とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

第45回衆院選

2009年08月30日 | Weblog
本日、8月30日・日曜日は、第45回衆議院選挙の日でした。

国民の意識が高まったのか、どこの投票所も結構な混雑状態でした。

民主党が、小選挙区・比例代表ともに自民党などを圧倒した結果となり、民主党中心の政権誕生が確実となりました。
政権交代・それに加えて世代交代を強く感じた選挙結果となりました。

良い風が吹く事となるのか?どこの党になってもあまり変化のない政治となるのか?こればかりは何とも解りません。

ですが、政治家だけに頼るのではなく、私達国民一人一人が、どのような日本が幸せな日本といえるのか?どのような国が住みやすい国といえるのか?をしっかりと考えていくという事=意識を高く持って協力出来る事にはどんどん地域(←取り敢えず一番身近な処)に協力していく事が大切なのだと思います。
国民一人一人の力は、即効性もなく非力であるかもしれませんが、コツコツと積み重ねていくという事が何かの力に繋がりますし、大切な事なのだと思います。

ーby事務長ー
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子宮がん検診無料クーポン券

2009年08月29日 | Weblog
目黒区では、毎年6月~11月までの6ヶ月間の間に、目黒区からの子宮がん検診受診票(A4サイズの緑色の受診票)が届いた方を対象に、無料で検診を行っております。

子宮がん検診受診率を50%にあげ、がんの早期発見・早期治療を促進する為です。

ですが、それだけでは足りないという事なのでしょうか?
区の無料子宮がん検診だけではなく、更に「子宮がん・乳がんの検診無料クーポン券」というものを配布しまして、対象の方々は無料で受けられるような指導要領となりました。

”女性特有のがん対策”を行う国の対策という事だそうです。

目黒区からは、対象年齢のかたに、乳がん・子宮頸がんの「検診無料クーポン券」を平成21年8月下旬にお送りしたという事です。
早い方は、届いたその日にご予約を入れて頂いております(当院は、子宮がん検診のみです)。

この機会に是非、無料の検診をご利用下さいませ。
ただし、緑色A4版サイズの区のがん検診をお受けになられた方は、重ねて受診する事は出来ませんので、どちらかとなります。


今年度の”子宮がん検診クーポン”の対象となる方は、平成21年6月30日時点で目黒区に住所を有する女性で、下表の年齢の方となります。

・子宮頸がん検診無料クーポン券対象者

 20歳 昭和63年(1988年)4月2日から平成元年(1989年)4月1日生まれの方
 25歳 昭和58年(1983年)4月2日から昭和59年(1984年)4月1日生まれの方
 30歳 昭和53年(1978年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日生まれの方
 35歳 昭和48年(1973年)4月2日から昭和49年(1974年)4月1日生まれの方
 40歳 昭和43年(1968年)4月2日から昭和44年(1969年)4月1日生まれの方

早期発見が大切です。
どうぞご利用下さいませ。

ーby事務長ー




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インフルエンザの予防接種

2009年08月26日 | Weblog
この夏も、新型インフルエンザが流行しております。
そこで、多くの患者さんから、メールやお電話や受付にて
「新型インフルエンザの予防接種はいつから出来ますか?」
「季節性インフルエンザの予防接種はいつから出来ますか?」
「タミフルの備蓄はどれだけありますか?」
というお問い合わせが相次いでおります。

新型インフルエンザのワクチンについては、まだ政府の見解が明らかになっておりませんので、もう暫くお待ち下さい。
ワクチンメーカーから、新型インフルエンザワクチンを政府が一括購入する方針だという事も報道されております。

また、季節性インフルエンザのワクチンについては、昨年度よりも厳しい流通になります。
昨年までは、割と余裕がある流通振りでしたが、今年はかなり厳しい流通振りと予想されます。
10月下旬から11月上旬・・・せめて11月中旬くらいまでには、予防接種を済まされておかれた方が安心かと存じます。

ですので、昨年までは「夫婦二人分を取り置きしておいて下さい」「子供の分も取り置きお願いします」などというご要望=ワクチンのご予約なども承っておりましたが、数が厳しい今年度は、いらして頂いた方から順に予防接種をさせて頂き、ワクチン入荷がなくなり次第終了という事になりそうです。

