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イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

一度、そこから離れてみると・・・・

2015年10月27日 00時04分37秒 | 日常のあれこれ



所謂 勢いのある人のそれらしいプレゼンを目の当たりにしたとしても、
ココロがザワザワしたら 「あなたにとってそれはNOですよ」って
魂はちゃんと教えてくれます。

ともすれば目に見える数に惑わされがちな私達は、
「友達は少ないです」と うつむき加減にボソッと明かす人よりも、
「友達はとても多いです」と意気揚々と胸を、声を張って答える人の方に
どこか重きを置きがちで勝手に信頼を寄せていたりします。

能ある鷹は爪隠す。

自分の成し得たことを「さぁ! 皆さん! 私
に続きましょう」と、声高らかに
 誘導する人の違和感に チクチク胸が疼いたら
その発信源、お得な情報という名の渦から一旦離れてみては如何でしょう? 
それが暫くか 永遠かは定かではありませんが、一旦 離れてみることで、
湧き上がる自分自身の大事な思いをキャッチできるそんな風に感じます。

思います。

自分の人生にとってプラスに働くような 本当に必要なことであり情報というのは、
血眼になって、必死に取りにゆこうと頑張ったり、力んだりしなくても、
その時がくれば ゆるやかに 自然に ちゃんと届けられるものということを
私自身、最近改めて実感しています。

以前ある方から「自然に広がるのが一番です」etcというシンプルな言葉を頂いた時、
私自身がそう思い続けていたことを「それでいいんですよ」と代わりに
伝えて下さったように思え言葉が心に浸透し温かくなりました。
丁度その頃、自分が惚れこんだ物をガツガツと凄い勢いで言葉巧みに
周囲に知らしめている人がいてそのさまはインターホン越しに何度断っても
自分がこれと信じる世界は こんなにも素晴らしいのだから、と
その時々に名乗る名前を変え、頑なな信念の元、めげずに
新興宗教の勧誘をしている人達
と重なり 
ある世界に固執することの恐さのようなものを感じていましたが、
そうした熱心な活動を遠目で見る中で、一時期、
「自分はおっとりしすぎなのだろうか?」と自問することが増えたのも事実で、
その人の様に もっと能動的に自分をあらわし
アピールした方がいいのだろうか?と思ったこともありましたが、
私自身の手段方法とは全く異なるので引っ張られることはありませんでした。

大きなお金を産みだし動かす能力のある人のことを「凄い人」というのかは
私には分かりませんが、あっと言う間に物質面において結果を出したその人は
 哀しいかな ありがちなケースを突き進む中でいつしか他の気持ちを慮ることを忘れ、
全て意のままになるという勘違いからなのでしょうか、妙な自信が漲り
強気な発言も目立つようになっていました。本人は気づいていないようですが、
全て思うままにこと運ぶ中で上から目線で放つ言葉にも棘があり
心の機微に疎くなっていました。

目の前のターゲットに焦点を合わせ、瞬発力でさぁ! 狩りをしに行くゾ!と
果敢にアタックするこうした人とは真逆の、「有難い」という言霊が好きな
種を蒔き、じっくり育てるのが性に合っている農耕民族を地で行くわたしとは、
元々根本的なものが大きく異なるので合う筈もないのは言わずもがなですが(笑)

何年も前、関心のある分野だったある書籍を購入したのですがチンプンカンプンで読めず終い。
それから時が流れた今年の12月、本人(私)の意に関わらず
その本の著者の講義を受けることになる、という思いがけない流れになりました・・・・

この10日程、12月に受けようとしている その講義に関する
色々な方が書かれたブログを読んだり、軽く予習の真似事をする中で
「へぇ~、そういうことだったんだ・・・・」と、
当時は全く分からなかったことが スッーッと繋がり密かに感動しています。

今春から夏にかけ 大きな物や衣類を整理すると同時に
言葉と行動が乖離していることに違和感や煩わしさを覚えていた人間関係から
そっと遠ざかるなかで、自分には結局必要のなかった情報をシャットダウンしたら、
長年本当に知りたかったことが自然と齎されはじめました。

