イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

ご縁だからこそ

2019年01月11日 00時00分00秒 | ☆作品への思い

普段お受けしている書・書画の作成以外に
不定期ですが 
小さなサイズの作品(原画)や
ポストカードを販売しています。
 右サイドバーのカテゴリーのお知らせ告知致しますので
時々チェック頂ければと思います

「風の伝う道」では
SOLD OUTの表示はしておりませんので
ご注文をお考えの際はメールにて在庫確認頂けますよう、
ご縁で結ばれる作品たちは早い者勝ちではないため
その作品をお選び頂いた理由を
お聞かせ頂ければ幸いです。

 作品のこと 

エナジーアートと言って頂く作品たちはご縁のあった方の元に
使命を携え参ります。

作品を販売をさせて頂く中、
作家本人が常々思っていることがあります。

全ての作品はそれぞれ使命(テーマ)を携えていることから
(完成した作品に触れる中、そのように感じさせられています。) 
その時が来れば、共鳴という名のもとに
本来ご縁を結ぶ約束をしている方々と自然と巡り会い、
ご縁が結ばれたパートナーの元でサポーターのごとく
そっとお役目を果たしてくれるということです。

このようなことから作品を販売をする際、
ネット販売の特徴ともいえる、一定期間を設け
あの手この手で煽るように売りつくすことを
最終目的とした努力はしておりません。

ブログに作品をupするようになり1年程経った頃、
「SHOKOさんの作品を購入したいのですが」
というお声を頂くようになり、販売を始めました。
それから数年が経ち販売スタイルも確立しましたが、
新たな年を迎え、何気なくしていた自身の行為が
「これは思い違いだったのではないか」と
気づかされたことがあります。

~必要な方々に作品を通し癒しのお手伝いが出来たら~
の思いと、お役目からはじめたブログ。

インスピレーションで日々作品を描く中
作家自身も作品たちに癒され
活力を貰っていることに気づきます。
そんな中、
「作品を知って頂く1つのきっかけになれば」
の思いから

「はじめまして」の方々に
ご挨拶を兼ね名刺とともに
ポストカードを差し上げておりました。
が、
求められていないのに
無償で提供するといったこうした行為は、
作品の魅力を最も身近で感じている作家自身が
結果的に作品に価値を見出していないことを
していたのではないか・・・・と
これまでの行為の矛盾に気づきました。

例えば 路上で無料配布されているティッシュ。
大切な資源なので私は有難く頂いていますが、
必要としていない人にとっては価値のない物なので
受け取っても心のどこかに「貰ってやった」感や
「ただで貰ってラッキー!!」の思いが
少なからずあるように思うのです。

今後は1枚のポストカードに心動かされ
「譲って下さい」とアプローチであり、
アクションをおこして頂いた方々に
堂々と適正な価格でお譲りすることこそが、
作家しての役目と痛感しました。

複写のポストカードを含め、作家自身、
全ての作品に価値を見出しておりますので、
今後も作品の価値を下げるセールや
媚た販売は致しませんことを
ご了承頂きたく思います。

「何とか売りたい」とは真逆の
共鳴という名の
ご縁を大切にした販売を続けて参ります。

故、

作品販売のお知らせから 
だいぶ時間が経過したのち
偶然 当ブログにお立ち寄り頂き、
作品のことが気になった、という方や
久しぶりに当ブログをご覧頂いた方で
「時間も経っているし売れちゃってるろうな・・・」と
思われ、それでも気になる、という方は
どうぞ遠慮なくお問い合わせ下さい。