10月に入りましたら、更に詳しい状況をお伝え出来ると存じますので、宜しくお願い申し上げます。

インフルエンザでも然り一般の風邪でも然り、、、まずはご自分の身体の抵抗力を高めることが一番です。
美味しい食べ物=栄養のある食べ物をしっかりと食し、きちんと睡眠をとり、適度な運動をかかさず、そして常にプラス思考のマインドを大切に生活する・・・それが何よりです。
そして、外出先から帰宅したら、必ずうがいと手洗いを実践致しましょう。

流行ウィルスですので、しっかりと予防していても移ってしまう場合もありますが、それでも抵抗力がついていれば重症化せずに済むものと思われます。

8月も下旬となり、朝夕はすっかり涼しくなりました。
体調管理を大切にされてお過ごしになられて下さいませ。
ーby事務長ー
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劇団四季『ユタと不思議な仲間たち』

2009年08月22日 | Weblog
先日、劇団四季の『ユタと不思議な仲間たち』を観て参りました。

先月、同じく劇団四季の『夢から覚めた夢』を観に行きまして、それについて書かせて頂きました。

『ユタと不思議な仲間たち』・・・この作品も最高に素晴らしい作品です。

命の大切さ・友情の素晴らしさ・生き抜く力・・・そして何より、生きていられるっていう事がどれだけ大きなものなのか感謝しなくてはいけないものなのか・・・その他様々な大切な事を訴えかけてくれる作品です。

”友達はいいもんだ、目と目でものがいえるんだ、困ったときは力をかそう遠慮はいらない、いつでもどこでも君をみてるよ、愛を心に君と歩こう、皆は一人のために、一人は皆のためにーーーー”とても素晴らしいテーマ曲があります。

この作品にお出になられていらっしゃる劇団四季の方々は、演技力・歌唱力の方々なのだろうと思っておりましたが、ところがどっこい、見事なダンサー揃いでびっくり致しました。
ダンスやバレエには厳しい私が、「参りました!!」「お見事すぎます!!」とうなってしまった位に素晴らしいダンス力でした。
日々、血のにじむ努力をされていらっしゃるのだろうと思いました。

とにかく、心から感動出来る作品です。
嫌な事や辛い事などを洗い流してくれる作品です。
ご興味のおありになられる方は、どうぞ一度ご覧になられてみて下さいませ。
”心の大掃除”をしてくれる素晴らしい作品だと思います。

次回の公演も絶対に見に行くぞ!!と思っております。

8月も残すところ1週間あまりとなりました。
この2009年の夏の暑さを、どうぞ心から楽しまれて下さいませ。

ーby事務長ー
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9月妊娠準備学級・ART茶話会のお知らせ

2009年08月21日 | Weblog
通常ですと、毎月第二土曜日の午後に、『妊娠準備学級』『ART茶話会』を無料開催しております。

9月の『妊娠準備学級』は、第40回目となりました。
恒例行事と相成っております。
不妊治療というものは、やはり患者さん側にも多少の知識が必要だと存じます。
それを日々痛感しておりますので、どなた様にもご参加頂けるよう努力しております。

今年の9月第二土曜日は、”日本IVF学会”と重なってしまいました。
当院の院長もラボチーフも学会に出席致しますので、第一土曜日に変更となります。

ですので、9月の『妊娠準備学級』『ART茶話会』は、第一土曜日の9月5日の15時~17時に開催致します。
どうぞお早めにご予約をとられて下さいませ。

ーby事務長ー
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世の中の厳しさ

2009年08月17日 | Weblog
4日間のお盆休みを有難うございました。
クリニックがお休みでも、お注射に通われていらした患者さんの頑張りは身にしみます。
皆様、明るく前向きに、痛いお注射に通われて来られました。
その皆様に、良い結果が訪れますように、心から祈っております!!

本日、17日より、通常通りに、職員一同、元気にスタートいたしました。
休み明けとなると、スタッフ一同がいつも以上に早くにクリニックに出勤して、掃除や整理整頓してくれる・・・その真摯な姿勢に、今日も感動した次第です。

このお盆休みも、あれこれと様々な本を手にしました。
今回は、子育てに関する本が多かったように思いますが・・・・・、
その中でも一番印象的だった内容が、
『親は子に何を伝えるべきか』ーーー『世の中の厳しさを伝える』ーーー
という内容の本でした。

「世の中は思う通りにはいかないものだ」
「世の中というものは、理不尽なのではなく、自分の思った通りになんかいかないって事なのです」
というような内容がびっしりと書かれてありました。