特定の人を絶賛し、特定の人を隠れ蓑にしてチョコチョコその人の後にくっついて
おこぼれを頂戴するために 私達はオギャ~と産声をあげ
この世に産まれ落ちたのではなくて、
自分が自分を認め、自分が自分を評価し、自分が自分の足で立つために
そして、なんて自分は素晴らしいんだろうと気付き、自分をたたえるために、
チャレンジャーとして生れてきたと感じます。
凄くて素晴らしく、目標にするのはパフォーマンスが得意な他の誰それさんではなく、
あなたご自身であるということに気付かれますように


自由を抱きしめて

2015年10月25日 00時00分00秒 | 魂の記憶



うしろがとても気になる、螺旋階段がちょっぴり怖い。
ビロードを彷彿とさせる真紅の薔薇を見るともの悲しさを覚える。
なぜなら はるか遠い日の記憶が鮮明に蘇るから・・・・・

威圧的に立ちはだかる城壁にビッシリ伝う真紅の薔薇は
「ここから先へは行けぬ」と
一筋の光を目指す私を説き伏せるようだった。


タンタンタンタンタン・・・・看守の目をくぐり抜け、
気ぜわしくドレスをたくし上げ何度もうしろを振り返りながら
螺旋階段をかけ降りる・・・

胸の鼓動の激しさに 緊張感は増すばかり
「あぁ、成功した・・・」安堵感に包まれ、
忘れかけていた空の青さを抱(いだ)き、
太陽の眩しさを懐かしみ
澄み渡る空気を堪能し、柔らかな風を愛でる。
何度仰ぎ見た光景だろう・・・・・
城壁にびっしり這う真紅の薔薇は
人を寄せ付けぬ硬い棘で覆われていた。
それを目の当たりにし様々を思う。

次の瞬間ふわりと地面から身体が浮いた
「?」
私の両隣には
アイアンの鎧を纏った屈強な男たち。
彼等は私の両腕を難なく持ち上げていた。
わたしは塔に戻された。

塔の丸窓から眺める
 のどかに広がる葡萄畑は心の安らぎだった。

数百年前 ヨーロッパのある地域。
幽閉されたある過去世の記憶。
殺されはしなかったものの
何をするにも許可が必要だった。
それは窮屈な生活だった。

この過去世での経験は今生の人生に
少なからず影響を及ぼしていると
時折感じることがある。
「許可がいる」という不便さ。
ほんとうは自由である筈の心を支配されるという
切なさと怒り。

時を経ても尚、
魂は自由が欲しいと泣き叫んでいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今秋、運命の波が動き思いがけず自由を取り戻した。

こんなことってあるんだ・・・・静かに悦びに浸った。

神様からの、おおいなる存在からの大きなプレゼント。
こんな展開、想像すらしていなかった。

わたしが わたしを取り戻し
わたしが わたしを生きるための
 新たな章(チャプター)の始まり。
無駄にはしまい。

窮屈な日々から解き放たれ、
自由を慈しみ 自由を堪能し、
過去から続く大きな課題をきっと越えてみせる。

悲しみを知る者だからこそ、添えること、
苦しみを味わった者だからこそ、共感できること
笑顔に励まされた者だからこそ、
贈ることのできるエール
言霊の尊さと重みを味わいつくした者だからこそ
届けることの出来る真心。

途中で終わりにしなかったわたし
 偉かったね。

わたしが わたしを活かすために
誰かに 動物にできること
 これからも淡々と続けてゆこう。

全てに感謝。


言い訳の前に待つ人がいるという想像力を

2015年10月24日 00時00分00秒 | 日常のあれこれ



最近、仕事への想いであり、姿勢について感じることがあります。

例えば、お互いの顔が見えないネットで買い物をした時、
実物を手に出来ない故、時として商品について店舗に問い合わせますが、
レスポンスが早く、その内容も的確であり真心を感じる応対もあれば、
急いでいるからこそ メールでの問い合わせではなく、営業時間内に、
記載された電話番号に直接電話を入れると 留守電に切り替わり・・・
初めてのお店ということもあり 躊躇しながらも仕方なく
こちらの電話番号を含めた名前などの個人情報を留守電に残しても
折り返しがなくほったらかし。後日、メールを送りやっと回答がきても 
的を得ていない とんちんかんな回答だったり・・・・
それでもグッとこらえ「まぁ、いいか」と、商品が届くのを待っていると
その数日後「申し訳ありません。在庫がありませんでした」という驚きのメール。
そのメールを見て 心の中で呟くわたし。
えぇっ? 本来、在庫がないなら カートに入らないんじゃないのォ?・・・・
素朴な疑問がグルグル頭の中をまわるけれど、たまたまだったのか?
元々在庫管理が出来ない店舗なのかは定かではないけれど
在庫がない事実は変わらないので、今更グダグダ言ってもしょうがないと、
気持ちを切りかえ「了解です。○○を除いて発送願います」と返信。
そして漸く届いた商品の一部は不良品だったので結局返品。

