兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

「がっくし」な出来事

2006年10月14日 20時44分12秒 | バイクの話
まるでミラーマンの最終回のような映像ですが、私の愛車のバックミラーです。
私が住んでいる所は大家さんが法人なので、定期的に庭木の手入れや敷地内の清掃、建物の修理なんかをやってくれてます。そのお陰で、昭和の末に建てられた物件にしては、外観も室内も小綺麗で、かなり気に入ってます。が、ちょい悲しい出来事が…。
前夜バイクで帰宅した時には、当然のことながら無傷だったのに、翌日お出かけしようとしたら、見事にミラーが破損してたんです。駐輪場のアスファルトは綺麗に掃き清められていましたが、すぐ横の草地部分に、街灯を受けてキラリと光る破片が二つ三つ…
そう云えば、昼間からおじさんたちの賑やかな声が聞こえてたな、と。多分、駐輪場の1番端に停めてあった私のバイクの横を通り抜ける時に、何か硬いものが当たったんでしょう。
破損自体は故意ではないだろうし、集合住宅なので、持ち主が判らないだろうことは理解出来るのですが、せめてメモ書き一枚でいいから、残しておいて欲しかったなと思う訳です。
ええ、もちろん、直ぐさまヤフオクで新しいミラーを落札致しましたとも。それはそれで到着が楽しみだったりするので、まぁいいかぁ、とお得意の楽天主義を発動するのです。

To be 、not to be

2006年10月13日 17時32分58秒 | よもやま話
ブログを立ち上げて10日が経ち、ちょこちょこと覗きに来て下さる方もいるようです。嬉しいなぁ。
照れとか気後れもあって、まだ誰にもここの事を話してなかったんですが、何とか、自分なりに納得出来るページになったので、そろそろ友人に告知してみようかと思ってます。
あ~、でもまだ早いかなぁ?匿名状態だと云えることが、正体をバラシたら云えなくなったりして。あ、私が有名人と云う訳じゃありません。私の友人が見たら、文中の登場人物が誰のことなのか丸判り、と云う意味です。
プライベートな事で、気分を害するような内容は書いてないつもりではいますが、観劇や読書に関しては、率直な意見が云いにくくなるかなぁと。お前が云うなよ、と云うツッコミが入りそうで恐い((゜Д゜ll))まぁ偉そうな事が云える程、たいした役者じゃないもんで。
ただ、自分が出来る出来ないは別物として、感じたことに関しては正直に書きたいと思っているので「自分の事は棚に揚げ」状態になりそうです。あくまでも個人的な意見なので、気分を害した方がいたらごめんなさい。
と云う訳で、こんなブログを読んで下さっている方々、本当にありがとうございます。もしよかったら、コメントも書いて下さいね。豚もおだてりゃ木に登るってことで、それを励みに頑張れます。今後ともよろしく!

幸多かれ

2006年10月13日 07時23分34秒 | よもやま話
先週末、8月に入籍したと人づてに聞いていた友人が、新妻を伴って現れるから、と召集が掛かり、別の友人宅に集まってのホームパーティとなりました。
初対面のはずなのに、見たことがある顔だと思ったら、昨年観た彼の舞台で恋人(しかも最終的には彼を振る)役を務めた女優さんでした。出会いは2~3年前に遡るそうですが、その共演がきっかけで交際がスタートしたとのこと。
公演当時、彼から遠距離恋愛の真っ最中だと聞いていたので、突然の交代劇にびっくりしましたが、そのことは彼女も承知で、何より二人がお似合いで幸せそうなのが素敵でした。
が、ちょっと個人的に、昔の事を思い出してしまいました。私も以前、付き合い始めたばかりの人が転勤となり、遠距離恋愛になったことがありました。何度か足を運んだものの段々と疎遠になり、その後、彼は現地で知り合った女性と結婚して、今も転勤を繰り返しながら幸せに暮らしています。
距離に負けずにゴールに辿り着いた友人もいるので、そればかりが原因とは云えませんが、あの時の急な転勤がなかったら、今頃どうなっていたのかな、と思うことがあります。
ワタクシ事はさておき、入籍のみの新妻に花嫁衣裳を着せるべく、ウェディングドレスの現物を見せたり、挙式のDVDを見せたりして花婿洗脳作戦を決行し、女性陣は一気に意気投合したのでした。
早く実現するといいね。見た目にもお似合いの二人が、末永くお幸せにと願うばかりです。

