今回は「遠出をしたい(ただ単に車の運転がしたいだけ)」という楽天家ダンナの希望と、目的もなくある場所へ行くのが苦手なボヤキ嫁の妥協点で選ばれた。
適度に遠くて、その道のりでいい景色を見られる、目的地に何かあるということ。
DC近くだったら倍の値段がするだろうな。ワインも飲んでデザートとコーヒーを頼んで、さらにお土産用にとワインを2本買って合計で$60。美味しいし、安いしと大満足だった。
その後はというと、またもや何も無い道を走ってウエスト・バージニア州まで行ってきました。
またもや楽天家ダンナの思いつきで、遠出をすることとなった。(事前に予定を決めて欲しい・・・)
ボヤキ嫁が朝起きると「どこかへ出かけよう」と言い始める。シェナンドー国立公園なんてどう?と言ってきた。楽天家ダンナの頭の中ではシェナンドーへ行ったら綺麗な紅葉が見れると考えていることはすぐ分かった。「10月末に紅葉のピークを迎えた場所へ今から行っても面白くないよ。去年私達があそこへ行ったのは10月中旬だよ?」というとそんな前だったっけ?と相変わらず日付まで脳内変換してくれていた。
楽天家ダンナが何をしたいかというと、車で遠くまででかけたいだけ。その場所に何があるとかはあまり関係ない。行ったことが無い場所でかつ『何か』があればいいのだ。自分から遠出をしたいと言い出したが、自分が提案した場所が適さないとなると場所選びはボヤキ嫁の仕事となるの。
ある程度遠くて何かがある場所ねぇ・・・としばらく考え、ウィリアムスバーグへ行くことにした。
歴史的な場所・最初のイギリスからの入植地ということ以外ほとんど予備知識を持たない楽天家ダンナとボヤキ嫁。楽天家ダンナなんて『歴史的な場所』『みんなが行く場所』ということだけでウィリアムスバーグへ行く理由になるのよね。
ここは入植地時代の街並みを残した街づくりをしていて、メインストリートは車両通行禁止になっていた。
(写真:メインストリート)
ツアーチケットを購入すると、イギリス国旗が立てかけてある場所の中に入れて解説を聞くことが出来る。しかし、私達がそれを知ったのは町を一周した後だったので今回はチケットを購入しなかった。
毎日沢山の異なるイベントが行われており、私達が着いたとき丁度鼓笛隊が行進を始めたところだった。
保護されている街並みの中は車両通行禁止だが、馬車で街の中を巡ることが出来る。
街づくりは徹底されていて、街の中にあるお土産屋は簡単に壊れそうな小屋だったよ。
チケットを購入しなければならないというシステムを理解しておらず、今回は建物の中には入らなかったので次回またここへ来ることした。(次回は事前に計画を立てて置かねば!)
ここを出たのが3時少し前で、「まだ家に戻りたくないー」と子供のようなことを言い始めたので地図で何かないか探し(もちろんボヤキ嫁がね)、近くノジェームスタウンへも行ってみた。そこに付いたのは3時30分過ぎだったのだが、「ここのツアーは3時間かかるのよ。あなた達来るのが遅すぎたわ。」と入場を断られてしまった。
こんなことを言われても、「ほら次に来る時は早く来ればいいって分かったね~」と楽天家ダンナ。普通の人は3時間かけて行った場所に入れなかったらがっくりするのに相変わらずの楽天家ぶりだわと思ったよ。
バージニア州には結構ワイナリーがあるのだ。ボヤキ嫁の家から車で1時間-1時間30分くらいの場所に20箇所近くあり、安く試飲も出来てワイナリーめぐりはなかなか楽しめる。
が、こういう楽しいことは楽天家ダンナとだと面白くないのでいつもお友達と行っている。
本日、お友達を誘ってワイナリーへ行ってきた。3箇所回ったうちの一つがそのカウンティーで一番古いもの。趣があって気に入っているのだ。
(写真:ラウドンカウンティーで一番古いワイナリー)
雰囲気もいいし、ワインも美味しいし、周りの景色もいいしと秋を堪能したドライブだったよ。
ここのワイナリー雰囲気はいいのだけど、そこへ辿りつくまでの道に問題があるのよね。未舗装の砂利道を結構走らねばならず、天気の良い日しかこれないだろうなと思わせる。そんな悪路の先にあるのだが、この雰囲気はとてもいいのでまた来たくなるのよね。
