14歳で棋士になり77歳現役とは、空前絶後の凄い記録としか言いようがないです。
実は年初に加藤先生が『千里の棋譜』を見てくださったとのお話を伺い、
将棋普及の観点から無料で提供していることはなかなかできることではないという
うれしいお褒めの言葉をいただきました。
また、高橋道雄先生が本人役で出演されている点にも興味津々だったご様子で
「ひふみん」としてご自身の出演にも意欲的というお話まで伺い、非常に有難いお話で
私も気持ちを新たにして創作を進めていきたいです。
『千里の棋譜』公式サイト
加藤先生には、ご近所の縁もあって、将棋の森では昨年トークショーと講座で
すでに二度もお越しいただき、個人的にお話しする機会を持てただけで光栄なのですが、
『千里の棋譜』まで見ていただけるとは思いもかけず、幸いなことです。
加藤先生に関しては、昨年末の藤井聡太四段との77歳VS14歳の新旧中学生対決での話題になるなど、
近年は特に一般的にも著名ですが、私は30年以上前の子供の頃からのファンなんですね。
私が小学校3年生の頃に将棋を本格的にやり始めたころ、「将棋世界」誌を読み始めて
棋士や将棋界の存在を知ったのですが、その年の夏に王位戦が行われており、
若手新鋭の高橋道雄王位に対して、既に大豪と言われた加藤一二三九段が挑戦されており、
すべて矢倉戦のフルセットの熱戦で、子供心に印象に残っています。
当時はネットもないので、月1の将棋世界しか情報がなく、タイトル戦の結果が
どうなっているのか、ドキドキしながら見ました。
30年以上後にこうした形で加藤先生や高橋道雄先生とご縁があるとは思いませんでした。
ちなみに私が将棋で今だに矢倉ばかり(上手いわけではない)なのもお二人の先生の影響が大きく、
小学生の頃の経験は大人になった後にも大きな影響を及ぼしますね。
正直、難局となっている制作に対して、温かいお言葉をいただいたので、ネジを巻き直して
頑張っていきたいと思います。
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