とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

当院の処置室について

2012年02月29日 | 不妊
今年は、閏年(うるうどし)です。
本日は貴重な2月29日であり、4年に1回存在するお日にちです。
ですので、今年は、
一年365日ではなく、一年366日ですから、得した気分となりますね。
その今年の2月29日の都内は、朝から雪景色となりました。
春を呼ぶ雪ですね。
三寒四温が続き、どんどん春に向かっています。


さて、

本日は、当院の処置室のあり方について書かせて頂きます。

処置室とは、
診察室とは別に、身体計測や超音波検査・血圧計測・採血・点滴などの、
治療上の処置をするお部屋をいいます。
内科では、胃カメラであったり、心電図をとったりもします。

当院は、不妊治療専門ですので、
当院の処置室は、採血・注射のみです。
心電図をとるわけではありませんから、オープンスペースです。
移転当初は、
カーテンも衝立(ついたて)も必要ないと考えておりました。
あくまでも、採血・注射しかしませんので、囲い込む必要などないのです。

当院の処置室使用者は女性のみであり、
(男性スタッフはおりますが、採卵手術や胚移植で受精卵を手掛けている胚培養士です)、
恥ずかしい事をする場所ではありませんので、
密室にする必要性も個室にする必要性もないと考えております。

あとは、着て来られる患者さん自身のお洋服が問題となります。
さっと腕を出せる服であれば、上着を片側抜いて肌着を見せる事もありませんし、
腰への注射であれば、さっと下にずらすだけで注射が出来るパンツルックがお勧めです。
おしりを丸出しにしての注射はしておりませんから、恥ずかしがる事は何もございません。

ご理解を頂いた上で、ご来院下さいますようお願い申し上げます。

ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名付けて「子宝治療」

2012年02月28日 | 不妊

そもそも「不妊治療」という言葉が好きじゃない!
私は「不妊」ではなく「未妊」!
治療に「不」や「無」などの”否定を表す語彙”をつけないで欲しい!

上記の思い、よく耳に致します。
ごもっとも!!と、私も思います。

ですが、この時代では、
既に「不妊治療」でまかり通ってしまっているわけなので、
その言葉は全くお気になさらず、
自己解釈にて「子宝治療」なのだ!!と思い込んで取り組まれて欲しいと願います。

その、いわゆる「不妊治療」、、、
長い期間をかけてやっているうちに、
本当に”不”に取り込まれていかれる方を目に致します。
どうかそれだけは避けて頂きたい思いです。

「子宝治療」というものは、思うまま願うままに進んでくれませんから、
(20代や30代前半であれば、わりと願う方向性に添っていけますが、、
30代後半~40代になると、年々卵巣が衰えていきますので、
なかなか思うように、すぐに、結果を手に出来にくくなっていきます、、、)

ですので、治療歴が長くなればなる程、
ご自分でも気付かないままに”不”に取り込まれていってしまいます。
”不”に取り込まれてしまって抜け出せないままのご自分に、
ご自分でさえも気付かないまま月日がどんどん過ぎていきます。

長く続く「不妊治療」に不安を感じ、
その不安が、不本意に繋がり、そこから不満や不快が生じてしまう・・・。
「不妊治療」からはじまる”不”の連鎖というものです。

それが長く続いてしまうと、
不調になり、何となく何をやってもうまくいかないような思いが生じ、
落ち込んでしまったり、やる気がなくなってしまったりします。

精神的に疲れてしまうのです。

何とか・・・どうにか・・・そこでストップをかけて頂いて、
”不”に取り込まれてしまったところから、更に、不運や不幸を招かないように、
力強く前向きに明るく前向きに対処していかれて欲しいと、せつに願います。

「不妊治療」の”不”を、ご自身の力ではねのけてしまって、
「妊娠治療」=「子宝治療」に、
前向きに明るく取り組んでいかれて欲しいと願います。
「子宝治療」を楽しんでいかれて欲しいです。

そして、
「子宝治療」は、ご夫婦の絆を強くしてくれる「絆強化」にもつながります。
ご夫婦の「絆強化」も楽しんでいきたいものです。
希望に反して・・・、
子宝に恵まれなくとも、
ご夫婦の「絆強化」が成り立っていれば、何も不安になったり怖いものはありません。

子供というのは、最終的には”社会に返す人材”でして、
残るのは・・・生きている配偶者なのです、、、
そういう意味でも「子宝治療」の前に「絆強化」は必須です、、、。

皆様、ご自分の日常から”不”を取り除いて生活して参りましょう。

明日から、楽しい「子宝治療」「絆強化」となりますように・・・。
「子宝治療」にトライしつつ、「絆強化」を意識してお過ごし下さいませ。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本の「き」

