イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

夢の続き

2011年02月17日 04時02分24秒 | ハート♡の作品

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 日本の時代の中では、平安時代と

思われる様な時代の夢をよく見ます。

クラシック音楽同様、雅楽やお琴の音色も

 耳に馴染み懐かしく感じよく聞きます。

 そして、長い髪や着物にも惹かれます。

 妙な事を申し上げる様ですが、

私は何となく、

平安時代に生きていた様な気がします。

中学時代、華道部の部長をしていた

親しい友人が居ました。

今思うと彼女はとても個性的で渋い、

古風な感性を持った人だったなぁ~と

思います。というのも、よく歌麿の描く

あの美人画の浮世絵を書いていたのです。

 その友は、ある時私に向かって

真っすぐな瞳をして言いました。

「私、平安時代おしょう(私の事)に

仕えていた気がする」と。

それを聞いた私は、不思議とその時、

心の中で何故か「私もそんな気がする」

と思っていました。

ある時「あれはひょっとすると平安貴族の

お屋敷なのではないか?」と思った程、

細部に渡り実にリアルな夢を見た私は、

 思い込みをただ信じる性分でないので、

翌日、夢の考察をする為に会社の帰り

書店に立ち寄り平安時代関する絵や

写真入りの歴史書を探しに行きました。 

 すると、驚く事に夢で見たものと

 ほぼ同じ造りのお屋敷や庭の様子、

 当時の暮らしぶりや衣装などが

そのまま載っていて、当の本人が一番

「えぇーっ?!」と驚いてしまいました。

 本は自宅でまた見る為に購入しました。

 

 

またの機会に私の見た夢や前世の話などを

私の「夢物語」として

ご紹介させて頂けたらと思います。

 立証こそ出来ませんが、

臨死体験をされた方が

「あの世はある」と確信なさる様に

私自身も、自身の様々な体験からやはり、

  あの世、そして前世はあると、

魂の部分で記憶し、確信をしています。

 色んな書籍に書いてありますが、

人はこの世に生れかわる時、

 この世で新たに修行をする為に、

 前世の記憶は消されるそうですが

 私の場合は何故か、その過去世、

自身が生きたと思われる幾つかの

時代の記憶をふとした時に

思い出すことがあります。

 

 

 


花衣

2011年02月17日 03時40分17秒 | 夢の話

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私の見る夢は総天然色のものが多く

夢の内容も細部に渡りよく覚えています。

正夢になる事も割と多いので

いつの頃からか

【夢日記】をつける様になりました。

私はだいたい一晩に平均4つか5つの

夢を見るので朝起きて割とすぐに

見た夢の順序、背景、登場人物、天候、

感情、会話の内容などを思い出し乍ら

あとで自分が読み返した時に何とか

読める程度の走り書きでペンを休めず

書きますがそれでもだいたい

40~50分はかかります。

今から五年程前の

丁度今くらいの季節に夢か現か幻か?

その場にさっきまで本当に居た様な

何とも例え様のない爽やかな感覚の残る

印象的な夢を見ました。

時は平安時代の様でありました。

十二単の様な着物を着た私は、

大きな桜の木の下にそっと佇み静かに桜を

愛でていたのですが、次の瞬間

春の嵐の様な突風がサーッとその桜と

私の周りを吹き抜けてゆきました。

淡い大量のピンク色の桜の花弁の花吹雪は

キラキラ光る黄金のまばゆい光を受け乍ら

私の身体の周りを螺旋状にクルクルクルと美しく

華やかに、鮮やかに舞い踊り、

私はその桜の花弁に全身を覆われながら

「なんて、なんて美しいのだろうと」と

只々 感激しきりでした。

更に桜の花弁は【花衣】という文字を

作ってみせてくれたのです。

それは花弁がまるで衣を纏ったような

美しい光景そのものでした

風は、私の身体の中を吹き抜けながら

目も、心も、魂も、癒し

浄化してくれたような、実に爽やかで

不思議な感覚の夢でした。