K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

在宅認知症高齢者の家族介護者の幸福感

2011-07-30 14:52:58 | ケア日記
妻をデイに届け、ゴルフの練習で汗をかき、 シャワーでその汗を流すとき、私は幸せを 感じると書いた。 これは、小さな幸せかもしれないけれど、 アルツハイマー型認知症の妻を介護して いる夫Route463としては、とても大きな 幸せとも言える。 在宅で認知症の家族を介護している介護者 はどんなときに幸せを感じ、どんなときに 不幸せを感じているのだろうか? そんな思いで、調べていたら、ぴったりの . . . 本文を読む

幸せを感じるときです

2011-07-28 20:58:54 | ケア日記
いつものように妻をデイに送り届けた。 いつものように玄関のブザーを押した。 いつものように主任さんが迎えてくれた。 「おはようございます」 「おはようございます」 「Kさん、きょうはお風呂ですね」と主任さん。 「よろしくお願いします」とR463。 愛車インプレッサはゴルフ練習場へ。 こんなに暑いのにいっぱい来ている。 オレと同じで、やることないのか、 このおじいさんたち。 いつものように柔 . . . 本文を読む

頭を打撲-焼きが回ったか

2011-07-20 23:53:01 | ケア日記
ふらっとして、雨あがりの縁石で足を滑らせた。 顔面から前に倒れていった。 体を立て直そうとしたが、そこには、木の根が むき出しになっていて、それが邪魔になり、 どうやっても起き上がれなかった。 なす術もなく、頭から落ちていって、ゴーンと、 にぶい音がした。 私の頭の左部分を木の幹にいやっというほど ぶつけていたのである。 焼きが回るとは、歳をとって、こうした能力が 鈍くなることをいう。 . . . 本文を読む

排便、悲喜交々(こもごも)

2011-07-08 17:40:11 | ケア日記
認知症の妻にとって、便秘は大敵である。 最近は、ラキベロンの滴量コントロールが うまくいっているのか、4~5日で排便に 至るので、その点には喜びを感じている。 だからといって、喜びばかりかというと、 そういうわけでもない。 今朝起床時、便(少量)と尿とで、リハパン とパッドはすっかり重くなっていた。 トイレに座らせ、ウオッシュレットを当て、 ビニール手袋の右手でおしりを洗いながら、 肛門周 . . . 本文を読む

「認知症緩和ケア」の効果は大

2011-07-02 21:57:37 | ケア日記
「キャーっ」と大声を出し、手をあげ、 攻撃的な行動をとる、そして寝つきが悪い、 眠れない、といったことも起きる。 これは、認知症における周辺症状(以前は 問題行動と言っていた)のひとこまであるが、 介護している家族はどう対応していいのか、 苦慮するところである。 1960~70年頃までであれば、世間体を考え、 困り果てた家族は、老人病院や精神病院に 助けを求め、また病院では、大声をあげ、 暴力 . . . 本文を読む