最近トイレに座っての排尿がめっきり減り、
リハビリパンツでの排尿頻度が増えた。
このことで、デイサービスの主任さんから
次のようなお話をお聞きした。
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「Kさんが座っていて、足を組んだときは、
おしっこしたいという場合が多いです。
立ち上がり、最初手を体の後ろ(おしり)に
もっていって、両手をこね始めたときも、
そろそろかなあと思います。
次に、手を前(おへその下)にもっ . . . 本文を読む
読売新聞朝刊(9月26日)くらし・健康欄に、
認知症の人の転倒予防についての質問があった。
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高齢者施設で働いています。認知症の人の
「転倒予防」と「骨折しやすい人の介護」
について、気をつけるべきことや、効果的な
工夫を教えて下さい。(女性)
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これに対して、鳥羽研二さん(国立長寿医療
研究センター病院長・愛知県大府市)からの
回答が寄せられていた。
その . . . 本文を読む
9月18日、NHKスペシャル「医療に革命が起きる!」
という番組で、iPS細胞について紹介された。
iPS細胞、初めて聞いた言葉である。
iPS細胞は、京都大学の山中伸弥教授らが
世界で初めて作製した万能細胞、医療革命を
もたらすとして、世界中の研究者や製薬会社が
研究や開発を進めている医療技術である。
臓器や組織を再生する再生医療への応用が
期待されているが、萎縮した脳細胞の再生に
結びつ . . . 本文を読む
いつもは、どちらかといえば、穏やかで、
もの静かな人という印象のK、
そんなKが一転して、大声でわめきながら、
部屋の中を歩き回り始めた。
わめくといっても、本人はちゃんとした
言葉で何かを訴えているように見える。
しかし、私にはそれが言葉として伝わって
こないので、単に意味不明な「わめき声」
として聞こえてしまうのであるが、
こういう行動の裏には、必ず何かの理由が
あるのだということを私は知 . . . 本文を読む
夜のこと、眠っていると思っていたKが、
起き上がり、フトンの上に座っていた。
最近、こんな光景がしばしば見られる。
これまでは、いったんフトンに入ると、
途中で起きることなく、朝までぐっすり、
介護者の私には安心の時間であった。
寝室には、豆電球を点けてある。
真っ暗ではないので、部屋の様子は
わかるはずである。
どうして起き上がってしまったのか、
その真意は定かではないが、もしかして、
. . . 本文を読む