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Runrun日記

~ わがままを控えて一日全う、ひび楽し ~ 団塊世代の独り言
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ケーブルTVからひかりTVへ

2023年08月30日 | 散歩道
 最低気温:26.1℃ 最高気温:32.0℃

 昨日の朝、散歩に出かけようとすると、妻が玄関先までついてきて、後姿を撮ってくれました。それをLINEで、息子家族や私の姉妹に送った。「今朝も散歩、好調」のメッセージと共に。

 そんなに好調じゃないんだよ。猛暑がおさまりません。最近、ケーブルTVからひかりTVへ切り替えたので、昨日は露出した同軸ケーブルの配線をモールに収めて整理した。久しぶりの作業をしたら汗まみれとなって、熱中症気味になってしまった。
 あまりに暑い夏は、堪えます。

 ケーブルTVからひかりTVへ切り替えた理由は・・。
 長年、インタネット・固定電話は、フレッツ光を利用していました。テレビはフレッツ光を導入する以前からケーブルTV。ケーブルTVの契約は地デジだけでだったので割安でした。ところがケーブルTV会社から、利用料金値上げの案内が来ました。これだとフレッツのひかりTVにした方が安くなる。ケーブルTV会社は、以前から自社のひかりTVへの変更を勧奨しており、老朽化した同軸ケーブルの保守の事を考えると、勧奨に応じない加入者は、追い出したかったのですかね。

 フレッツのルーターとなる装置の前に、フレッツTVのアンテナとなる装置が付きました。そこから既存のTV配線に同軸ケーブルで振り替えてくれました。この暑いのに二階の天井裏迄潜ってくれて有難う。この時季、我が家の天井裏は、灼熱地獄の筈

 BSテレビも、ベランダのBSアンテナからフレッツTVに切り替わったので、雨降りでも画面が乱れることはなさそうです。

藪医ふらここ堂

2023年08月24日 | 本と雑誌
 最低気温:24.5℃ 最高気温:27.5℃

 先々日、76歳の誕生日を迎えました。妻はいつものように、私好物の妻特製のカレーライスとコップ一杯のビールで祝ってくれました。ここ迄生きて来られたのは、妻のおかげです。感謝!

 昨日は朝から酷い雷が鳴って、怖かった~ぁ
 今日は、少し雷が鳴って、一日雨です。
 少しずつ、涼しくなれば良いけれど・・・・

 朝井まかてさんの小説を、デビュー作から順に読んでいます。
 今回は、2015年発表のこれ。

朝井まかて 著作『藪医ふらここ堂』講談社文庫

 江戸は神田三河町の小児科医・天野三哲は「面倒臭ぇ」が口癖。朝寝坊はする、患者は待たせる。面倒になると逃げだす。庭に大きな山桃の木があり、その枝に吊るしたぶらんこ。子供たちが遊んでいる。それで、付いた綽名が「藪のふらここ堂」
 一人娘のおゆんから見た三哲の事、弟子や近隣の人たちの事が、面白おかしく描かれていました。(笑)

 天野三哲こと篠崎三哲長瑞は、実在の人だったのだろうか。Webで検索したら”宝暦9年(1759)に将軍家重に拝謁(御目見)し、同11年に西丸奥医師を拝命”とあった。藪医者ぶっているが、本当は名医だったりして…? 三哲も可笑しいが、登場人物たちもみな可笑しい。
 子供を治療する場面、近隣のおばさんたちのドタバタ、若者たちの恋。江戸下町の人情物語。

 父親が藪医者だと信じて疑わない娘のおゆんは、三哲を迎える籠が城からくると、「嘘お、もう勘弁してよ」と言って、ふららこから飛び降りる。
 
 面白かった。

この本のお気に入り度:★★★★☆

御松茸騒動

2023年08月17日 | 本と雑誌
 最低気温:26.5℃ 最高気温:33.9℃

 台風七号は、ひょっとしたら直撃かと思ったが、名古屋を外して抜けてくれた。
 それでも、台風の日は、雨戸を締め切って籠っていました。
 散歩にも行かず籠っていると、体幹グラグラになる(トホホ)
 昨日は、運動型デイサービスで少し運動。今朝は、久しぶりに朝散歩に出かけました。
 早く、普通に散歩出来る日々になれば良い。

 朝井まかてさんの小説を、デビュー作から順に読んでいます。
 六作目が恋歌(2013年発表)直木賞受賞作。七作目が阿蘭陀西鶴(2014年発表)
 これらは以前に読んでいる。いずれも素晴らしかった!!!
 八作目は、2014年発表のこれ。

朝井まかて 著作『御松茸騒動』徳間文庫

 読み始めて、これは何だと思った
 朝井まかてさんは、恋歌や阿蘭陀西鶴で精力を使い果たしてしまったのか?