2012年02月22日 | 不妊

少しづつ、日差しが春らしくなって参りました。
春もすぐそこまでやってきています。

冬ですから、
寒いですから、
仕方のない事とは重々承知なのですが、、、。
大変心苦しい思いでおりますが、、、。

当院は、婦人科クリニックです。
婦人科クリニックといえば、
内診がございます。
内診があるというと、
当然、お着替えが加わります。
そして、
不妊治療ですから、
ホルモン補充のお注射やら、
ホルモン採血などもあったりするわけです。

スタッフ一同、患者様をお待たせしないように、
一生懸命に努力しております。
ふと、その流れをとめてしまう何かが起きたり致します。
そこで、様子をみておりましたところ、
その原因のひとつにあるのが、
一部の方々の「お着替え」時間です。

婦人科の基本をご理解下さる方々は、
あらかじめ着脱しやすい格好でいらして下さいます。
殆どの方が、そのようにご理解下さっておりますので、
サッと、ササッとお着替えになられます。

ですが、
なかには、
全く関知せず、
ゆっくりとゆったりと、お時間をお掛けになられる方がおられます。
内診室を15~25分間ほど、占領状態という事となってしまいます。

それら一部の患者さんの「お着替え」に相当な時間が加わるため、
他の方の待ち時間を無駄に長くしてしまう事となるのですね。

それは、お注射や採血などにもいえます。
さっと腕を出せるような格好でいらして頂きたいと存じます。

ですので、皆様へのお願いです。

冬は寒いですから、どうしても重ね着になってしまいます。
そのような冬着でありながらも、
何とかサッとお着替え可能となるような格好でいらして下さると、
大変たすかります。

他の皆様の待ち時間の為にも、
ご協力を宜しくお願い申し上げます。


ーby事務長ー




とくおかレディースクリニック

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローザンヌ国際バレエコンクール

2012年02月15日 | 感動する心
書かせて頂く時期が過ぎてしまい、
随分と遅いお話となりますが、、、

2月に入ってすぐの感動として、
2月4日開催「第40回ローザンヌ国際バレエコンクール」の決勝で、
菅井円加さんが1位入賞を決めた事がありました。

高校2年生で、まだ17歳。
大変素晴らしい事です、’すごい快挙である’といえるお話です。

「クラシック、コンテンポラリー共に優れている例外的なダンサー」と絶賛されました。

これは個人的な感想なのですが、
今までのローザンヌ国際バレエコンクールでは、
クラシックバレエ特有の華奢で線が細いイメージが強かったように感じます。
菅井円香さんの場合は、バレエダンサーでもありアスリートでもあり・・・ですね。
バレエダンサーはれっきとしたアスリートであると、私は思っているのですが、
アスリートである事を感じさせない細く華奢である雰囲気で包んでいるものなのだとも思っております。
菅井円香さんは、しっかりとした身体付きで、身体能力もずばぬけており、
そこにしなやかさと磨きこんだ技術と鋭い感覚・表現力などが加わっております。
世界で活躍出来るバレエダンサーとなる事でしょう。

そして、帰国後の彼女の記者会見でも感動しました。
事を成し遂げる人というのは、魂が高いところにあるのでしょうね。
とても17歳とは思えない、深みのある内容でした。

「自分には練習しかない」
「練習しない日はなかった、一生懸命練習して臨んだ」
「感謝の気持ちが大切」
「遊びに興味はあるが、遊んでいる時間にも何か出来るはずと思う、時間を無駄にしたくない」
「観て下さる方々を感動させられるダンサーになりたい」
などなど・・・。

『努力にまさる天才なし』といいますが、
”必死に努力出来る力が備わっている”という事や、”努力し続ける事を楽しめてしまう”事など、
それ自体が大きな才能のひとつなのだと思います。

見習わなくては!!ですね。

ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月の受付・医療事務便り

2012年02月07日 | 受付便り
2月の受付・医療事務便り


こんにちは

今月は、
毎週月曜日に行っている「子宝リフレクソロジー」についてご紹介したいと思います。

”リフレクソロジー”とは、
反射療法とも言われ、
主に足の裏のマッサージ等をして刺激を与える治療法です。
足の裏には、
体のあらゆる部分、臓器や生殖器官などに通じている反射区(ゾーン)があります。
ここを刺激することで、
リラックス効果や血流の促進、ホルモンバランスの改善、毒素の排出を促すなどの効果が得られ、
結果、妊娠しやすいからだ作りができるといわれています。

ではなぜ妊娠しやすいからだ作りができるのでしょうか。
それは、妊娠にとってのキーワードの一つが”血流の促進”にあるからです。

血流は、生殖ホルモンが卵子の元の細胞に刺激します。
そして、発育や成熟に必要な様々な栄養素を与え、
代謝によって生じた老廃物の排泄も行いながら、
約3か月かけて発育し、成熟するようになります。