甘い誘惑

2006年10月13日 05時33分06秒 | ちょっぴり仕事絡み?のような話
先日知人からメールが届きました。内容は

会社で美肌サプリを作りました。モニター募集中なんだけどいかがかしら??1 ヶ月飲んで感想いただければ。OKであればサンプルとモニター用紙送ります。ちなみにバラの香りのアロマダイエット(燃焼系)も同時募集中。どれも個人データとしてではなく、集計データとして使わせていただくようになります。

と云うもの。お分かりの通り、エステ&ダイエット関連のサブリを扱う会社の方です。半年程前、以前所属していた事務所の方経由で、深夜番組のダイエットモニターの仕事が廻ってきた時、役者がやる仕事じゃないよなぁ、と思いつつ、ギャラを貰って痩せられたらラッキーと、気楽に引き受けて以来のお付き合いです。
「痩せる・若返る・綺麗になる」は、女性にとっては三種の神器で、それに心動かされない人はいないでしょう。しかもロハと聞いては尚更です。
二つ返事で快諾したのは云うまでもありません。成果の程はまた後日。

小さな親切、大きな感謝

2006年10月13日 05時20分15秒 | バイクの話
バイクでお出掛け中、信号待ちの左折車線に並んだ時の事。随分動かないなぁと思いつつ、時間も時間だし、と不思議とも思わず考え事をしていたら、前のタクシーからドライバーさんが降りてきました。
「これ、動かないよ」と唐突に話し掛けられてびっくりしたのですが「この先の、乗り場の順番待ちしてるタクシーの列だから」と教えてくれたんです。
お礼を云って隣の車線から左折したら、先頭がどこかも判らない程のタクシーの列が…あのままボーっとしてたら、1時間経っても信号まで辿り着かなかったかも。
親切なドライバーさんに感謝感謝です。それにしても気付けよ、私。

紅葉・モミジ・もみじ

2006年10月11日 16時16分20秒 | よもやま話
生後1ヶ月半の赤ちゃんの手です。もう掛け値なしに可愛い!まだぐにゃぐにゃの物体でしかなかったこの子も既に7ヶ月を迎え、久々に会うと、その成長の早さに驚きます。
私には子供はいませんが、こうして父母になった友人を見ると、私も欲しいなと思うことがあります。いや、育てる自信はないんですけどね。人の親になるって、どんな気持ちなんでしょうね。
今、別の友人が、臨月のお腹を抱えて入院中です。結婚してからずっと欲しがっていた赤ちゃんが、やっと生まれてくれる。彼女の気持ちを考えると、私まで嬉しくなります。帝王切開と決まっているそうですが、無事健康な赤ちゃんが生まれてくれることを祈ります。頑張れ~!!

VS。!ぶぁーさす~とりあえずビール??~

2006年10月11日 04時45分18秒 | 観たり聞いたり読んだり、勝手気侭な感想
10/9は、新宿スペース107に、WAKUプロデュースVol.11公演を観に行ってきました。
ショートストーリーの3本立てだったんですが、1本目が作家二人の二人芝居で、それが凄く好きでした。池ちゃんは、前々から大好きな役者さんの一人なんですが、TARAちゃんとのやり取りは絶妙で、多いに笑ってほろりと泣いてしまいました。
ヤクザの初恋も可愛くて楽しいストーリーで、いつもながらのTARAKOワールド全開、と云う感じ。こう云う優しくて温かいお芝居を観ると、ほんわかした幸せな気分になります。ありがとう。

作/池田真一・TARAKO 演出/四大海
出演/池田真一 TARAKO 原川浩明 伊藤つかさ 蓮伸之介 柳沢三千代 柏進 ゆうほ 四大海 家城啓之 富士原新 木原実 鶴ひろみ 米倉あや 今村真沙美 蟹江梨麻 豊後敦子 織衣めぐみ 野端一史 片岡晋作 炭谷征之

末っ子の宿命

2006年10月10日 23時32分49秒 | 猫たちの話
この写真では分かりにくいですが、アッシュのサイズを測ってみました。寝るとビローンと伸びるので、頭からお尻までが60センチ、尻尾が30センチの、計90センチです。
いやぁデカイ。多分、シーズーとかコーギーくらいの大きさはあるんじゃないでしょうか?背も高いのに、ふさふさの尻尾を立てて歩くので、テーブルの上の物を薙ぎ倒したりして、なかなか大変です。
大きな成りをして遠慮の固まりのアッシュは、ロン爺とララ姉の顔色を伺いつつ、ひっそりと甘えてきます。それがいじらしくて可愛いのです。