大量生産の100円shopで売られている商品でも、
すぐに駄目になってしまったり元々不良品という事は稀で
洗濯ネットなども含め、長く使えるものも多い中、
それなりの価格で販売されていた商品がこういうことではと疑問に感じました。
返品する前に 不良品だった商品の構造をよくよく見て見ると、
こういう構造ならこういう不具合も起こりえるな・・・と 失礼ながら、
素人目から見ても あまりいい商品でなかったことが分かったので
製造元の商品に対する思い入れや こだわりのなさ、いい加減な仕事に、
ガッカリしてしまいました。

時同じくして、上記のお店とは真逆の、消費者目線にたって考えて下さる
大変感じの良い、素晴らしい対応をして下さった
ペット用品を販売しているあるお店とのご縁がありました。

猫目線で考えた時、ご飯を食べる時に首に負担のかからない
シンプルで丸みを帯びた、絵柄などが入っていない、
国産の陶器の器を探していたのですが、
真っ白い、国産の卵型のシンプルで絵柄の入っていないビンゴ!な器を見つけました。
数か月前、ある猫雑誌を読んで知ったのですが、ご飯を食べる時、
首に負担がかからないよう、高さのある食器を置くお盆(トレー)であり、
高さのある器だと、猫の首への負担が軽減される、とあったので
ここ数か月、ネットで探していましたが、いい形だな、と思っても
器の底に余計な絵柄が入っていたりコレ!という物とは出逢えませんでした。

今月に入り高さが6cmと4cmに調節できる食器をのせる
丁度良いトレーを見つけたので購入したのですが、
それまで使っていた白い器がお盆に乗りきらなかったので
これを機に丁度良いサイズのシンプルな器を探していた所、
猫トイレ同様、玉子型をしたシンプルな器を見つけたので2つ購入しました。
嬉しいことに、購入者プレゼントとしてそのお店のオリジナル商品という
可愛いスポンジを同封下さいました。
商品発送前のメールもとても丁寧で、ペットと写る満面の笑みの店長さんを
画像で拝見した時、誠実さのようなものが伝わってきました。
「商品を発送しました」メールには「もし宜しければアンケートにお応え頂けませんか?」
とありました。家族同然のペットの情報も大事な個人情報にかわりはないので、
悪用されてもイヤなので普段はこうしたアンケートはスルーしているのですが、
今回は彼女の名前他、こたえられる部分だけでしたが、
アンケートにお答えし、(特に聞かれてはいませんでしたが)
今回、こちらのお店で商品を購入した理由やお礼を書いて、
営業時間外の夜にFAXを送信しました。
翌日、お礼のメールが届きました。
高価な物を沢山買った訳ではありませんでしたが、
普段からお客さんを大事にされているご様子がうかがえ
あたたかな気持ちになりました。

因みにそのお店は ぺったんPETさんです。

いいお話しのあとに書くのもなんですが・・・・

ストレスを強く感じ
ていらっしゃるからなのか?
「何年も前から首を長くして待っている人が複数いる」という現実を
理解していない、ある方の返信メールに大変驚き軽く怒りを覚えました。

今年の夏からこれまで2~3度 問合わせメールをしています。
(ある方の元で事務的な作業をされているその方とは面識もなく
メール上のやり取りだけの関係です。)

数年前、前払である教材を注文しました。
当初の予定では2年以上前に滞りなく購入者の元に届くものでしたが、
1年経っても商品は届かず、商品に対して何ら音沙汰はなく、
既に支払も済ませているので、もしかしたら教材の販売は白紙となったのか等、
思い切ってこちらから 問い合わせメールを送りました。
後日、事務の方ではなく 教材に直接関わる方から返事が届き、
発送が遅れている理由、○月までには完成するというお詫びの返信がありました。
了解し、待っていたのですが、予定された日を大幅に過ぎても
残念ながら、先方から何ら連絡はありませんでした。
以前の問い合わせから1年近く経った今年の夏、もう一度連絡を入れると
事務の方から今度は具体的な発送日が知らされ、同時に
キャンセルもたまわります、とありましたが、ここまで待って今更キャンセルなど
考えていなかったので、待ちますと伝えました。