もしかしたら、
あなた様の元に参るためにその作品は
待っていた、ということもあるかもしれません。

以上のことから

『風の伝う道』の作品販売に関しましては
早い物勝ちではないということを 
皆様のお心に留め置き頂ければと思い
この機会に改めてお話しをさせて頂きました。


 ご遠慮ください 

当ブログに掲載しております全ての作品は
SHOKOのオリジナルであり、
その権利は「風の伝う道」、
artefice SHOKOに属します。

お求め頂いた作品やご感想をSNSで
シェア下さることは有難く存じますが、

 画像等の無断転載は固くお断り致します。


立春に画への想い確かめて

2016年02月04日 23時58分00秒 | ☆作品への思い


 沢山の小っちゃな色見本の画像から選んだ
メタリック・トープ
色のマット正解でした
元々のマットの中抜きサイズを画に合わせたサイズに
変更したかったので
メーカーに問い合わせたついでに
メタリック・トープの色を確認すると
他のマットには見られない光沢があることが確認できたので
この色に決めました。

フランス語で『もぐら』という意味のトープ。
くすんだ感じのグレーには惹かれないのですが3年程前、
鞄好きの私はフォルムが美しく
上品な鞄を造ることで定評のあるブランドが出した
トープ色のビジネスバックに一目ぼれし購入しました。
少し茶色がかったトープ色のバックもやはり大正解でした。
(以来、グレーではなくトープと謳われた色を密かに信頼しています)



描いた画をおさめるため、去年秋頃からネットで
額縁専門店を探していました。


明後日より創作活動を開始して以来
初めてとなる大きな作品に取り掛かります。

この大きな画を入れる為のフレームが
急遽必要となったので先月下旬、

品質も確かで信頼のおけそうな ある額縁専門店で
複数の大きなフレームと共に
このゴールドの額縁とマットも購入しました。
通常マットを入れる際は画を持参し、

画材店で購入した額に画を置いた状態でマットを選びカットして貰うので
マットの材質や色も額や画にあったものを選べますが
今回のようなちょっとした冒険は初めての経験でしたが
届いた額もマットもイメージした通りのもので満足です


いつものようにフリーハンドでラメだけで描いたこの作品、
去年描いた日にブログにアップしました。

完成した画を改めて見た時 私の中では
Duomo(大聖堂)と重なって、

とても気に入っていたので
この作品にピッタリの額装をしたいと思っていました。

今、寝室に飾っています。

「どうしたらSHOKOさんに描いて頂けますか?」
というお問い合わせに
お応えする形で
少し前より
ご縁のあった方に原画を販売させて頂いています。

が、
画を売りさばくことが本来の目的ではない為、

大々的にブログで宣伝はしていません。
これまで何度か感謝祭と称し、事前に告知し
デザイン画や書画を販売させて頂きました。


作品をご注文下さった皆様はご存じでいらっしゃるように
作品をお届けする際、
私の方で額装はしておりません。
それには2つの理由がございます。

その理由をお話しする前に
販売が目的ではない理由(わけ)を
お話しさせて頂きますね。


インスピレーションで描いた一点ものの愛しき原画は
作家(私)にとっては
値段をつけたりしたくない、
手放したくない
大切な作品達なので
本来は値段をつけず手元に置き、個展を開いた時に
多くの皆様に直接 
画から放たれるエナジーに触れて頂き
画を媒体として、
あなた様が あなた様の
内なる素晴らしさに気付いて頂くきっかけとなったらいいな、

という思いが大元にございます。

このように私にとっては意味のある、
貴重で大切な画ですが、

「画を手元に置きたい」と熱心に
アプローチ下さる方々のご要望にお応えする事もまた

使命に繋がるのではないか、思うに至り 熟慮した結果
原画をお嫁に出すことにしました。

以上のことから、
「とにかく売れればいい」という発想は全くなく、

また、お客様に媚を売るように 
作品の価値を下げるように 「
○○セール」と題し
バナナの叩き売りが如く
売りさばきたい
という思いも皆無な為、
価格設定には悩みましたが、
画への敬意をはらった上で手放せるライン
お求め頂けるラインを設けました。


