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9月9日、重陽(ちょうよう)の節句

2021-09-09 15:26:25 | 国語的随想

重陽の節句の起源は中国。
中国では奇数は縁起のよい陽の日とされた。

それは、平安貴族に伝わって日本の行事もその影響が見られる。

3月3日(日本・ひな祭り)5月5日(端午の節句)7月7日(七夕)など。

中でも一番大きい陽の数である9が重なる9月9日を「重陽」と呼び、「菊の節句」として伝わった。
中国では、菊はすぐれた薬効をもつ植物として古くから知られ、4世紀に記された書物には菊が群生している谷を下ってきた水を飲んだ村人たちが長寿になったという「菊水伝説」がある。菊のエッセンスをふくんだ水を飲むと健康で長寿になれる・・そのような重陽節(重陽の節句)伝説がある。

菊は年がら年中花屋さんにあるので、本当の季節を知らない人が多いが、秋。

秋の季語です。

長岡の食用菊(ピンク色の菊・おもいのほか/カキノモト)もじきにでてきますね。

不老長寿の妙食のようですからおいしくいただきましょう。食欲の秋!


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