東京の原宿のはずれにある原宿団地。
この団地のなんといっても極めつけは窓外の風景です。
昨日アップした放射状の棟は中庭に面しているので、
窓外は中庭に所狭しと植え込まれた桜をみることになりますが、
奥の2棟の窓外は画像のような光景が広がっています。
右側の棟が案内板ではNo.3とNo.4と書かれながら、
じつは1棟の建物、そして左側が唯一廃墟となっている棟です。
全室オーシャンビューならぬセメタリービューです。
更に昨日の記事にアップした都営原宿アパートも、
直ぐ隣が共同墓地です。
普段の生活にこのあたりがあまりにもかけ離れているので、
ここを通るたびにいつも衝撃を受けます。
この先の光景を象徴しているのか
かろうじての生と川向こうの対比なのか
墓地は日陰で、団地は夕暮れなのでこのあと日が翳り全てが闇になる予感がします
ここはGG-1さんも行かれるとおわかりになると思いますが、
そんなにエントロピーもカオスもなく、
以外と明るい感じのあっけらかんとした場所なんです。
もし全てが闇になる予感を感じて頂けるなら、
所謂<加工>のせい(おかげ)だと思いますが、
廃景のところでお話させて頂いたことを、
いろいろ思い出します。
青山北町アパートはじっくり撮りましたが、原宿団地は「立ち入り禁止」にビビッて敷地外からちょっと撮っただけでした。
もう薄暗くなってたし、青山北町で満足しちゃったせいかも。
あっちは同じ都営のせいか角筈と似てますよね。
原宿団地に限らず、北町アパートも立入禁止ではなかったですか?
基本的に全ての団地は住人や関係者以外立入禁止ですよね。
北町団地は規模も大きいし活気もあって、
更に角筈っぽい建物もあれば、それより新しい感じののもあって、
けっこう時間の積み重ねを感じます。
戸山アパート程ではないですが、やはり広大な敷地内には植物が多く、
あの辺を通る時はついつい中抜けしてしまいます。
どうも港区、渋谷区南部などハイソな地域では特にそういうことに厳しいような気がして…。
まだまだ普段のウチの周りのような感覚では歩けません。そのうち慣れると思いますが。
逆に、青山北町はあの地にありながら、そういうことを感じさせない雰囲気でした。
原宿団地はかつての公団、北町は都営なので、
その辺の違いもあるんでしょうか?
北町に限らず、霞ヶ丘とかも、気さくな雰囲気ですよね。
子供を自由に走らせていたり、近くの公園で
読書をしている人もいました。
そして若い女性2人が昔の団地という雰囲気が
そのまま残っているね、と言っていたのが
印象的でした。
そういえば昔は魚屋、八百屋が路上に店を出していたのですが今はどうなっているのでしょう。
またリフォームしている箇所もあり、建て替えも検討されていると聞いていますがどうなるのか
気がかりです。
懐かしい団地の光景がそのまま残っている場所だと思います。
この青山のど真ん中ってのが、凄いっすね。
魚屋や八百屋の露店は私も覚えていますが、
最近めっきり界隈へ行ってないので、
今はわかりません。
今度通ったら報告しますね。