国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

国語塾詳細はkokugo.m@ozzio.jpへどうぞ。塾猫常駐。

矢澤宰の詩 その2 「詩を書くから」

2021-03-28 11:06:04 | 国語的随想
グリーンランドトレッキングにて



詩を書くから・・・・・ 矢澤宰

詩を書くから悩むのか
悩むから詩を書くのか
そうだ 俺は悩むから
詩が生まれるのだ



うんうんそうだね、とうなずいてしまう。


先日、アピール欄というのが突然ブログの管理ページに現れて、記入したら「矢澤宰の詩」のページに「続き希望」とボタンをおしてくださった方が何人かおられた。

それで、うなずけるなあ・・・という詩を1つ紹介させていただきました。
ちなみに塾の書棚ある本は「生命の詩」(ほおずき書房)
この本からの引用です。

昨年3月に旅立った末弟も詩を書きました。
彼の詩は、しかし、病と闘うというモノが多かった気がします。
何度も死線を彷徨いましたが、自分で「今回はもうダメかも知れない」といったことがあります。
そのときに彼の手元にあった何編かを入力してプリントアウト。
そこに表紙をつけて、薄い薄い詩集の体裁にして渡しました。
喜んでくれました。
旅立ちの時に、好きだったチョコレートと共にお棺に入れてやりました。

今考えれば、末の弟も「俺は 悩むから 詩が生まれるのだ」だったのだと思います。

「弟の魂が次に生まれ変わるときは、健康で自由な人生をおくれる身体に宿らせていただけますように」と祈っている。
矢澤宰さんも、そうでありますように。
彼は、詩人だろう、次の生も。
現世から来世へつながる何か、私はある気がする。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

本年(2021年4月より)の募集に関わる記事

2021年度募集要項

新年度の入塾希望者(話を聞きたい方も含めて)の面談日程(3/4月)と休止期間について

もへじは少し変わります、そして今後は?


リンクしておりますので、プチッとな、してご覧下さい。








この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本年度、今日で終わりです  | トップ | これ、私の歩行記録です »
最新の画像もっと見る

国語的随想」カテゴリの最新記事