額装をしない理由の1つは、

お求め頂くのはデコラティブを売りにした額ではなく
「作品」です。
価格設定をするにあたり
参考程度に 色々な方の販売方法を拝見した所、
額装込みで数万円という
価格設定をされる方々も多くいらっしゃいました。
画にあった額をこちらで選び、
マットも入れての額装となりますと 
画以外に額縁やマット、
梱包時に使用するエアーキャップ等の代金がかかり
場合によっては梱包したエアーキャップの厚みが
 現在使用している全国一律の
レターパックプラス(510円)におさまらず
送料が変る可能性も考えられます。

お客様とのメールのやりとりを含め 
全ての作業は
SHOKO1人で行っておりますことから
物理的に難しいことが予想されます。


インスピレーションで描いた画はある使命を携えて
ご縁のある方のところに参ります。
心から 「この作品が欲しい」と思って下さる方がいらしても、
額装込みの価格をご覧になられた時、今は買えない・・・・と
なってしまうのも本意ではない為、
画と本当にご縁のある方の元へ 
いいタイミングでお届けできたら
という思いもあり、
今は、額装しない価格設定でご案内しております。


2つ目の理由は、

今後、あなた様の人生にそっと寄り添い、
ある意味 あなた様のお守りのような存在となってくれるであろう
ご縁あり、お求め頂いた画を、末永くおそばに置いて頂けたら、
という作家の想いもありますが、
お届けした画に合った衣装である額を

是非、あなた様ご自身の目で 
お選び頂きたいという思いからです。
ご自身の目で あれにしようか、これにとようかと
楽しく悩みながら額を選んで頂けることにより、
画への愛着がわき、
画のエナジーと共鳴するように思われます。

私自身、数年前に知人のブログで知ったあるアーティストさんに
イラストを描いて頂きました。
その素敵な絵はずっと大切に飾りたかったので
後日、画材店に出向き
ピッタリの額と色彩に合わせたマットを選びました。
注文した時はキャンペーン価格
ということで
申し訳ないような価格で購入させて頂いたのですが、
購入した額はその何倍もの価格でしたが、
勿体ないなどとは勿論思うことなく、
絵が更に引き立つ素敵な衣装と満足しアトリエに飾り
大好きなその絵を日々優しい気持ちで眺めています。

画を発送する際、額縁のお色など
簡単なアドバイスも添えさせて頂いております。


最後に、
感謝祭などで販売する際 SOLD OUTにしない理由は・・・・


「この画もう売れちゃったんだ、急いで買わなきゃ!」と
お客様の気持ちを
煽ることはしたくないという作家の想い。
同時に、
SOLD OUTと表示することで 
画自体から放たれるエナジーは なんら変らないのに

「この画、売れ残ったということは人気なかったからなんだ」と
勝手に想像され、画にマイナスの想念がいくのも本意ではなく、
自分の分身でもある画がそんな風に見られたら切ないので

敢えてそれをしていません。

こうした理由から『風の伝う道』では、
作品をお求め頂くことをお考えの場合は 
まず最初に在庫の有無をメールでご確認頂いております。

感謝祭などで、
たとえ売れ残った画があったとしても残念には思いません。


個人の誰かを癒すのがその画の使命ではなく、
私の元に残り
個展などを通して
多くの方々のお目に触れることが

その画本来の使命かもしれないからです。
もしくは、いつか その画を本当に必要としている方であり、
待って下さっていた、本当の意味でのご縁のある方の元に
嫁ぐこともあるということを知っているからでしょうか。

看板を掲げ arteficeという言葉を使い、
創作活動を始めて間もない頃

ある方から告げられたその後の指針にも繋がるような
有難い言霊は今も尚、
心の中に息づき、自身の声で
「そう!その通り」と聴こえ続けています。

それは、
「あなたの描く画は本当にご縁のある方の元にしか行かない。」
ということです。

画を描くことは私の魂の目的、生きがいそのものなので、
敏腕の商売人として 誰かと売り上げを競うということもまた
私の本来の目的ではないのです。

以上、ご理解頂けましたら幸いです。

皆様の素敵な明日、笑顔とお幸せを願って