K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

「進行が遅い」と聞き、うれいい!

2011-01-29 19:01:32 | 今週のランチメニュー
先日、デイサービスの主任さんから 「最近のKさん、笑顔がいっぱい、 あまり進んでいないようですね」 とお聞きした。 「家でご主人さんが寄り添いながら、 言葉が通じなくても、目線をあわせ、 一生懸命言っていることを聞いてあげ、 それに応えていらっしゃるからだと 思います」と、さらに主任さん。 それを聞いて、私はうれしかった。 この病気の人を在宅で介護することは、 本人の生活の質を維持する条件で . . . 本文を読む

「ひと手間かける」ということ

2011-01-21 15:33:08 | ケア日記
日本には昔から「ひと手間かける」とか 「ひと手間加える」といった文化がある。 たとえば、お料理にひと手間かけることで、 おいしいと、喜んで食べていただいたので、 こちらも大変うれしい、といった話だ。 ひと手間かけるとは、あることをするのに 費やす時間や労力をほんの少しだけプラス したということだと思う。 利益を最優先に追い求める、マニュアルの 通りにやる、機械やロボットに任せる、 といった環 . . . 本文を読む

トイレでの排尿に改善みられる

2011-01-15 21:01:54 | ケア日記
たびたびここでも採り上げた排尿管理、 介護者である私にとっての難題である。 タイミングよくトイレでさせてあげたい ということが私の切なる願いであるが、 パンツを濡らしてしまうことが多い。 病気だから仕方がないと思いながらも、 サインを見落としていたのではないか、 連れていく時間が遅れたのではないか、 いつも私の力不足を感じてしまう。 携帯で次回のトイレタイムを設定して、 ブザーでトイレに連れ . . . 本文を読む

夫婦一如(ふうふいちにょ)

2011-01-08 22:49:55 | ケア日記
この病気(アルツハイマー型認知症)と 診断されたとき、思い起こせば今から8年前 のこと、妻には病名を告知しなかった。 それは、妻の性格を慮って私が決断したこと だったが、それでよかったと思っている。 その頃の妻は、とまどいと不安を抱えながら、 悩んでいた時期であった。 本人は、なにかおかしい、自分が自分でなく なっていくという不安におびえ、戸惑い、 私から逃れようとしていた。 そんなとき、 . . . 本文を読む

トイレタイムを携帯目覚まし時計に設定

2011-01-06 07:18:19 | ケア日記
ことしもデイサービスが始まった。 今シーズンの介護戦略第一のテーマは、 トイレに座らせた状態で、おしっこや ウンチをさせることである。 なぜならば、これが本人にとって一番 すっきりして、気持ちいいはずだし、 介護者である私にとっての負担も大幅に 軽減されるからである。 ところが、妻の排泄に関しては、問題が いくつか存在する。 一つ目は、トイレに10分近く座っても、 何も出ないということが多 . . . 本文を読む

あけましておめでとうございます

2011-01-01 01:05:58 | ケア日記
妻Kが今年も穏やかに過せるように 夫として、家族として、介護支援して いきたいと思う。 みなさまのご支援をよろしくお願い 申し上げます。 ブログランキングに参加しています。 ここをクリックしていただけると、ありがたいです。 ↓ ↓ ↓ 人気ブログランキングへ にほんブログ村介護ブログへ . . . 本文を読む