第二の軍艦島といわれる、
軍艦島と同じ長崎市にある炭鉱跡<池島>の全貌をまとめた、
『池島全景 離島の《異空間》』(三才ブックス)の発売記念として、
書籍に収録できなかった池島を、シリーズでお送りしたいと思います。
取材で通った約12年の間に、池島がどう変わったか。
最初は、港の桟橋にあった資材クレーンです。
![池島炭鉱の港にある資材用クレーン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/0c/2c61cacb18f4cd0f77955969490bac1b.jpg?random=b65c9093ac3752774b8bf6031f06adf6)
画像は2005年(平成17)の様子。
この画像は『池島全景』にも収録しましたが、
2009年(平成21)まで、池島港の海寄りの桟橋には、
大きなクレーンが2基設置されていました。
大型フェリー「かしま」号の最上階デッキからの撮影して、
操縦室と同じ目線なので、
かなり大きな施設だったことがわかります。
![池島炭鉱の港にある資材用クレーン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ba/0bda6b48932e89033569e1e9c74756ac.jpg?random=3275da808ec395c06aeefaa089f948d6)
画像は2010年(平成22)の様子。
2009年(平成21)に1号機が撤去され、
その後の数年、2号機だけの時代がありました。
といってもすでに2005年の時点で使用していなかったので、
おそらく撤去費用の問題から、
1基ずつ解体していったのでしょう。
![池島炭鉱の港にある資材用クレーン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ad/4fc4367c26675ae120b3ca48f7078fb4.jpg?random=523c5ca9e536a31732b4d81a6c26550d)
画像は2013年(平成25)の様子ですが、
2012年に訪れた時はすでに無かったので、
2号機も2011年頃に解体されたのだと思います。
かつてはクレーンの基礎の左側に軌道が敷かれ、
画像中段右寄りに写るグレーの扉の場所から、
各種資材が鉱業所へ運び込まれていました。
ちなみに奥に写る恐竜の様な重機が、
でき上がった石炭を船積コンベアへ搬送するジブローダー。
この年の台風で、操縦室が傾いてしまいました。
![池島炭鉱の港にある資材用クレーン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/71/789ddc57289d6451a5dd9eadbff80dd6.jpg?random=541ec90673bd70997aa2d88c879d9db3)
画像は2015年の様子。
クレーンの基礎だったコンクリートの土台の壁面に、
事務所との通信用の内線電話が残っているばかりです。
石炭を船積みするシップローダーは、
2017年の現在でも、かろうじて残っていますが、
資材用の巨大クレーンもまた離島炭鉱になくてはならない施設。
それほど老朽化しているようにも見えなかったので、
撤去されてしまったのは残念です。
■
“第二の軍艦島”といわれる、九州最後の炭鉱のあった池島の全貌を、
12年以上の取材と400枚超の写真で紹介する国内初の池島本。
『池島全景 離島の《異空間》』絶賛発売中!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/17/b5f2dfd4486dd97da93e77f1cc1c63dc.jpg?random=97e4bafc49f0dbeb7aee7a8195a969ff)
軍艦島と同じ長崎市にある炭鉱跡<池島>の全貌をまとめた、
『池島全景 離島の《異空間》』(三才ブックス)の発売記念として、
書籍に収録できなかった池島を、シリーズでお送りしたいと思います。
取材で通った約12年の間に、池島がどう変わったか。
最初は、港の桟橋にあった資材クレーンです。
![池島炭鉱の港にある資材用クレーン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/0c/2c61cacb18f4cd0f77955969490bac1b.jpg?random=b65c9093ac3752774b8bf6031f06adf6)
画像は2005年(平成17)の様子。
この画像は『池島全景』にも収録しましたが、
2009年(平成21)まで、池島港の海寄りの桟橋には、
大きなクレーンが2基設置されていました。
大型フェリー「かしま」号の最上階デッキからの撮影して、
操縦室と同じ目線なので、
かなり大きな施設だったことがわかります。
![池島炭鉱の港にある資材用クレーン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ba/0bda6b48932e89033569e1e9c74756ac.jpg?random=3275da808ec395c06aeefaa089f948d6)
画像は2010年(平成22)の様子。
2009年(平成21)に1号機が撤去され、
その後の数年、2号機だけの時代がありました。
といってもすでに2005年の時点で使用していなかったので、
おそらく撤去費用の問題から、
1基ずつ解体していったのでしょう。
![池島炭鉱の港にある資材用クレーン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ad/4fc4367c26675ae120b3ca48f7078fb4.jpg?random=523c5ca9e536a31732b4d81a6c26550d)
画像は2013年(平成25)の様子ですが、
2012年に訪れた時はすでに無かったので、
2号機も2011年頃に解体されたのだと思います。
かつてはクレーンの基礎の左側に軌道が敷かれ、
画像中段右寄りに写るグレーの扉の場所から、
各種資材が鉱業所へ運び込まれていました。
ちなみに奥に写る恐竜の様な重機が、
でき上がった石炭を船積コンベアへ搬送するジブローダー。
この年の台風で、操縦室が傾いてしまいました。
![池島炭鉱の港にある資材用クレーン](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/71/789ddc57289d6451a5dd9eadbff80dd6.jpg?random=541ec90673bd70997aa2d88c879d9db3)
画像は2015年の様子。
クレーンの基礎だったコンクリートの土台の壁面に、
事務所との通信用の内線電話が残っているばかりです。
石炭を船積みするシップローダーは、
2017年の現在でも、かろうじて残っていますが、
資材用の巨大クレーンもまた離島炭鉱になくてはならない施設。
それほど老朽化しているようにも見えなかったので、
撤去されてしまったのは残念です。
■
“第二の軍艦島”といわれる、九州最後の炭鉱のあった池島の全貌を、
12年以上の取材と400枚超の写真で紹介する国内初の池島本。
『池島全景 離島の《異空間》』絶賛発売中!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/17/b5f2dfd4486dd97da93e77f1cc1c63dc.jpg?random=97e4bafc49f0dbeb7aee7a8195a969ff)
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