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漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

凍えた心が愛に溶けてゆく花の咲く季節がもどってくる 新二年 小野寺

2025-04-08 23:21:00 | 長めの日記
こんにちは。

江口向介に紹介されました、新二年漕手の小野寺晴人です。

最近は彼のギターの教師をつとめています。
私の手の甲にマイクロチップが入るのはまだ先のことです。

小野寺晴人です。

今回の日記のタイトル、「凍えた心が愛に溶けてゆく花の咲く季節が戻ってくる」
これはアーティスト藤井風さんの曲、「優しさ」の歌詞の一部です。

長い冬季期間の練習が終わり、ここ戸田ボートコースでも、桜は蕾となり花を咲かせ、日差しは春の暖かさを帯びるようになりました。

そしてシーズン最初の大会、「お花見レガッタ」が開催され、新入生への勧誘期間が始まり、今年の日立明三大学レガッタが終わりました。

今回はそんな春の訪れとともに以上の3つのことについて書こうと思います。


1.お花見レガッタ
去る3月29,30日、戸田ボートコースにおいて「第73回お花見レガッタ」が開催されました。雨が降る場面もありましたが、名前に相応しくコース沿いには桜が咲いていました。
私は新二年東とともにダブルスカルで出漕しました。1000mレースということもあり、スタート練習やハイレートメニューを増やし、工夫して練習したのですが、大会では思うような良い結果が出せませんでした。
本番でも練習通りの漕ぎができたと思いますが、それでも他クルーとの差が大きく、実力の不足を感じました。冬トレで乗艇技術や持久力の向上ができたと思っていたものの、結果を出すことは簡単なことではないと実感しました。
次の大会に向けてもっと普段の練習を頑張ろうと思いました。

2.新歓(新入生の勧誘)活動
春は出会いと別れの季節、今年も多くの学生さんが立教大学に合格されました。
このたびご入学された学生さん、親御さんにお祝い申し上げます。
私たち立教ボート部は半数近くが大学までボート未経験者で構成されています。そのため新たにボート部に入ってくれる仲間を探す新歓活動は部にとって非常に重要です。
新歓活動は新入生にボート部に入ってもらうということだけでなく、自分たちのボート部はどんなチームなのか、どんな良いところがあるのかを改めて考える大切な機会だと思います。
実際新入生にボート部のことを話す時、自分たちのボート部、その良さのことを理解していないと話せないし、体験に来てくれた新入生から、外からみたボート部の知らなかった魅力を知ることがあります。
「未経験から日本一」これは立教ボート部とって重要なモットーであると思います。
私がこのボート部に入るという挑戦が出来たのもこのおかげであるし、未経験選手がいることがチームを強くする要素でもあると思います。
立教ボート部にはたくさんの個性豊かな人がいます。漕手、cox、トレーナー、マネージャー、ボート歴8年を越える人、大学から始めた人、いつも元気でやんちゃな人、落ち着いて物静かな人、そういった多様な仲間たちが互いの弱さを補い合える環境だと思います。
だからこそ今年もいろんな新入生に入部して欲しいし、そういった仲間たちと同じボート部として目標に向かってゆけたら良いと思います。
新入生のみなさん、私たちはあなたの入部を待っています。

3.日立明三大学レガッタ
去る4月6日には日立明三大学レガッタが開催されました。
日立明三大学レガッタは今回で第69回を数える歴史ある対校戦です。お花見レガッタから花弁散らず、満開の桜の下での試合でした。
結果としては同期の稲庭も出漕していた男子舵手付きフォアが38年ぶりに2位でゴールしました。
私は岸から応援していたのですが同じ大学からボートを始めた稲庭が立教を代表して漕いでいるのを見て、自分も早く成長して試合に出てやろうと思いました。
およそ一年前も私は同じ場所から応援をしていました。その日もたくさんの応援団の方々と親御さん方がお越しくださり、立教に大きな声援が向けられていたのを覚えています。そこで私は立教はたくさんの人に応援されているチームだと感じ、また自分も選手となって誰かに応援されるような人になりたいと思いました。試合後の納会では令和6年卒丹羽健太さん、髙橋杏果さんの競技への熱い気持ちを聞きました。そんな日立明三大学レガッタは私の入部の大きな後押し出会ったと思います。
まもなく入部から1年、環境の変化や慣れは生まれて行っても、初志貫徹、不動心、継続を常に頭に入れて、なりたい自分や目標に向けて頑張ろうと改めて思いました。

春は出会いと別れの季節です。これまでの親しい仲間と別れ、新しい人と出会う時、それは自分はどんな人間であるのか、これからどうなって行きたいのかを真剣に考える時期だと思います。

私にとってボート部入部は大きくて、挑戦的な選択でした。それでも今私は勇気を出して入ったことを良かったと思っているし、またこれからもそう思って行けるように頑張ろうと思います。

改めてこの春入学された新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
もしボート部の体験に来ていて入部を迷っているようでしたら、勇気を出して私たちの仲間になって欲しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

また、江口の日記投稿から大幅に投稿が遅れてしまい申し訳ありませんでした。

次回は日立明でバウで力漕を見せた新二年北村海渡です。

令和七年四月九日
新二年小野寺晴人

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