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ディック・ブルーナさんファンでもあるブルーの、ミッフィー話や個人的話題をお届けする、五里霧中なブログです。

シン・シティ見てきました

2005年10月03日 | 日常
鑑賞券を送ってくれた「goo」からのメッセージに
「ぜひ感想をBLOGに書いてくださいね♪」
とあったので、とりあえず書いてみようと思います。

”「シン・シティ」をこれから見に行く”などで
関連情報を読みたくない人は、気をつけてくださいね♪
(あんまりネタバレはしてないと思いますが…)

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「シン・シティ」のHPへ行ってもらうと分かりやすいのですが、アメリカンコミックが原作の過激なストーリーで、ちょっとハードボイルド風味な映画です。

おもしろいことに、原作の世界のほとんどは白黒で描かれているのだけど、何か重要な部分や特定のものだけに色を使っています。「パートカラー」と言われていますが、血の色や美女の唇など、一部だけが赤かったりしてます。
原作に忠実に作った映画でも、それは変わらず。
まるでモノクロ映画を見ているような感じでした。

ストーリーには、複数の主人公が登場。
怪物男のような風貌で娼婦からも敬遠されるミッキー・ローク。
殺人罪から逃れる為整形し、娼婦の恋人も過去も捨てたクライブ・オーウェン。
元警官で、本当は少女を助けたのに濡れ衣をきせられ何年も監禁されたブルース・ウィリス。

これらの男たちが、それぞれに愛する女たちの為に破壊へと突き進む…という、複数のストーリーで成り立っています。
それぞれがの敵(カタキ)の狂いっぷりがなかなかです。
敵役にはイライジャ・ウッドなどが出演しているのですが、メガネがマンガチックにキラリーンと光っていて、誰だか分かりません。

とても原作に忠実に作っているようで(後で知ったのですが;)
マンガの見せコマの通りに構図を切って役者を立たせ、後からマンガの背景通りにバックを合成するという作り方をしていたようです。表現方法もマンガっぽい時もあって、多分原作を読んだ方なら、「あ、ここあは原作のあのシーンだな」とすぐ分かると思います。

キャラクターも、いかにも”キャラクター”していて、配役については良かったんじゃないかしら?と思います。ミッキー・ロークもかなり作りこんだメイクだったし、殺人兵器のミホ(デヴォン青木)などは両脇に長刀を差し、着物をたなびかせて無言で人を斬っていく感じがハマっていました。イライジャは「人か?」と思うほどの動きでビックリしましたが…。他の主人公達も結構な超人だし、マンガ的でいいのかなぁ。

ストーリーは主人公の語り口調が主で、ある程度分かりやすかったと思います。
ただかなり暴力的なシーンが多く、銃や刀や拳が満載でした。首が…とか腕が…とかのシーンで私は時折「うひぃ~痛そう…」と身震いしてしまいました。
暴力的なのが嫌いな人には、はげしくオススメしません。
また、希望感がないストーリーなので、楽しく映画を見たい人にも向かないかも…かくいう私も、なんだか辛さやもどかしさが残ってげんなりした気分で映画館を出ました。
「(お話的にはそれで)いいんだけど、(自分的には)ヤダ~!」みたいな。
最近はすっかりハッピーエンド好きになってしまったのに、
ストーリーもよく調べずに見ちゃったのが悪いんですけど…

結論としては、
「物凄く期待しないで行ったので、思ったよりは楽しめた」
という感じでしょうか。

初日だったので、”ウィークリーぴあ”の人に点数をアンケートされたけど…
50点(半々)としておきました。
原作も読んでいないし…知ってたらもう少し楽しかったのかな?

原作やフィギュア好きな人とかがいたら、渋谷で見ることをオススメします。
マルイシティの近くの映画館では、近くのビルで(たぶんフロア丸ごとくらいの勢いで)沢山のグッズを扱っているようでしたよ。
センター街のノボリもシン・シティだらけで、映画館に向かうところから満喫できると思います♪