漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

7月17日 4年丸山

2014-07-17 20:17:52 | 日記
こんばんは。
4年漕手の丸山です。

私は今、スマホでこの日記を書きながらパソコンとにらめっこしています。
私は異文化コミュニケーション学部に所属しています。私の学部は卒業論文を書くことが卒業要件になるのですが、構想が一向に思いつかず、最後のゼミの授業に間に合わず、ついにゼミの先生に怒られてしまいました。
また、CSという言語科目の履修手続きをしっかりと踏まず、またもや先生に怒られてしまいました。

思えば1年生の頃は、学部の必修単位だけで19単位以上あるような中で練習をするという超過密な生活を送ってきました。そのせいか、この授業に特に力を入れてきた、というものがない上に、遅刻、欠席等も多く、レポートも最終期限に間に合わなかったり、間に合ったとしても適当にこなしていたような気がします。それでも、学部の他の学生に成績が劣るわけでもなかったため、そのようにルーズなままここまで来てしまっていた自分がいます。

私は「先生に怒られる」なんて、中学や高校のときも大学でも滅多にありませんでした。
最高学年になると、やはり「なんとかなる」は通用しないんだということを改めて思い知らされました。低学年の時になんとかなっていたルーズな癖も、今になって明るみに出るというか、ボロが出たというか・・・
本当に反省してます。

そう思うと、私のボート生活を振り返っても、同じことが言えるんです。

1年生から2年生にかけては、無難に漕いできました。2年の日立明ではエイトに乗れましたし、インカレではセカンドクルーに乗ることができました。
しかし、自分の中でどこかしっくりくる漕ぎの形を作れないまま、2年後期に学部の中国留学に出かけました。
5ヶ月間のブランク。
気がつくと、不安が的中するかのように、3年生にして癖が明るみになり、思うように漕げず、クルーに貢献できていない自分にとても嫌悪感を覚えていました(今は好調ですが)。


何が言いたかったかと言いますと、自分の課題をごまかしてきて上手く行ったというか、たまたま上手くいったという経験は次に生きませんし、何より後々必ずボロが出るんだなということ。
それを、この大学4年間で身を持って学習したような気がします。

ここまで書いてると本当にネガティブですが、もちろん今までで楽しいことも誇れることもたくさん経験しました。

しかし、ジブンジシンの欠点や悪い癖、ボートで言えばクルーの弱点。よほど器用でない限り、そこから逃げないで、誠実に向き合って行くことが大事だと思います。


そして、ついに最後のインカレまで1ヶ月。

とにかく、自分と向き合い、スタート地点で自信を持てるように、やってきたことに悔いを残さないように、死ぬほど練習して、最後は結果という形で締めくくることができたら最高だと思います。


最後になりますが、真面目な所もある割には不器用な自分を多めに見てくれている同期や後輩たちには本当に感謝しています。

2ヶ月後はここにいないと思うと寂しくなります。

皆様最後までどうぞよろしくお願いします。

丸山 雄太郎