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ゲームシナリオライターMistaの制作メモ@将棋ミステリー「千里の棋譜」PS4/Switch

千里の棋譜~ネタバレ掲示板

家庭用ゲーム機版「千里の棋譜」をご愛顧いただき、ありがとうございます!

ゲームをクリアされた方(第一部第二部とも)向けのネタバレありの掲示板を作りました。コメント欄をご利用して感想や質問などお書き込みください。スタッフからも可能な限り回答いたします◎

コメント一覧

rpg_avg_game
>さつきさん
宮下@シナリオです。ご感想をいただき、ありがとうございます!
エンディングや長野についてそのように思っていただけたなら、作意通りでとてもうれしく思いました。
ネタバレ掲示板なので長野のエンドについて遠慮なく書きますと、どのような物語でもハッピーエンドにすべきかどうかは難しいところですね。ここでは本作の根底からあるプロの勝負の厳しさを表現したかったので、こうしたエンドとしました。私も自分が小説やゲームを読む側に回った時は「ハッピーエンド」にしたらいいのにと思うことはよくあるので、そうした方がよいのかは相当考えました。
長野のその後を見たいというご要望はよく伺うので構想していって続編につなげたいですね!(まだ物にできるかはわかりません)
将棋にまた触れてみたくなったというお話もうれしいです。
さつき
千里の棋譜楽しませていただきました。
第一部が終わった時に『短いけど低価格ソフトだしな。面白かったな。』とか思ってたら二部始まったのには驚きましたが。

将棋にまつわるミステリー物ですが、将棋への熱い想いが交錯する人間ドラマ部分が本当に面白かったです。

特に好きなのは長野で、こういった将棋物などの創作では主人公が若い天才系になりがちなのに努力家の秀才(しかも崖っぷちな25歳)だったところです。
ラストの展開には手に汗握って読み進め、奇跡が起こらなかった事に少し凹みました。
将棋にどこまでも真摯な姿と、勝負事故に残酷な結末は色々刺さりました。
将棋の楽しさはみんなが教えてくれたけど、勝負の厳しさは長野が教えてくれた、みたいな独白も切なくて。
やるせなさもありましたが物語として美しくて好きです。
普段将棋に詳しくないので、おそらく現実でも華々しい天才の活躍の裏でこうやって夢がついえる人が沢山いるんだろうな、と思いました。

しかし、可能ならどこかで(出るであろうサントラのブックレットとかでも)その後、夢破れた後も再起して元気にやってる長野&歩未の様子を見せて欲しいです!

サイバーテレビ関連で救済はありそうな雰囲気でしたが。

何はともあれ数日寝不足なるくらい楽しみました。
以前難しくてルール覚える前に挫折した将棋にまた触れてみたくなるくらいに。
rpg_avg_game
>jimboさん
関@企画です。

千里の棋譜をプレーしていただきありがとうございます!
楽しんでプレーしていただいたようで本当にうれしいです。

> 香川女流三段がストーリー上のキーキャラになってしまったのは、
> 少し勿体なかったかなと思います。

こちら第二部を作成する際、香川先生にただ出演をしていただく
だけでなく、プレイヤーに驚きを与えたい、と考えておりました。
「実在の棋士の先生方が出演といってもゲスト的な扱い
なんでしょう?」という読みを外す形にさせていただきました。

> とはいえ、物語終盤の展開には本当に胸が熱くなり、涙なしには
> 見られないものがありました。
> 私たちの目にはほとんど留まることのない、長野のような存在が
> たくさんいること。そして彼らもまた将棋界を形作っていることを
> 忘れず、敬意を払っていきたいと思います。

ラストの展開に関しても、賛否両論は出てきたとしても、
厳しいけれども公平な将棋界を描ききろうという
気持ちで制作させていただきました。
プレイヤーの方の心に響けば、と思っておりましたので、
非常にうれしいです。ありがとうございます。

今後ともミスタ・ストーリーズ/Child-Dreamの作品を楽しみに
していただけると光栄です。
jimbo
千里の棋譜、楽しませていただきました。
第一部に関しては旧バージョンをプレイしていたこともあり、主に第二部の感想を述べさせていただきます。

「神隠し」というテーマを前面に出しながらも、タイトルは「棋士編」。
その伏線が回収される二段構えのストーリー展開はお見事。
それでいて、前半と後半を別々に見ても十分に楽しめるクオリティになっている点も素晴らしいです。

一部ではSF的要素を盛り込むことに否定的なレビューも見受けられましたが、歴代のChild Dream作品を見渡してみれば、宮下さんが「人間」と「未来」というテーマを深く掘り下げてこられたことは歴然ですし、現実の将棋界においてもAIがプロ棋士を凌ぐ時代がやってきており、むしろSF要素の取り込みは必然だったかなと思います。(それを踏まえた上で、千里眼編では先人の残した叡智こそが至宝のものであったという設定には驚嘆しましたが)

ただ香川女流三段がストーリー上のキーキャラになってしまったのは、少し勿体なかったかなと思います。
「千里眼編」における泰山、枡田両先生の在り様は「もしかしたらそんなこともあったかもしれない」という歴史ロマン的な見方もできたわけですが、わざわざ今生きている現役の先生に架空の設定を仮託するのであれば、もう1人オリジナルキャラクターを作れば良かったんではないかと。

とはいえ、物語終盤の展開には本当に胸が熱くなり、涙なしには見られないものがありました。
私たちの目にはほとんど留まることのない、長野のような存在がたくさんいること。そして彼らもまた将棋界を形作っていることを忘れず、敬意を払っていきたいと思います。
rpg_avg_game
宮下@シナリオ です。千里の棋譜をプレー頂き、ありがとうございました!こちらはユーザーの皆様と制作スタッフの交流の場になればと思いますので、お気軽にお書き込みいただけると幸いです。
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