よく大学まで卒業した若者が、就職して半年も経たないうちに会社を辞める例が少なくないそうです。
理由として挙げられるのが、
「上司や先輩に理不尽な事を言われた」
「職場の先輩や同僚が冷たい」
などの、自分の思う通りにならない現実への”抵抗力の無さ”=”精神力の弱さ”なのだそうです。

それには、大人になるまでに「自分本位の甘えた考え方」から卒業出来なかった本人に責任があります~と書かれてありました。
ですが、それを解らせなかったという点では、育てた親にも責任があるという事だそうです。
何をするにしても、自分と経験も考え方も利害も異なる相手がいて、その相手とコミュニケーションをとっていく=折り合いをつけていく・・・社会で生きていくに必要な力=「社会科能力」を身につけていかないといけないという事だそうです。

親の仕事というものは、そのような『社会科能力』をしっかりと身につけられるようにアドバイスしていくというのも一つなのだという事が書いてありました。

確かに思います、自分の思う通りにならなくても、それを難なく乗り越えてしまえる底力・・・それが大切なのだという事!!

明日も、更に良い一日でありますよう~~~!!

ーby事務長ー
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患者さんへのお願い

2009年08月12日 | Weblog
これからおかかりになる患者さん、またお通い中の患者さんへのお願いがございます。

当院は、完全予約制ではなく予約優先制ですので、ご予約なしの方も診察させて頂いております。
ですが、予約優先制ですから、ご予約の方を優先して診察させて頂く事となります。
最近、よくお見受けするのが、ご予約なしで「30分で終わらせて欲しい」「すぐ診て欲しい」というご希望を訴えられる方が多いです。
例えば、ご予約なしの初診の方で、3時30分に来院されて「4時にはここを出たい。」というご希望など。
何とか努力はしたいと存じますが、勿論3時30分にご予約頂いている方もいらっしゃる訳ですから、状況はかなり厳しいです。

注>>採血のみ・注射のみ・結果のみ・超音波検査のみなどの場合は全く大丈夫です。

初診の場合、来院されてすぐに問診表をお書き頂きます、その間にカルテをお作りします。
問診表を受付が受け取り、作成されたばかりのカルテの中にはさんで、診察室にまわします。
診察室にまわってきたカルテを診察室スタッフが受け取って、予診デスクで予診(ドクターの判断材料となる全ての情報)をとります。
その後に、ドクターへカルテをまわして、ドクターの問診となります。
ドクター問診後に、必要となる検査を行います。
婦人科の場合は、検査をする別室へ移動して頂いて、そこでお着替えも入ります。
検査終了後にお部屋を移動して、再度ドクターと、治療に関するお話や薬に関するお話をして、ようやく待合室に戻ります。
診療後のカルテを医療事務がレセコンに打ち込んで、処方箋や領収書を出して、それから会計となります。
ザッとみても、初診の方の場合は、少なくとも1時間はみて欲しいと存じます。


また、診療後に、連日、不安や質問のお電話をかけて下さる方がいらっしゃいます。
多い時は、同じ方が同じ日に何度も・・・同じ方が翌日にも何度も・・・また同じ方が翌々日に何度も・・・という事例もございます。
婦人科は、機能性出血・月経困難・月経周期異常、また月経移動・卵巣機能に原因がある不妊症治療などに対して、ホルモン剤というものを処方しますので、そのようなホルモン剤の作用・副作用などで心配になったり不安になったりする事が多いのだろうと存じます。
心中お察し致します。
ですが、電話を何度もかけても解決するものではありませんので、その場合は、一度いらして頂いて、直接ドクターの診察をお受け頂きたいと存じます。
それが一番安心出来る事となります。

職員一同、なるべくお待たせしないよう、必死に努力をしております。
何卒宜しくお願い申し上げます。

明日から4日間、お盆休みを頂きます(ARTは行っております)。
お盆休み明けの17日・月曜日からは、通常通り行っておりますので、宜しくお願い致します。

ーby事務長ー
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不妊治療と漢方薬 その3

2009年08月10日 | Weblog
不妊症に対する漢方薬の使い方として、体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)のようなART(生殖補助医療技術)に対しても、補助的に使われる事が多いです。

その中で、アンチエイジング効果の期待出来る漢方薬として”八味地黄丸(ハチミジオウガン)”があります。
FSH(卵胞刺激ホルモン)の値を低くする作用があるといわれています。