生まれて初めてのオフ会

2006年10月09日 06時44分34秒 | ゲームの話
FF11の仲間が主催したオフ会が、渋谷で行われました。私にとっては、メインではなくサブLSなのですが、今まで画面の中のキャラクターを通してしか会話をしたことがない人たちと、生で会うのは初めてなので、かなり緊張しました。
千葉、埼玉、神奈川の近郊組を始め、鳥取や大阪、遠くは愛媛から駆け付けた、二十歳から40代までの総勢16名でした。
先ずは店に入る所からドキドキ。「待ち合わせです」とは云ったものの、相手の顔も名前も判らないから捜しようがない(。。;)
合流出来ても、誰が誰だか全く解らないカードの神経衰弱状態で、キャラクター名と本人の顔を一致させて行くと、イメージ通りの人と真逆の人がいて、かなり笑えました。彼らから見て、私はどうだったのかな?
正直、会ってしまったら、今までのように普通に話が出来なくなりそうで、オフ会は避けてきたんですが、行ってみるもんですね。いやぁ面白かったです。頭では分かっていても、漠然とした存在でしかなかった画面の向こうの人たちが、実体を伴って現れてくれました。明日から、また違う感じで、あの世界を訪れることが出来そうです。
メインLSの人たちとも会いたくなりました。なんかいいぞ、ヴァナ・ディール。

もう一人の私

2006年10月07日 17時20分37秒 | ゲームの話
タイトルに「ゲーム」と銘打っといて何ですが、私はいわゆる「ゲーマー」ではありません。テトリスとスーパーマリオを、ちょっとかじったくらいです。その私が、飽きもせず同じゲームを4年間もやっているのだから、凄いと思いませんか?そのゲームは、ファイナルファンタジー11と云うオンラインゲームです。
海外の人たちともネットで繋がって、24時間いつ入っても誰かがいて、画面の中を走り廻っているキャラクターは、間違いなく誰かの手によって動かされているって、考えただけでも驚きです。初めてこの世界に触れた時は感動しました。
その昔、ドラクエやFFに熱中している人を見て、何が楽しいんだろうと思っていました。だって変でしょ?何もない所を歩いていると、急に場面が変わって敵が現れる。次は敵、次は自分、と順番を待って攻撃をする。同じ所をぐるぐる廻って、経験値が増えたの減ったの、レベルが上がったの下がったの、それがなんぼのもんやねん、と。
FF11の場合は、ちゃんと敵がそこにいて、それを目指して切り掛かったり逃げたり出来るんです。解りやすい!初心者には持ってこいです。
しかも一人じゃないって素晴らしい!!寂しい真夜中でも、そこに行けば誰かがいる。それだけで安心して眠れます。おい、ゲームは?!と云う訳で、今日もいそいそとPS2の電源を入れるのです。

腐女子って…

2006年10月06日 05時19分12秒 | よもやま話
先日夕方の番組でオタク特集と云うのをやっていて、初めてその言葉を聞きました。
ボーイズラブ(男同士の恋愛物)に群がる女性オタクを腐女子と呼ぶそうで、10代から、今は無き「アラン」や「ジュネ」を読み始め、「大ジュネ」「小ジュネ」「コミックジュネ」に「ロマンジュネ」と読み進み、秋月こお先生の「フジミシリーズ」をこよなく愛す私は、間違いなく腐女子と云うカテゴリーに分類されるオタクのようです。世の中いろんなオタクがいますが、全く自覚もないままに、私も立派な一員だったのだな、と妙に納得。
確かに、中学の仮装行列ではキューティハニーの衣裳を自作したし、舞台上では女医になったり看護婦になったり、メイド服を着たこともありますが、それはそれ、これはこれ。
コスプレイヤーになる気はありませんが、今後も腐女子の一員として、立派にオタク道を邁進したいと思います。

