蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

豆ごはん  (bon)

2021-05-16 | 日々雑感、散策、旅行

 このところ2~3日おきぐらいに豆ごはんです。

 ツタンカーメンのえんどう豆の豆ごはんです。 鞘は赤茶色をしていますが、中の実
は普通のグリーンピースと変わりなく緑色です。 ですが、豆ごはんにすると、ご飯が
うっすらと赤みがかっていて、豆はほくほくして大変おいしく私は気に入っているのです。
 炊飯器で保温状態のまま時間を置くと、ご飯の色はそれこそ赤飯のように赤みが強く
出てきます。

              

 このえんどう豆、プランターで栽培しています。6~80リットルくらいの大きめのプ
ランターで、今年のは、苗が20本くらいもあるのではないかという混雑状態です。
 昨年冬に直播して伸びてきた苗が、なんだか元気がない感じでしたし、ヨトウムシか
何かに食べられたようにも思えたので、まだ寒い時季でしたから、ビニールポット4つ
に3粒づくくらい撒いて、それが春先に元気になっていたので、直播の苗が出ている合間
を縫って、植えてみたのです。

        最初に直播したえんどう(昨年12月)
         

 その時は、少し成長したら、間引くつもりでいたのですが、いつの間にかそのままに
なってしまい、混み合ったまま大きくなってしまったのでした。

 追肥などは少しマメに行っていましたが、それがたくさんの実を付けて、昨日収穫し
たのが5回目なんです。 例年、3回くらいで終わりますが、今年はあとまだ収穫出来そ
うでなんだか得した感じです。

春4月頃               収穫間近(4月下)

 今年の種に使かった豆は3代目で、18年秋に通販で購入した「種」が基になっています。
かって、10年以上前に友人からもらった種を使いまわししているうちに、次第に鞘の赤
茶色が消えて、普通のエンドウ豆みたいに緑っぽくなってきましたので、3年前に新し
くしたのでした。

          

 ツタンカーメンのえんどうについては、これまで当ブログに頻繁に記事アップしてい
ますので、そのいわれなどは、そちらに委ねここでは省略しますが、何年か栽培してい
るうちには失敗もありました。

 ある年、何やらベランダが鳥の鳴き声でにぎわっている時があたのです。それこそ、
遊園地で子供たちがはしゃいでいるような甲高い声を出して騒がしかったのです。
あとで、そのあたりを見ましたら、まさしく鳥たちが喜んで、新しく出てきた春先の柔
らかいえんどう豆の苗を食べていたのでした、ムクドリの仕業だったのです。

 そんなことがあってから、春先のまだ食べ物が出回っていないころはプランターの外
側にネットを回して鳥よけをしてしのいでいたのでした。
 それから何年かして、今度はネットがあるのに、若いえんどう苗の葉っぱがやられて
しまっていたのでした。 ネットの隙間から鳥が入って・・などと疑ってみたりしまし
たが、そうではなく今度はヨトウムシの仕業であることが分かったのでした。

 一夜にして、葉っぱを食べつくす困りもの。気が進まないながらも、オルトランを少
し撒いて凌ぎました。苗の根元を痛めないために夜間にほじくるのを諦めたからです。

 鳥の時も、ヨトウムシの時も、収穫量は少なかったですが、できることは出来ました
のでまあ、仕方なく次年度に期待しながら継続してきました。 それが今年、何と予期
せぬ大豊作にうれしい限りです。

               昨日の収穫
               

 ベランダには、えんどうの他、今50センチくらいに伸びてきた、キュウリ2株、トマ
ト(大玉)2株が元気に育っています。 コロナがなければよい初夏なのに・・。

 

  当ブログ記事  
    「ツタンカーメンのえんどう」 2011.5.31、 2020.12.5
    「豆ごはん」 2014.5.3、 2017.5.12、 2018.5.7

 

 

ポップ・トップスPop Tops/マミー・ブルーMamy Blue (1971年)

 

 

 

コメント (4)
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