またもや目的地を決めないドライブへ出発した楽天家ダンナとボヤキ嫁。今日はどこへ行こうかと、行き先を決めるためビジターセンターを訪ねた。
案内の女性にあそこはどう?ここはどう?と色々進められたが、既に訪れた場所か片道5時間という場所ばかりだったのでどこにしたら良いか決めかねていた。すると「ウィンチェスターはどう?」と言われた。そこから車で1時間もかからないと言う。綺麗な街よというお勧めの言葉と物理的に近いと言うだけで決めた私達。
着いてみて知ったのだが、ここは南北戦争の激戦地だったのだ。
(写真:パンフレット色々-不覚にもカメラを忘れるというミスをした)
シェナンドー国立公園近辺は南北戦争時にバレー方面作戦というシェナンドー渓谷(渓谷;バレー(valley))一帯で南北軍の攻防があった場所。ウィンチェスターには南北戦争博物館など、楽天家ダンナが興味をそそられる場所が沢山あった。
家に戻ってきて、この辺りの南北戦争の歴史をざっと調べてなるほどと思ったことがあった。昨年、ナチュラルブリッジを訪ねた時、お土産屋のある一角を南軍の資料が占めていた。
この時は、『バージニアは南軍だったのだものね。』と思った程度だったが、シェナンドー一帯で大きな戦いがあった背景があったのかとようやく分かったよ。
楽天家ダンナとウィンチェスターへはもう一度行こうと話しているので、次回はカメラを忘れないようにせねば!
DC散策というカテゴリーで博物館めぐりを載せているが、これらは大抵単発でその日に訪ねている。楽天家ダンナに連れられDCへ行き時間つぶしをするために行っているのだ。
本日も「午後からちょっと職場へ行って仕事をしたいんだよね。4時には終わるから一緒にDCへ行かない?」と連れ出され、時間潰しのために国立アメリカ歴史博物館へ行ってきた。
(写真:北側・Constitution Avenue側入り口)
この博物館は北側と南側に入り口があるが、北側は1階へ南側は2階へと繋がっている。北側入り口を入るとこんなものが展示されている。
(写真:C-3POを撮るおじさん)
この写真を撮っていたおじさん、男の子の子供を二人連れていたが子供そっちのけでC-3POの写真を撮っていたよ。スターウォーズ世代なのかな?
2階へ上がるとちょうど昔のアメリカ国旗(星が15個ついている)を広げるところだった。急いで3階まで上がり全貌が見える位置を確保。
この写真の上側に位置する展示室に星15個の星条旗が展示されている。このオリジナルの星15個の星条旗を見てフランシス・スコット・キーがアメリカ国歌の歌詞を書いた。この星条旗が広げられた後、全員で国歌が斉唱。国歌・国旗に関する思いがアメリカと日本ではまったく違うね。
3階にはアメリカの歴代大統領についての展示がある。リンカーンだけは彼のみの別室があり、沢山の物が展示されていた。この部屋には大人多くが来ており、いかにアメリカ人がリンカーンを好きかを感じさせられた。
(写真:リンカーンが使っていた帽子)
(写真:リンカーンの手と自分の手の大きさを比べる)
アメリカの大衆文化(でいいのかな?)を紹介するコーナーにアポロ・オーノのスケート靴が展示されていた。彼は冬季オリンピックで8個のメダルを取った日系人。
3階には歴代ファーストレディーが夫の大統領就任式の日に着た服が展示されている。就任式は1月に屋外で行われるため厚手のガウンを羽織る。就任式後には就任祝賀ダンスパーティーが開かれそこでは別のドレスを着用する。ここにはミシェル・オバマがダンスパーティーで着用したドレスが展示されている。
(写真:ミシェル・オバマが着たドレス)
ドレスのコーナーというだけあってここは女性が多かったよ。そしてこのドレスを見て「綺麗ね。」と言う人の多いこと。TVで見るよりも実際に見たほうが綺麗なドレスだった。
国立アメリカ歴史博物館のHP
http://americanhistory.si.edu/