蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

免疫力  (bon)

2018-05-17 | 日々雑感、散策、旅行

 サプリメントを定期購入しているところから健康に関する小冊子がいつも送られてきま
すが、今回はその中の記事に「免疫力」について解説があり、どうするのが良いか・・
など、わかりやすく説明されていました。
 この中で、免疫力は年齢とともに劣化するなどがあり、これを補う方法などが述べられ
ていましたが、免疫力がありすぎても良くない・・との指摘があり、これまでもよく耳に
する言葉ながら、ここの部分、つまり低下すればよくないけれども 高すぎても困る‥と
いう部分に興味が移り、ちょっと調べてみたくなりました。

 『免疫系(immune system)とは、生体内で病原体などの非自己物質やがん細胞などの
異常な細胞を認識して殺滅することにより、生体を病気から保護する多数の機構が集積し
た機構である。精密かつダイナミックな情報伝達を用いて、細胞、組織、器官が複雑に
連係している。』 ウイキペディアに難しく書かれていました。

 小冊子には、『免疫とは、体内に入ってきた細菌やウイルスといった異物を、免疫細胞
などが「自分」と「自分でないものあ(異物)」を識別して、自分の体を守る仕組みのこと』
とありました。

 

 一般に、薬物や化学物質などの排除には、肝臓の酵素による代謝によって行われるのに
対し、免疫はそれよりも高分子である蛇や蜂の毒のタンパク質や、体内に侵入した病原体
を排除するための機構として働くことが多いとあり、特に病原体による感染から身を守る
ための感染防御機構なのだそうです。

 そして、免疫系は自然免疫(先天性免疫、基本免疫)と獲得免疫(後天性免疫、適応免
疫)とに大別されています。


        免疫の仕組み
    (ネット画像より)

 自然免疫というのはある特殊な細胞によって、ある侵入物が自己を再生産したり、重大
な被害をもたらす前に発見し、排除して病原体が体内で増殖して体内に深刻な害を及ぼす
前に対処することをさし、獲得免疫とは、一度感染などの経験をすると、体が異物を記憶
する事で、次に同種の病原体に対抗できるようになる免疫で、予防接種などもこれに該当
するのです。一度「はしか」などの伝染病にかかったほとんどの人はその伝染病にかから
なくなりますね。「免疫ができた」などともと言います。

 最近の研究では自然免疫にも記憶があることが、明らかにされたそうです。 これは、
特定の抗原の情報を特異的に認識する獲得免疫の記憶と違って、自然免疫の記憶には特異
性がないという特徴があるそうですから、近い将来アレルギー発症のメカニズムが解明さ
れ、効率的なワクチンが開発されるかもしれません。

 
 免疫・・とよく言ったり、聞いたりしますが、ネットなどで詳しく見てゆきますと、
かなり複雑で難しい内容、というか 仕組みでとても理解つくせないほどです。 しかし、
このような仕組みが、体内に備わっていて、我々の体は種々の病原体から必死に守られて
いるのだということがわかります。知らないことですが、ありがたいことですね。

 せめて、免疫細胞は、白血球の中にあり、その代表的な細胞を列記させてもらいます。
すなわち、マクロファージ、NK細胞、好中球、好酸球、好塩基球、T細胞、B細胞などです。
そしてほとんどが、腸の中にあるのだそうです。

 免疫力は、残念ながら20~30歳くらいがピークで、加齢とともに低下して40代には20代
の約半分ほど、そして、70代では免疫力は20代の約10%くらいに落ちてくるのだそうです。 
 しかし、加齢のほかにも、免疫力低下を招く事象がありますから、これらについてでき
るだけ気を付けるようにしたいものですね。  すなわち、 食生活の乱れ、ストレス、
睡眠不足、運動不足 だそうで、日常気を付ける事柄ばかりですね。

 小冊子に、食事についてのアドバイスがありましたので、コピペしました。

  7色の野菜や果物を食べよう
   
                      (いりたに内科クリニック院長 入谷栄一氏から)

 

 免疫力があまり高すぎても良くないそうです。低いと、がん、インフルエンザ、風邪な
どにかかりやすいですが、逆に高いと、喘息、花粉症、リウマチなど過敏になりやすい
のだそうです。 昨日(5/16)の読売新聞の社会面に「関節リュウマチ 免疫過剰で炎症
反応」との記事がありました。

 ちょっと内容が難しかったですが、最後に、小冊子に免疫力チェックシートがありまし
たので、そのまま引用させていただきました。

   免疫力チェックシート (入谷栄一氏による)

     1、体温が低い
 

     2、風邪をひきやすい

     3、口内炎や口唇ヘルペスがよくできる

     4、便秘や下痢になりやすい

     5、目や鼻、口が乾く

     6、栄養過多や偏食の傾向がある

     7、野菜や果物はあまり食べない

     8、太り気味、もしくは痩せすぎである

     9、大きなストレスを抱えている

    10、心配しやすいほうである

    11、規則正しい生活を送っていない

    12、タバコを吸う

    13、睡眠が不足しがち

    14、運動はあまりしない

    15、あまり笑わない

 

  当てはまる数が、0~5 免疫力の低下はあまりみられません  6~10 生活習慣を少し変えて、もうちょっと免疫力を高めましょう  11~15 今すぐ生活習慣を変えて、免疫力を高めることが大切です

 

 

 

 

 

コメント
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