黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー 3月催行リポ(前編)

2018-04-01 03:47:02 | 池島炭鉱


前回の投稿でお知らせした『軍艦島周遊と池島炭鉱ワンデイツアー』
3月分を無事催行しました。

と言っても、初日の3/21はあいにくの悪天候で3/24へ延期。
このへんが船でのツアーの難しいところですね。







初日の3/22は前日の風が残り、
午前中はかなり船が揺れて、軍艦島の撮影にもひと苦労でした。
それしても軍艦島の外観は、いつみても圧巻。
続く3/23と3/24は好天となり、
快適な船旅となったのでホットしています。







昨年、試験的に行った時より出航を1時間早め、
10:30頃には池島へ到着です。
そして午前中は、ガイド付での散策。
池島港から昼食会場の「かあちゃんの店」まで約1時間半、
島の主要な見学ポイントを巡ります。

まずは、もともと池だった池島港の話から。
島内では、元島民だった森山ガイドが大活躍です。







港を出発して発電所などを見ながら、
やがて歓楽街のあった郷地区へ。

アップダウンの激しい島内で歩きやすいように、
ツアーでは、身長に合わせて伸縮できるステッキポールを用意しています。







かつての歓楽街を見学するお客さま方。
最初に池島を訪れた15年前は、しっかり残っていたスナック街も、
現在ではかなり崩壊が進んでいます。







歓楽街から炭鉱アパートエリアへ移動。
かつての炭鉱風呂や初期に建設されたアパート群、
そして独身寮など、池島の生活の中心地を見学します。







午前中のガイド付散策の最後は、
炭鉱のシンボル「立坑櫓」が見える展望台で最後の話。
森山ガイドは島内のいろいろな施設でお仕事をされていたので、
いずれも貴重な話ばかりです。







お昼ご飯は、かつて独身寮で賄いを作っていた、
かあちゃんこと脇山さんの「かあちゃんの店」で。
早朝からの船旅と島内の散策で、
みなさんお腹がすかれたことでしょう。
もくもくと召し上がっています。







献立は、単身者に一番人気だった鳥の唐揚げ、
かあちゃんの店での人気メニューの皿うどん、
そして池島で採れたツワブキの甘辛煮浸し。
このツアー用にかあちゃんが作ってくれる、
オリジナルメニューの「池島定食」です。



4月以降の日程はこちら。

4月20日(金)21(土)22(日)
5月19日(土)20(日)21(月)
7月27日(金)30(月) 
8月23日(木)25(土)27(月)
9月22日(土)23(日)24(月) 

お申し込みははこちらから↓

軍艦島コンシェルジュ『軍艦島周遊&池島炭鉱ワンデイツアー』


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