この5/19~21には大掛かりな山車が町中を練り歩くお祭りがあったんですね。
今年はコロナ禍で屋台などは中止で縮小して行われるとありました。
北陸三大祭り(富山県高岡市の御車山祭、石川県七尾市青柏祭)の一つにあげられ
歴史のある三国神社を中心としたお祭りで、5/1から月末まで様々な神事が行わ
れるそうです。
三国神社
(同神社HPより)
三国といえば、東尋坊や芦原温泉で有名ですが、食べ物では“かに”ですね。
越前がに。 私も北陸勤務時期には時々仲間に連れて行ってもらいました。 港の
近くの民宿で、宿は簡素な民宿ですが、“かに”はさすが、越前がに(ズワイガニ)
1匹のほか、香箱がにや新鮮なサシミと豪華そのものでした。 費用は、当時の金沢
の近江町市場でズワイがに1ぱいの値段くらいでしたからお得感満載でしたね。
ただ、カニをメインにした宴会は、皆さん黙り込んで“かに”に必死ですから、何
やら御通夜みたいな宴会になっていましたね。
食べ物の話が先行してしまいましたが、ここのお祭りの特徴はなんといっても、
山車の上に飾られた大きな武者人形です。 人形は、その時々に選ばれたものが作
られますが、写真で見るようにいずれも勇壮な人形ですね。 昔は10mもの高さが
あったとありますが、今は6~7mくらいだそうです。これを狭い街中を引きまわす
のですが、人形の傍に乗っている人が竹竿で作った仕掛で頭上に張られた電線を持
ち上げて人形を通す役割をしているのです。
(福井県HPより) (三国祭り公式HPより)
このお祭り、270年以上続いているそうで、結構歴史があるのです。 年代とその
年の代表的な人形の一例として・・明治、大正の写真がありましたのでアップしま
した。
(いずれも三国祭りの歴史HPより) 明治40年代
大正14年
福井県三国町は、九頭竜川の河口周辺に位置していて、かつては北前船の拠点で
賑わったそうですが、現代では越前がにやアマエビなどの水揚げが有名です。 港
付近の狭い路地には昔ながらの町並みが残り、すぐ北の東尋坊、越前松島など景勝
が続き祭事などもあり観光に訪れる人も多いようです。
(三国神社地図より)
2016 三国祭 中日祭2