「現在発送の準備に取り掛かっています」という内容の連絡をうけてから
2週間経っても商品は届かなかったので、もしや郵送事故?と思い、
いつ、どの機関から発送下さったかを問い合わせた所 それから10日程経って、
体調を崩し仕事を休んでいたので発送はしていない、
という内容のメールが届きました。
私達は生身の人間なので、体調を崩すことも勿論あるので、
約束をしたとしても結果守れないということがあるのは理解しています。
今回のケースは 一般的には考えられない、ありえない話しではありますが、
何年も前から待っているのであと1~2週間待つこと位平気なので、
当初、こちらも素直に「そうでしたか。お大事に、ご自愛下さい」と
それだけ伝えようとしたのですが、その方は
体調を崩し数日間お休みしていて、近々発送します、ということ以外に
少人数で仕事をしているということ、更には発送をするまでに
1人1人の住所を確認し、そのあと封筒にいれる作業が・・・・と
こちらが聴いてもいないことをご丁寧に、発送をするまでに
ご自身がする手順をお察しください、とばかりに書いていました。
わずか数十人に向け発送する教材に
 どれだけ手間がかかるのか、ということを伝え、正当化されてきたので、
そりゃ、ないよ、それを言ってはダメでしょうと、思いました。
お店に行き「いついつまでに入荷します」と伝えられ「分かりました」と、
代金を払ってから2年も3年も連絡なく、ほったらかし状態というのは
日本において 普通は考えられない異常なことですよね。

それでも、もしかしたら、大人対応ができる人は、
「あらららら~、こんな人もいるのね~」と笑ってやり過ごすのかもしれませんが、
数年前に届いている筈の物が大幅に遅延しているという事態にも関わらず、
毎回、こちらから連絡するまで 一切連絡はなく、
その後 何度かやり取りをする中で 「いつ発送します」と回答しながら
それもままならず、届いたメールの内容は、自己弁護、言い訳が多いので、
僭越ながら「自身が会社員として働いていた時も、
自分の仕事以外にも飛び込みは日常茶飯事で、郵便物に関しても社内、
社外を問わず、コピーした大量の資料などを封筒に入れ、
手書きで宛先を書き、日々、何十も送っていたこともあるので、
今更 発送までの手順を丁寧にご説明頂かなくても分かります、
また、仕事をしていると飛び込みは多々あることも
職種こそ違いますが、○○さんの置かれていらっしゃる状況も、
お察ししてきたつもりです」と書きました。
また提案として、ユーザーから問い合わせがあって初めて動く、
個人個人に応対するのではなく、遅延する場合には
ユーザーから問い合わせしなくてもいいように
予めHPなどに状況を載せた方が、メールのやりとりなど
お互いの手間も省け 建設的ではないでしょうか?と
余計なお世話だったかもしれませんが補足として伝えました。

自己防衛の言い訳に走るのではなく、シンプルに正直に状況説明をすれば、
人はそれ以上 そのことに対し追及したりしないものと思います。
自分の置かれている状況はこんなに大変なのよ!という相手を間違え
 被害者意識のままでいると、数年来待っている人が複数いるという
事実さえ忘れ、そうした人達の気持ちを忘れてしまうように感じます。
もし、オーバーワークして精神的にお辛い状態なのであれば
ユーザーにではなく、仕事上の上司に勇気を出して、
ご自身の置かれている状況であり、一杯一杯の気持ちを吐露されるのが
いいと感じました。

仕事をする中で納期を守るということはとても大切であり、
結ばれる信頼関係はまず約束を守ることからはじまると
今回改めて思いました。


ソレイユ

2015年10月23日 22時59分09秒 | Art (ボールペン)

黒のボールペンで描いたこの作品
タイトルは? と、
いつもそうしているように 心の中で画に聴くと
1秒もしないうちに【ソレイユ】の文字が視せられた。


太陽、ひまわり、花火・・・そんな意味を持つソレイユ。

わたしにとってのソレイユは・・・・

あなたにとってのソレイユはなんですか?

美しい響き。

カタカナで書いても品を感じさせられる文字。
気に入りました。