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ギドン・クレーメル

2017-09-14 16:59:04 | 日記


2012年にギドンクレーメルの来日公演をサントリーホールで聞き、その演奏と音に感動した。実演で聞くヴァイオリンの素晴らしく良い音だ。

ウイキペディアによれば
父母ともに交響楽団のヴァイオリニストで、ドイツ系ユダヤ人の出自を持つ。父親はホロコーストの生き残りで、リガの地下室に2年間隠れて生き延びた[1]。祖父ゲオルク・ブリュックナーはリガ歌劇場のコンサートマスターだった。

4歳の時から高名なヴァイオリニストでもある父と祖父よりヴァイオリンを習い始める。7歳の時にリガの音楽学校へ入学し、16歳で早くも国内の音楽コンクールで優勝した。のちにモスクワ音楽院へ進学し、当時教壇に立っていたダヴィッド・オイストラフに8年間師事する。この間、1967年、22歳の時にブリュッセルで開かれたエリザベート王妃国際音楽コンクールにて3位に入賞し、1969年のパガニーニ国際コンクールでは優勝、翌1970年のモスクワで開かれたチャイコフスキー国際コンクールでも優勝する。

ソヴィエト連邦内のツアーを行った後、1975年にドイツで初めてのコンサートを開き、西側ヨーロッパでの鮮烈なデビューを飾った翌年、ザルツブルク音楽祭でさらに評判を得る。1977年にはニューヨークへも進出し、アメリカでも名声を博した。

自身が注目を集めるにつれ、若い演奏家の育成・発掘にも尽力するようになる。ドイツに亡命した翌年にあたる1981年には、ロッケンハウス音楽祭を自ら創設し、毎夏オーストリアにて室内楽の音楽フェスティバルを開催する。彼は積極的に無名に近い演奏家やアンサンブルを出演させつつ、自らも交流も深めることを続けていた。1997年には、バルト三国の若い演奏家20数名を集め、クレメラータ・バルティカを結成し、ヨーロッパのみならずアメリカでもツアーを行う。2001年のユネスコ国際音楽賞を受賞、2002年のグラミー賞の最優秀Small Ensemble Performance賞受賞など、旺盛な活動に高い評価が下されている。

使用楽器は、ストラディバリ、1730年製グァルネリ・デル・ジェス“エクス・ダヴィッド”等を経、現在は1641年製ニコロ・アマティ。

自伝を含めた3冊の著作は日本語にも翻訳されている(『琴線の触れ合い』『小さなヴァイオリン』『クレーメル青春譜』)。

2016年、第28回高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)を受賞[2]。

私生活では3度の結婚歴があり、2度目の妻はピアニストのエレーナ・バシュキロワ。彼女はクレーメルと離婚後にダニエル・バレンボイムと再婚した。

お薦め
シャコンヌ
ブラームス:協奏曲集
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ 全曲

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