K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

情報の有効活用

2007-11-08 23:36:14 | ケア日記
デイの連絡帳には、次のように書かれていました。「14:00にトイレに入りました。スタッフが一緒に入ればよかったのですが、大丈夫と思って、トイレのドアを閉めました。結果、トイレの床に排尿されていました。Kさんの苦痛がなくなってよかったです。すみませんでした。衣服は汚れていません」。22:00就寝前に、Kをトイレに誘導しました。Kは、トイレの中で混乱し、戸惑いました。いくら勧めても、「さっきやった」と云って、トイレから逃げ出したい構えでした。ここは仕切り直し、一旦部屋に戻りました。Kは、突然ズボンを脱ぎ始めました。このままいけば、和室(寝室)の畳の上で、しゃがみこんで、おしっこをするなと、とっさにそう判断しました。 . . . 本文を読む

争いごとは怖い!大嫌い!

2007-11-07 19:38:51 | ケア日記
テレビのドラマやニュース番組などで、言い争い、喧嘩、暴力などのシーンが映ると、Kは目をそむけてしまいます。争いごとは、本能的にダメなようです。介護に疲れたとしても、暴言を浴びせたり、暴力を振うことは決して許されない。しかし、私も人の子、頭にくることもある。そんなときは、「まっいっか」と一呼吸し、仕切り直して、気分転換をはかります。最近その辺の要領がうまくなった気がする。 . . . 本文を読む

「仕切りなおし」の効果

2007-11-01 21:38:10 | ケア日記
トイレに入ったものの、便座のふたを開けられず、何をするのか分からなることがあります。この病気によく見られる症状の1つです。こういう時には、強引にやらせても駄目。いったん部屋に戻って、心をリセットしてから「仕切りなおし」をすると、効果があることが分かりました。 . . . 本文を読む