歩きながらよく頭に浮かぶことがあっ
て、それを思うたびに、母が私を護っ
てくれている気がしていつも胸が熱く
なる。
どういうわけか分からないが、まだ小
学生だった私が杭瀬川*の土手道を一
人で歩いている光景が、まず鮮明に浮
かんでくる。
(*大垣市西部を流れる川)
すると、これもどういうわけか分から
ないが、年老いた私が今こうして歩き
ながら残しているこの古びた足跡の一
つは、子供だったときに . . . 本文を読む
今回も「健康長寿」のお話です。
健康長寿のカギは腸が握っている。
腸には、食べ物を分解し消化吸収する
作用、ウイルスや病原菌などから体を
守る解毒・免疫作用、腸管運動を促進
して排便を行う作用がある。
今回は、その中から排便作用について
私なりの思いを綴ってみたい。
要は、「日々快便」のことである。
たまった老廃物を、吐く息をつかって、
ゆっくり外に出すイメージです。
そのとき、力ずく . . . 本文を読む
あけましておめでとうございます。
日本は世界でトップクラスの長寿国と
いわれている。
しかし、その実態はどうかというと、
長生きであっても、妻と同じように寝
たきりになった方が多い。
これでは、素直に喜べない。
長生きであるには、やはり健康であり
たいと思う。
では高齢者にとっての健康とは何か?
自分の足で歩ける、お友達とお茶しな
がら会話する、自分のことは自分でで
きる、・・こうい . . . 本文を読む
看護師さんから下記の報告があった。
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12月10日に嘔吐し、鼻腔経管栄養を停止して
点滴を行っておりましたが、今般状況が改善
したので、点滴を終了し、鼻腔経管栄養に
戻っております。
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これで年を越せる見通しがたった。
妻は元気です。
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妻は昨年7月、誤嚥性肺炎になり、口
から食べることができなくなり、私は
鼻腔経管栄養を行うことに同意した。
寝たきりの妻を毎日面会していて、
「無理な延命措置はしないでほしい」
という妻の声を何度も聞いたような気
がする。
そんな中、今年の12月10日23:30、妻
は病床で嘔吐した。
胃の中のものが戻ってきて、気管支を
ふさぐ恐れがあるため、1年4カ月続
けてきた鼻腔経管栄養を停止し、点滴 . . . 本文を読む
昨年7月、妻は誤嚥性肺炎で緊急入院
後、食べ物を口から入れて飲み込むと
いう人間生きる上で不可欠とされる機
能を失った。
妻には自分の意思を伝える能力が既に
失われていたので、妻の終活について
は、夫である私が最終的に決断しなけ
ればならなかった。
悩みに悩んだ結果、自宅での看取りで
はなく、鼻腔経管栄養を前提に病院で
の治療の道を私は選択した。
この道を行けば、妻の体には常に管が
入って、 . . . 本文を読む
私の住んでいるマンションは、入居
以来40年近くになるので、ここへ
来て一気に高齢化が進んでいる。
そんな中で、健康長寿を願い、住人
お互いが助け合いながらのサークル
活動が行われている。
10月17日(火)、20名の高齢
者の方々と「秋の秩父へバス旅行」
に私は参加した。
私が認知症サポーターの資格を持ち、
アルツハイマー型認知症の妻の介護
しているという体験もあるので、幹
事さんから、 . . . 本文を読む
私は、毎日妻が入院している病院に
行っている。
目的は、妻と同じ空気を吸ことで、
私の心と体をリラックスさせること
にある。
私が声掛けをすると、この画像の
ような優しい目で、こちらの方を
向いてくれる。
今は、顔色良好、平熱、鼻の管の
入り口は左。
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標題の大会が、2017年9月9日~10日、
首都大学東京荒川キャンパスに於て
開催されいる。
ここでは大会企画のシンポジウムが
多数開催されている。
その中の一つ、「からだやことばで
(表現されること)・(表現されな
いこと)と、それらの受けとめや解
釈について考える」というテーマの
シンポジウムの話題提供講師として、
招かれる機会をいただいた。
以下は、そのときのスピーチの一部
である。 . . . 本文を読む
梅雨が明けていないのに、
猛暑が続いている。
病院の中は、最適の温度・湿度に
保たれていて、よく妻と二人で
ドライブしたあの軽井沢のように
とても爽やかである。
美容師のお姉さんがやってきた。
「これから頭をカットしましょう」
と言って、妻の体を起こしたら、
妻はにっこり笑った。
「笑った!!」
と、美容師さん。
見たこともないような笑顔だった。
「どのくらいカットしますか?」
「夏 . . . 本文を読む