 主人公、榊原小四郎は、利発とか言われ慢心して鼻持ちならない奴なんだ。父親が亡くなって尾張藩の上屋敷で用人手代見習いとして働いているが、他の人と馴染まず上役を馬鹿にしている。

 次に登場するのが、亡き父の友人だ。「三べい」と呼ばれる勘兵衛・藤兵衛・伝兵衛。何かというと小四郎の元に現れて、鼻っ柱の強い小四郎の足を引っ張る。
 小四郎は、上役に嫌われてか、三べいに足を引っ張らてか、御松茸同心に左遷され、尾張に赴任。

 この辺の、バタバタを読んでいると、これはまかてさんの小説ではないだろうと思ってしまった。 御松茸同心の仕事を始めてもこのバタバタは続きます。自分は優秀なのだからこのままでは終わらない、気ばかり先走って空回り。周りも何かおかしい。

 御松茸は、尾張の特産として毎年幕府やその他に献上していた。しかし足りない分は商人から買って数合わせをしていた。産地偽造? 御松茸同心の仕事は、毎年秋の御松茸の収穫量を増やす事と思った。しかし周りの人たちはそれに熱心ではないし・・

 まかてさんの小説といえば、植物に関するお仕事時代劇。しだいにまかてさんのペースにはまって行きます。

 三年以内に成果を上げるつもりが五年経ち・・。やっと道筋が見えてくる。村人の協力も得られるようになり、十年目。小四郎の上役たちは、松茸商人達から贈賄を受けていたり。

 松茸の話、松の話。山の話。どうしたら松茸の収穫量を増やすことが出来るか。まかてさんの小説は面白い。なるほどと思わせる。尾張宗春の治世の話。幕府隠密の話。盛り沢山だねえ。
 小四郎も、ずいぶん丸くなって行く。

この本のお気に入り度:★★★★☆

ぬけまいる

2023年08月13日 | 本と雑誌
最低気温:28.4℃ 最高気温:38.9℃

 相変わらず、熱帯夜、猛暑日が続きます、
 昨日は、早く起きて墓参りに行って来ました。
 朝食は、コメダでモーニング。腹ふくれん
 散歩行けず 自宅で本を 読むばかり
 台風7号の動きが心配です。

 朝井まかてさんの小説を、デビュー作から順に読んでいます。
 五作目は、2012年発表のこれ。

朝井まかて 著作『ぬけまいる』講談社文庫

 弘化二(1845)年木の芽どき。鬱々とした三十路前の江戸の女三人が抜け詣り。抜け詣りとは柄杓一つ手に持って、いきなり姿をくらまして伊勢詣りに行ってしまう事だそうな。

 そうそう、NHKのテレビドラマでやっていました。お以乃(ともさかりえ)、お志花(佐藤江梨子)、お蝶(田中麗奈)、三人合わせて猪鹿蝶(いの・しか・ちょう)

 朝井まかてさん、ここでも一皮めくれましたね。
 痛快時代娯楽小説になっています。

 旅の娘たち(おしゃま連)に追剝まがいの事をされたり、仕返しをしたり。箱根の関所は、清水長五郎の力を借りて抜けます。そうそう、植物の事も忘れていません。黒い朝顔を育種しようとする男を助けたり。伊勢では、賭場でかけ勝負
 旅という人生の縮図の中で、自分の居場所を探したり、諦めきれない夢を追ったり、忘れられない恋に身を焦がしたり…。主人公たちは、江戸時代の女性なのですが、現代に置き換えても、そんな鬱々とした事ありますね。

 テレビドラマと、この原作とは、若干違っていましたね。
 しかし楽しい、まかて版東海道中膝栗毛!

この本のお気に入り度:★★★★☆

久しぶりに朝散歩

2023年08月08日 | 散歩道
最低気温:26.9℃ 最高気温:36.7℃

 昨日は、十数日ぶりに猛暑日でなかったそうな。それで、朝散歩に行けるかな?
 今日は、二週間ぶりに公園を朝散歩しました。玄関のドアを開けると、熱風で家の中に押し戻されそう(笑い)日陰を拾いながら歩きました。

 公園を一周。中程の日陰のベンチで一休み。水分補給をします。
 こんな猛暑の日でも、公園ではジョギングをしている人が居ます。そう、十年前の私は、せっせとジョギングをしていた。十年前の私のブログ

 朝散歩の後は、シャワーを浴びて、ソファーの上でテレビを見て、アイスクリーム!
 さらに十年後はどんな生活をしている? 生きている?