昨日は、
『エンブリオロジスト』という新聞記事の切り抜きの内容を、
いち部分、書かせて頂きました。
勿論、
当院も『エンブリオロジスト』が頑張ってくれ・活躍してくれているという医療体制をとっております。
その頑張ってくれ・活躍してくれている『エンブリオロジスト』の下には、
’エンブリオロジストを目指して頑張っている子達’もおります。
体外受精・顕微授精という高度生殖医療施設においては、
”質の高い素晴らしい胚培養士”の存在は必須です。
エンブリオロジスト=胚培養士という職種は、
ただ数が多くいれば良いってものではありません。
”質の高い素晴らしい胚培養士”が、
どれだけの卵を扱っているのか?が問題なのです。
医者の腕(知識・技術・心)というものもとても大切ですが、
胚培養士の腕(知識・技術・心)というものもとても大切なものです。
当院では、その点においても、自信を持ってとり行っております。
また、患者さんのメンタル的な部分もとても大切なものです。
当院では、
不妊カウンセラー・体外受精コーディネーターが対応させて頂いております。
今現在、’エンブリオロジストを目指して頑張っている子’が、
既に、
『エンブリオロジスト』(小学館)のご本を読んでおりました。
おそらく発売と同時くらいには手元にあり、
読んでいたという事になるでしょう。
そのご本の正式名は、
『エンブリオロジスト ~受精卵を育む人たち~ 』です。
その当院の’エンブリオロジストを目指して頑張っている子’曰く、
「この本を読み、先輩胚培養士の方々がどのような気持ちで卵を扱い、
仕事と向き合っているかを知ることが出来た。
やはり、命の素である胚=受精卵を扱う事は、緊張と恐怖感の連続だが、
それが私達の仕事なんだ!と気持ちを強く持ち、真摯に向き合う姿にとても感動した。
そして、この本に登場する胚培養士の方々は卵に愛を持って接している。
当院のチーフ胚培養士の先輩を見ていてもそうだが、
まず卵に愛情を注げる人こそ、真の胚培養士なのだと思った。
この本を読み、自分を興起させる事が出来たと共に、
もっと患者さんに私達の仕事を知って欲しいと思った!」
とありました。
私は思います。
患者さんが必死の思いで預けている大切な大切な卵ですから、、、
命をかけて願いを込めている卵ですから、、、
それを扱う胚培養士という職業は、
なんちゃって・・・ではダメだと思います。
なんちゃって・・・の気持ちが少しでもあるのであれば、
胚培養士という道は厳しいものがあると思います。
胚培養士を育てる側にとっても、大きく深い真剣勝負ですから、
その大きく深い真剣勝負に立ち向かってくれる子達でないと困るわけです。
しみじみと思います・・・。
続きは、また次回に書かせて頂きます。
ーby事務長ー