血流をよくしてあげることにより、質の良い卵子を育てることが出来ます。

また他にも、骨盤内全体の血流がよくなるので、
子宮自体着床のしやすい環境を作ってあげることが出来ます。

「子宝リフレクソロジー」は、
より質の良い卵子を育てるためにも定期的にされることをおすすめします。
また、特に排卵前が効果的と言われております。

当院は、アロマを使った「子宝リフレクソロジー」です。
とても気持ち良いですので、どうぞぜひお試しください。


とくおかLC 受付・医療事務スタッフより


とくおかレディースクリニック


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月のラボ便り

2012年02月06日 | ラボ便り
2月のラボ便り


皆様こんにちは。
2月のラボ便りは、
卵子と精子が出会うまでについてお話しさせていただきます。

まず、卵子と精子の大きさはどのくらいでしょう。
卵子の大きさは約0.1mm、精子の大きさは約0.06mmです。
どちらもとても小さいため肉眼では見ることができず、
顕微鏡を使って拡大をしないと見えない大きさです。

膣内に放たれた精子は自らの力で泳いで卵子の元までたどり着きます。
精液のうち、精子はわずか1%ほどです(残りは前立腺液と精嚢腺液からなります)が、
一度に放たれる精子の数は2億~3憶匹とも言われます。

精子は子宮頸部(頸管粘液)、子宮腔、卵管へと進んで行き、
受精の場所である卵管膨大部を目指します。
この途中で動けなくなってしまう精子がたくさんいるため、
卵管膨大部まで進める精子は数千匹、
卵子の周りにたどり着ける精子は数百匹とも言われています。

たくさんの精子のうち、卵管膨大部までたどり着ける精子はごくわずかです。
また、精子と頸管粘液の相性によっては子宮頸部で止まってしまう精子もたくさんいます。
その際には、人工授精が有効になります。
人工授精では調整した精子を子宮腔へ注入するため、
自然の場合よりも多くの精子が卵管膨大部までたどり着くことができます。

しかしながら、精子がたどり着けたとしても、
受精するかどうかの運命は卵子と精子の力によります。

寒さが厳しく、風邪をひきやすい季節です。
体調管理にはお気を付けください。


とくおかLCラボスタッフより


とくおかレディースクリニック





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月の看護部・検査部便り

2012年02月01日 | 看護部・検査部便り
2月の看護部・検査部便り


こんにちは
非常に寒い日が続いておりますね。
インフルエンザも大流行しております。
外出時のマスク着用、帰宅後はうがい手洗いを徹底するなど、
予防が大切ですね。

本日は、「思い(イメージ)の力」についてお話したいと思います。

野球などスポーツの世界では「イメージトレーニング」が盛んに行われております。
ある水泳選手が、「自分が金メダルを取るのは当たり前だ!」と思い続けて現実になった、
という話は皆様聞いたことがあるかと思います。
イメージというのは、時として極めて大きな力を発揮するのです。

医療の世界でも、「病気を治す」という強い強い思いで難病を克服した事例があるので紹介したいと思います。

【末期の脳腫瘍(癌)で、手術もできない、手のほどこしようの無い状況にあった9才の少年がいました。
少年はある時、一人の臨床心理学博士に出会いました。
博士は少年が当時流行っていたスターウォーズの大ファンであることを知って、イメージ療法を取り入れたのです。
スターウォーズの戦いを脳腫瘍との戦いに見立て、少年に脳腫瘍を退治するイメージの絵を描かせました。
宇宙船が白血球と強力して癌細胞を攻撃してやっつけていくというイメージです。
また、博士は戦いの様子をテープに納め、敵が簡単に倒せる相手ではないことも少年に伝え集中力を高めていきました。
少年は毎日テープを聴き、絵を描き、それは一日も欠かすことなく続けられました。
そして一年後。
脳の中にあった腫瘍がすっかり消えたのです。
博士は、こう話しています。
「イメージ療法は誰にでも効果があるという訳ではないが、
イメージを高めて前向きの姿勢で生きていけば、驚くような効果が表れるということを、この事例は教えてくれた」と。】

プラス思考・潜在意識の活用はこれほどまでに人間の体に大きな影響を与えるものなのです。
名医と言われるドクターでさえ、「最終的には本人の意思・気力がものをいう」と言います。

不妊治療においても、イメージやプラス思考はとても大切です。
赤ちゃんを迎えに行くんだ!という強い前向きな気持ちで治療に取り組んでいきましょう。

不安や疑問があれば、お一人で抱え込まず、私達カウンセラーやコーディネーターにお話下さい。
一日も早く、皆様が可愛い子宝に恵まれることを願っております。


とくおかLC看護部・検査部スタッフより

とくおかレディースクリニック


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする