・・・

 飽きたなんては言っていられない。毎日リハビリしないと、これ以上の進化はない。

 今日は、朝から冷たい雨が降っています。今日も、こんな生活、飽きた飽きたと思いながら、廊下を杖を突いて歩きました。朝夕30分ほど、ラジオやスマホに入れた音楽を聴きながら歩いています。さてさて、どこまで進化できるやら。妻が言うには、歩行練習をやめたなら、すぐに車椅子生活に戻ってしまう。

 午後、妻と一緒に雨の中喫茶店へ行きました。車を降りてお店まで、妻と腕を組んで相合傘で、四点杖で行きました。こんな事、元気な時は出来ません。してくれません。嬉しい。

最近読んだ本~幸せなひとりぼっち

2022年01月06日 | 本と雑誌
雪ちらつく 最低気温:1.9℃ 最高気温:6.0℃ 

 朝、定刻の6時10分に目覚ましが鳴りました。エアコンをつけて、暖まってから朝トレを始めよう。昔の職場の同僚と、山の宿に泊まったようです。Wさんが編み物をしていた。なんで? ふすまが開いて、妻がベットを覗き込みました。「体調悪いの?」 8時を回っていました。

 こんな夢を見る日は、身体中が強張って動きが悪い、慌ててハーフセットの朝トレ、ストレッチと筋トレをして起きだしました。(笑)

フレドリック・バックマン作 坂本あおい訳 『幸せなひとりぼっち』 早川書房

 タイトルから見て、鴨長明のようなおひとり様を楽しむ人の小説かと思って読みだした。全く違った(笑)
 半年前に妻ソーニャを亡くした59歳のオーヴェは、月曜日に早期退職を言い渡され、火曜日には妻の所に行くことばかり考えていました。ところが、首つりに使ったロープは切れてしまい、ガレージの車の中で排気ガスで死のうとすると、向えの家のうすのろ青年が梯子から落ちたとかで、病院へ連れて行っていくように頼まれました。列車に飛び込もうと思うと、プラットホームにいた別の人が、線路に落ちてしまい助けるはめになる。死のうにも死ねないオーヴェ。これはコメディか?
 うすのろ青年の、妊婦の妻パルヴァネが、オーヴェの願望に気づいたようで、さりげなく邪魔だてしてくる・・・? 野良猫を押し付けられる。

 妻を愛した、頑固なアナグロ人間と、その近隣の人たちの話だった。
 スエーデンの小説だが、なんだか日本的。最後は不覚にも涙を誘われる感動小説。

この小説のお気に入り度:★★★★☆