女の背中

2006年10月05日 19時58分49秒 | 猫たちの話
このクッションのような立派な後ろ姿は、我が家の姫君、メインクーンのララちゃんです。以前健康診断で測った時に7キロ以上あったので、今は7キロ半か、もしかすると8キロくらいあるかもしれません。和猫は大体3キロ、洋猫のロン君が全盛期に5キロちょいだったことを考えるとかなりの大きさで、道端で見掛ける野良ちゃん達が、みんな子猫に見えてしまう程です。メインクーンは、家猫種の中では2番目に大きくなる猫種だそうで、♂だと8~10キロにもなるそうです。確かにアッシュもデカイのですが、横幅ではララの足元にも及びません。
人見知りが激しく引っ込み思案だったララも、今はもう立派なオバチャンと化して、我が儘放題の甘えん坊です。ロン君が私の膝に居ても知らん顔ですが、アッシュが居るのを見かけた日には「フ~ッ」と一喝、盛大に喉を鳴らしつつ、陣取りにやってきます。
横座りにしな垂れかかってくるララを撫でつつ、スゴスゴと去って行くアッシュの背中に向かい「お姉ちゃんが寝てる時に、またお出で」と心の中で呟くお母さんなのでした。

熱唱!?

2006年10月05日 16時55分25秒 | 猫たちの話
実は、私が住んでいる所はペット禁止物件です。明らかに契約違反なので、猫たちの鳴き声を気にしていたんですが、先日隣家の窓際に黒猫を発見。なんだぁここもかぁ、とちょっと安心。
ロン君は元々大人しい子だったんですが、3年程前からうにゃうにゃとお喋りが増え始め、ここ1年程は唄うようになってきました。玄関やお風呂場など、声が響く所にわざわざ行って、高らかに唄うんですよ。
サイトで調べると、腎臓を患うことで躁鬱症状が出るのだそうで、老化による腎臓の悪化が原因だとすると、唄うのもボケ症状の一種なんですね。
困った現象ではあるのですが、あまりにも可愛くて、思わず笑ってしまいます。

ら抜きの殺意

2006年10月04日 05時23分14秒 | 観たり聞いたり読んだり、勝手気侭な感想
土曜日に引き続き、10/1は江戸東京博物館1Fホールに、第1回ABU planningプロデュース公演「ら抜きの殺意」を観に行って来ました。
色々な劇団で何度も上演れた有名なお芝居で期待していたのですが、前日観た芝居があまりにも面白かったせいか、見劣りしてしまいました。一部いいなと思う役者さんもいたのですが、後の方々は、ワタシ的には「ん~」な感じ。決して芝居が下手な訳ではないのですが…
芝居にもTPOと云うのがあるはずで、小屋の大きさ、脚本の内容、時代設定、上演様式、その他色々な要素が作用して、その場に似つかわしい演技というのが存在する気がします。
田村正和さんのように、近所のコンビニに行くにも、きちんとスーツに着替えて出掛けるようなイメージが固定した方なら、どんな芝居に出ても、それが個性として歓迎されるのでしょうが。
この舞台、例えて云うなら、気のおけない仲間内のホームパーティに、オーダーメイドのカクテルドレスで登場したような演技と云うか、設定と演技にちぐはぐなものを感じてしまいました。
私の芝居は大丈夫かな?人の振り見て我が振り直せ、と反省しきり。

作/永井愛 演出/横山學
出演/乱一世 有希九美 ブッチー武者 鈴木秀和 尾崎喜芳 三遊亭亜郎 神乃啓輔 新井祐美 清水まゆみ/(トリプルキャストのため当日出演していなかった人)野中紗織 細川麻美 平井夏貴 林部レオナ

ランプ

2006年10月03日 17時19分14秒 | 観たり聞いたり読んだり、勝手気侭な感想
9/30にシアタートッブスで、ちからわざ第8回公演「ランブ」と云う芝居を観て来ました。
電車男や夜王で個性的な演技を見せてくれた佐藤二郎さんの作で、モチーフは児童虐待と云う重いものでしたが、凄くいいお話でした。
まず役者が凄くいいんですよ。芝居の上手さは云わずもがな、全員が生きた人として板の上に立っていました。
展開の巧みさ、台詞の妙、重いテーマをただ重いだけのものに終わらせず、人間てなんて悲しくて美しいものかと思わせてくれる舞台でした。正直、役者さんが書く芝居と侮って、期待せずに観たのですが、見事に裏切られました。
最近(画面を通じて)知った中では比較的好きな役者さんだったのですが、この芝居を観てすっかりファンになってしまいました。
いやぁ、本当に一緒に仕事がしたいです。ちからわざの舞台、出たい!!

作/佐藤二郎 演出/堤泰之
出演/佐藤二郎 吉添文子 杉山文雄 本間剛 桑原裕子 加藤厚成 しおつかこうへい 野辺富三 茶桃愛琉 望月邦秋