楽天家ダンナがお世話になっていたご夫婦の家に行ってきた。その家のおじいちゃま、御歳80歳を過ぎているがPCを買い替え、windows8になりちょうどPCが変な動きをしていて困っていたところだったと、ボヤキ嫁の訪問を喜んでくれた。。
以前は長くwindowsXPを使っており、サポートが切れるということで新しいPCを買ったとのこと。XPから8へと変わると、違うことが多すぎて混乱しているんだろうなと思ったが、よくよく話を聞いてみたらもっとそれ以前の問題のように思えてきた。インターネットに接続して色々なサイトを見ていくと、新たなウインドウが開くが、複数開いているという概念がない。そもそも、ネットに接続・接続を切るという概念もなかった。うーん。色々説明しても分からないだろうからどのポイントを説明するかな・・・と頭を抱えた。
WSoffice2013がインストールされているが、おじいちゃまがPCで使う機能はメールとネットのみ。インターネットも検索をかけるのではなく決まったページを見るのみ。ここを見たいと教えてくれたページは、ページ名ではなくURLで教えてくれたのよね。URLで覚えているってすごい。
話をしていくうちに、このおじいちゃまがある会社に3年間のPCサポートを頼んでいたことが判明。「これって必要だよね」とおじいちゃまに言われたが、正しいと思い込んでいる人に入りません！とは言えなかった。PCサポートと入っても他州にある会社で、電話を通してサポートをしてくれるらしい。でも、PC初心者では何が起きているのか電話で的確に伝えることは難しいのではないかと思う。
ボヤキ嫁が到着した時に変な動きをしていたというPCは、ctrl＋alt＋deleの組み合わせを押すことで解決した。「それ、メモしておいてくれないか」とおじいちゃまに頼まれたが、このPCサポートと電話をしたときに電話越しに話を聞いて書いたというおじいちゃまのメモにもしっかりこの組み合わせのことが書かれていたのよね・・・。でも、その時にサポートのスタッフがおじいちゃまに伝えたのが、ctrl+c、x、vなどのショートカットボタンを説明した後にctrl＋alt＋deleの組み合わせの話をした模様で、「これは要らないと思った」とおじいちゃんはメモした後その紙をみずにいたのだ。
ウイルス対策もしてくれているとおじいちゃまは言うが、何をどう対策してくれているのか明確ではない。そして、「設定を変えないでくれ」と言われたとのこと。なんか怪しい。遠隔操作で見てくれているらしいのだけど、個人情報の保護についてはどう考えているのかが見えない。変な話、オンラインバンキングにアクセスしたり、クレジットカード情報を入力したりということも全て情報が流れてしまうのでは？とボヤキ嫁は不安に思った。
その会社を調べてみたら、主要業務がWEBデザインらしくPCサポートについては片手間でやっている様子。何をどうサポートしてくれるのか、項目の記述はあるものの内容説明がなく、すぐさま契約（クレジットカードの支払いページ）へと飛ぶ。おじいちゃまには「その会社、信用できるんですかねぇ？」なんて聞けないので、楽天家ダンナに「怪しそうだと思う。サポートだって24時間ではないし。大丈夫なのかな」と愚痴ってみた。楽天家ダンナには、ボヤキ嫁がいつでも助けてあげられるわけではないし、彼らがいいと思ってお金を払ったのだからそこに対して不安に思うようなことを言わないほうがいいといわれた。
3年間サポートで約$400。安いと見るか高いと見るか・・・。
