9:30介護タクシーが私をピックアップ、
10:00前には病院に到着した。
窓口に挨拶、医療費の精算を行った後、
看護サマリ、リハサマリ、担当医師への
診療情報提供書、退院証明書、処方薬を
受け取った。
病室に行くと、女性職員2名が待って
おられ、直ぐに着替えに取り掛かった。
病院の寝巻姿から、普段着に着替えた
妻の姿は見違えってまぶしかった。
病院でお世話になった方々にお礼を
申し上げ、 . . . 本文を読む
昨夜、デイの所長さんが病院を訪ねて
くださって、妻の実際の食事の様子を
確認され、これならデイで過ごすこと
ができるとの判断をされた。
退院日を一日早める案が浮上した。
ケアマネさんが、病院のソーシャル
ワーカーさんに相談され、その案は
可能であるとの返事をいただいた。
本日10日、リハビリの状況についての
説明を、ソーシャルワーカーさんから
お聞きした。
食事は、全粥、おかゆの汁でむせる . . . 本文を読む
病棟の看護責任者から電話をいただき、
「口からの食事が90%摂れています。
体温、血圧が平常値を維持しているので、
先生のほうから退院許可が出ました。
就いては一度先生から直接お話ししたい
ので、明日お越ください。また、それに
伴い、退院手続を進めてください」
とのお話があった。
退院日は、12日(金)午前と決まった。
「よく頑張ったね。よかったね」
10日間の入院生活、内視鏡検査、酸素
吸入 . . . 本文を読む
9月7日、入院後1週間が経った。
15:15、病室に妻の姿がない。
車イスに座りナースステーションに
いた。待合室に移って、私がそこで
見守ることになった。
声をかけたが、反応がない。
それはとても寂しいし、切ない。
体温、血圧ともに平常値であった。
期待していた水ゼリー、ほんの何口
しか食べてくれなかった。
今夜は、ゼリーをたくさん食べて
もらいた。
16:15、病室に戻り、ベッド . . . 本文を読む
9月5日、体温、血圧は平常値、大きな
痙攣発作はないが、小さな手足の震えは
あった。
言語担当先生が、嚥下のリハビリを兼ね、
ゼリーを口から入れて食べさせた。
よく食べてくれたので、週末には3食共
ゼリーの予定。
酸素を鼻(マスク)から吸入、ブドウ糖
点滴を右腕から行っている。
手足はよく動いていて、全体的に穏やか。
9月6日、尿道の管が取れ、紙おむつを
全日着用へ変更。
酸素吸入量は半 . . . 本文を読む
9月3日、朝食、口から摂ったが、2口しか
食べられなかった。
昼、1日に続き、39.7度の高熱を出す。
更に、けいれん発作が出た。
これで病院では「食禁」、口からの食べ物を
いったん止め、点滴に戻した。
解熱のための注射、そけい部等を冷やす処置
により、私が妻の首筋に手を触れたところ、
熱は下がっているような気がした。
抜けそうだった残り1本の歯も抜けた。
(歯はまだ半分ほどは残っている) . . . 本文を読む
狭山中央病院に入院して、酸素吸入、
点滴を受け、一晩過ごし、体温、血圧、
血中酸素は平常値に戻った。
本日午後、予定通り内視鏡検査のため、
検査室に向かった。
外の廊下で待機している私の耳に先生と
看護婦さんの声が聞こえた。
「Kさん、口を開けてください、口を
開けて・・」何度も聞こえた。
認知症の妻には、その声の意味を理解
するだけの力はないので、先生方の
苦闘の様子が扉越しに伝わってき . . . 本文を読む
9月1日デイから帰宅、手足の震えが止まらない。
デイでは37.2度、顔色悪かったとあった。
首に手を触れてみた。高熱は感じられなかった。
いつものようにリンゴジュースを飲ませ、しばし
ソファーに座らせ、様子を見ることにした。
夕食を用意し、19:00さあ食べさせようと
車イスに乗せるために体を抱き起こした。
先ほどとは異なり、高い熱が私の手に伝わった。
検温の結果、数字は一気に39.7度を指し . . . 本文を読む