最近の様子、よく食べるようなって、
体力もついてきた。
ただ、歩くことに関してはダメで、
手を引いてもおっかなびっくり、
腰が引けてしまう。
1月22日までできていた自力歩行は、
果たして復活できるのであろうか、
確率ははなはだ低いと思われる。
それともう一つ、ベッドに入って、
なかなか眠れないということが、
どういうわけか一日おきに起こる。
認知症によって、体内時計が壊れ、
「これから睡 . . . 本文を読む
私たち夫婦は、いつも一緒に散歩する
のが日課のようになっていた。
桜が咲き乱れるこの時期は、1年を
通しても最も多くの想い出を残した。
例年になく、今年の桜は早い満開で、
地元のしだれ桜はもうその美しさを
見せてくれている。
昨日、このしだれ桜のそばを私一人が
運転する車で通過した時、次のような
思いが頭をよぎった。
「この桜の下を二人でよく歩いたっけ、
それが今ではできなくなってしまった . . . 本文を読む
いまさら言うのも恥ずかしいが、
妻の介護において、口腔ケアが
いかに大切であるかを体験した。
痙攣重積発作で緊急入院する前は、
起床後、トイレにて洗浄・リハパン
交換を済ませ、歯磨きをしていた。
文字通り、洗面所の鏡の前に妻を
立たせて、私が歯ブラシで妻の
歯を磨いてやっていた。
退院後は、食べ物を口に入れたまま
眠ってしまう、噛むことがうまく
できなくなる、飲み込みが悪くなる、
などの症状 . . . 本文を読む
痙攣重積発作で倒れ、救急車で緊急入院
して以来、妻の認知症は進んだ。
入院前は私が妻の手を引いてトイレに
連れて行き、妻を立たせておいて私が
リハパンを下ろし、便器に座らせ、
用を足したあと洗浄してから、また再び
リハパンとヅボンを履かせるまでを、
私一人の手でてきていた。
退院後は、立っていることが全くでき
なくなり、トイレでの排泄処理は諦め
ざるを得なくなった。
これがキッカケで、布団で . . . 本文を読む