FSHは、卵胞がきちんと働くように叱咤激励するホルモンです。
女性は加齢と共に、このFSHの値が高くなります。
高くなると、卵胞への叱咤激励が弱くなりますので、良い卵が育ちにくくなるといわれています。
不妊症の方の中には、この値が少し高めの方が多くいらっしゃいます。
この値が低くなるという事は、卵胞が十分つくられる環境を保てるという事になります。
この”八味地黄丸”は、本来加齢と共に上がってくるホルモン値を下げる事が出来るアンチエイジング機能を持つ漢方薬といわれております。

また、この”八味地黄丸”は、女性だけではなく男性の性機能改善にも有効であるといわれておりますので、御夫婦で服用されて良い結果を出される例も出ています。
ご興味のおありの方は、是非、続けて服用されて下さいませ。

注)薬剤の作用などを読まれますと、
 「体力が低下し、顔色もすぐれず、冷えを伴う、高齢の方にーーー」
 などと書かれておりますが、それは不妊治療とは関係のない一般の方向けの内容ですので、お気になさらないようにお願い致します。

ーby事務長ー
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不妊治療と漢方薬 その2

2009年08月07日 | Weblog
「漢方薬を使うようになってから、体調が良くなって、妊娠出来る身体づくりが出来ました」と仰る方が多いです。

前回に引き続き、不妊治療と漢方薬のお話を書かせて頂きます。

不妊治療に対する漢方薬の用い方は二つあります。

一つ目は、漢方薬を単独で用いて、身体のバランスを良くする方法です。
身体という畑の土壌を改良し栄養を注ぎこみ、芽が出やすくするという用い方です。
二つ目は、西洋医学の生殖医療に併用していく、底上げサポートとして用いる方法です。
加齢による不妊の場合は、一つ目の方法では大変厳しいものがありますので、二つ目の方法でうまく取り組んでいかれる事をお勧め致します。

例えば、不妊治療でよく使われる”当帰芍薬散”という漢方薬は、FSH(卵胞刺激ホルモン)・LH(黄体化ホルモン)の分泌を促進するといわれています。
また、セロフェン=クロミッドで排卵誘発する場合にも、”当帰芍薬散”を併用することにより妊娠率が上昇したという報告がなされています。
”桂枝茯苓丸”という漢方薬についても、黄体からのプロゲステロン分泌促進効果があるという報告がなされています。
また、”温経湯”という漢方薬も、不妊治療によく用いられますが、LH分泌を調節する作用があるといわれています。

次回は、卵巣のアンチエイジングを期待出来る漢方薬について書かせて頂きます。

ーby事務長ー
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不妊治療と漢方薬

2009年08月05日 | Weblog
最近、不妊治療でお通いの方で、漢方薬を希望されて来院される方が増えております。
身体のバランスを回復させるという漢方薬に関するエビデンスレポートが数多く示されてきたからだと思います。
漢方薬は西洋薬と違って速効性はありませんので、速効性を求められる方にとっては歯痒い思いかもしれません。
ジワジワと効いてくるのが漢方薬です。
ですので、こちらも、「とても効きます。身体が楽になりました。」と長く漢方薬を愛し続ける患者さんと、「本当に効いているのか?効いていないのか?よく解らない。」と挫折してしまう患者さんといらっしゃいます。
ただ、確かにいえるのは、”身体の冷え”にはとても良く効く・血流が良くなるという事です。

一般的な不妊症の要因として ー

女性は 
  ・内分泌因子(排卵障害・黄体機能不全・多のう胞性卵巣症候群などによる卵巣機能不全・高プロラクチン血症・加齢・ダイエット・ストレス 等)
  ・卵管因子(卵管閉塞・骨盤内癒着・子宮内膜症 等)
  ・子宮因子(子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜ポリープ 等)
  ・子宮頸管因子(子宮頸管狭窄 等)

男性は
  ・造精機能障害
  ・精路通過障害
  ・性機能障害

ー などがあげられます。

それに加え、不妊症が増えてきた最大の理由は -
  ・キャリア志向の晩婚化
  ・若くて結婚しても30代半ば以降に子宝を求める晩産志向
  ・男性の精子数の減少傾向

ー などにあります。
一番やっかりなのは、原因不明と加齢因子です。
そこを何とかしなくてはなりません。

それには、ホルモン補充療法や排卵誘発剤などが役立ちますが、そのような西洋薬をカバーする役目にあるのが漢方薬です。
次回もまた、続きを書かせて頂きます。

ーby事務長ー

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