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蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)

2021-05-24 10:15:43 | 国語的随想
ウツギの花
今、あちこちで満開。



横浜市のアパートから脱走して行方不明17日の体長およそ3.5メートルのペットの「アミメニシキヘビ(10キロ)」が22日夕方、飼い主の部屋の屋根裏で見つかったそうだ。
捜索を行った専門家によって捕獲。
逃げ出してから2週間以上が過ぎて、目撃情報もなかった。
22日、専門家が管理人立ち会いで屋根裏のスペースなどを再捜索した結果の捕獲だったらしい。

この専門家とは、飼い主の依頼で捜索に協力していた静岡県河津町の動物園「iZoo」園長の白輪剛史さんだ。
飼い主の風呂場の点検口から屋根裏をのぞいたらヘビが丸まっており、白輪さんが頭をつかんで引っ張り出したという。ちなみに、もう一人の人がしっぽをつかんでいたとか。
この大蛇は毒はないが、巻き付かれると締め付ける力が強くて危ないらしい。
屋根裏は2、3回捜した場所で、蛇は一度外に出た後に戻ってきたとみられるという。
白輪さんの言葉
「まだ気温が低いのであまり遠くに行っていないと思ったが、そのとおりだった。飼育している動物は逃さないことを守って頂きたい」

うーん。
これをネット記事で読んで思ったこと
まさに「蛇の道は蛇」だ!
:::蛇の道は蛇::::
蛇の道は蛇が一番よく知っている。転じて、専門のことは、その道の専門家が一番よく分かる。
白輪園長さん、まさに「蛇の道は蛇」であった。
「ここ数日は室内にいると確信 的中した」
と。すばらしい!

蛇は,しばらく横浜市が管理して、その後に第3者に譲渡されるのだとか。
この園長さんに飼育してもらえないもんだろうか。
きっと適切な温度管理や住環境を調えてもらって幸せになりそうだけど。

外に出てもどってきたって、蛇には帰巣本能があるのかな?
初めて飼育されていた檻から外に出た蛇、外の世界をどう思ったかな。
イヤー、聴いてみたいわ。
再び「帰宅」したのは何となく想像できる・・・以下。
「いや、さぶい、さぶい。やっぱり、あの部屋がよい・・・にょろにょろ」

ちなみに私は蛇、大の苦手である。
しかし遍路道を歩くと遭遇することがよくあって、どういう生き物であるか調べたことはある。

白亜紀からの生き物
耳は退化してない、嗅覚・震動はチョー敏感。
味覚も退化。だから、餌を捕獲しても味は分からないってこと。
味覚はないのに、雄は交接器官を2本持ち、メスは長時間精子をとどめ置くことができる。
1億年以上、生き延びることのみに特化して進化した生き物なのだ。


これ、昔調べたことを記憶で書いたのですが、嫌いだからよく覚えている・・・(こう言うことを研究しておられる方々はまさに「蛇の道は蛇」・・尊敬します)
遭遇しないためには(蛇もニンゲンには遭いたくないと思う)、蛇がいると思われる草藪を歩くときは、匂いがきつい蚊取り線香とかつけて歩く、あと、杖とかストックで地面をどんどんついたりして振動を発生させて進行する。つまり、逃げてもらうというわけ。
これ、私なりのアウトドア作法になっている。
蛇に遭遇しやすい時期は、5月末から6月、10月から11月はじめ。
この頃は、蛇の家移り。
冬の居住エリアから、夏の居住エリアへ、秋にはその反対、よく動くのだそう。
それと、餌になるカエルのいそうな湿っぽいところは要注意。
結構昔ですが、悠久山の前山で、ワラビ採取をしていたら、ひなたぼっこしている大きなヘビさん5,6匹に遭遇、心臓止まりそう、悲鳴上げて逃げた記憶あり。6月でしたわ。
それ以来、そのエリアには足を踏み入れていない。


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