打ち上げ場のすぐ脇で見た。
腹と頭に響く轟音。
視野いっぱいに大輪が咲き、
老若男女分け隔てなく、無心に
空を見上げる。
日本の美と幽玄、ここに極まれり。
燃えかすの細かい灰やら、花火の皮の残骸まで
ものすごく飛んでくる。花火に集中できないくらい。
今まで、結構色んなとこで花火見てきたけど、
こんな事は初めて。
オチオチ寝転んでもいられない。
http://www.youtube.com/watch?v=m6mxCU7eFzw
http://www.youtube.com/watch?v=jK5jrnSWvs0
http://www.youtube.com/watch?v=_6yPlhL4aJA
前社長（当時安全対策の担当役員）の
尼崎の脱線事故の刑事責任を問う裁判。
論告読んだら、結局、
「列車停止装置・減速装置を、事故が起こりそうな
危ないカーブやったのに、それを分かってて、
担当の、一番トップの責任者やったのに、
設置しませんでしたね。
これは有罪と非難されてもしょうがないですね」
という論拠。
検察の主張やからそれでいいけど、
これを丸呑みするんは、流石に酷やと思う。
民事で賠償というのはまあ当然として、
もし刑事責任を問うなら、法人処罰として
罰金・謝罪・安全対策の義務付け、あたりが妥当
やと思う。
JR西日本言うたら単独でも従業員30,000人の
巨大企業。どう考えても1人の責任にはならんし、
別件として仮に社長・役員の使用者責任なんかに
持っていったとしても、仮にワンマン経営型の企業で
あったとしても、実質ワンマン経営なんか無理。
そもそも社長・役員にそこまで大きい裁量が無い
仕組みになってる。
被害者に意見もとめたら、そら猛烈に怒って
被告人非難するのは当然。そんな分かりきったことを
根拠にしてもしょうがない。
JRの役員は遺族はもちろん、何となく庶民も
憎いかもしれんけど、いけにえ作ってもしょうがない！
あと、日勤教育の件なんかは、ブラック企業ですね、っていう
話やから、それを、たまたまその期間に管理職やってた人に
求めるのは無茶苦茶。これは行政指導とかの範囲ちゃうかなあ。
もし、よっぽど公序良俗に違反するような非常識なことを
会社内とは言え、行ってたとしたら。
プロジェクトの打ち上げで
ロシア料理食べに行った。
だいぶ日本風の味付け、なんやろうなあ。たぶん。
ロシア人、日本語うますぎ。
ロシアパンが妙に美味しかった。
2次会がカラオケやった。
最近は大人向けのワンランク上の設備とか行って、
別棟に、ホテルみたいな仕様のカラオケフロアがあった。
1時間半で2,000円くらい取られたけど、珍しいもの見たさで
面白い気も。
個人のプライベートでは行く気せんけど。
府庁に行った帰りのこと、
突然の豪雨と雷に襲われた。
歩いているすぐ目の前に雷が落ちた。
一瞬自分に落ちたかと思った。
歩行者用信号は消え、自動車用も
点滅になってた。
九死に一生。
五体満足でいられることに感謝。
例えば、中国の列車事故の対応一つとっても、
欧米各国とでは全然違う。
同じように災害が襲っても
先進国と後進国では
物的・人的被害の大きさが全く違っていたりする。
ひとたび紛争が起きれば、アフリカでは
何万・何十万の単位で人が死ぬ。
日本で何かの突発事象で1000人も死ねば
向こう数ヶ月は連日それだけでニュース番組が
組まれるほどの騒ぎになる。
そのあたり考えると、
単に文化・風習の違いとか
貧しいか金持ちかってレベルじゃなくて、
世界の国・地域によって、
時代が違うんだと認識した方がすんなりくる。
アフリカの最貧国は、おそらくまだ近世くらいで
北朝鮮・中国なんかは大部分、戦前の日本レベル
とか。
疫病を防ぐ知識だとか、封建的支配体制とか
政治思想・文化が違うで片付けられない。
アフリカの××という国は、ああまだ江戸時代やってる
国か。じゃあ「政府が○○で、戦争で△万人死んで、
略奪が起こり、10年前の災害の復旧が未だに手付かずで
それを批判したら、牢に入れられた。」って報道を
知っても、なるほどうなづけるなって思えてくる。
もし相手が戦前の国だったなら、「実力はないけど
武器で国家が威嚇してきたり、人をさらったり、
国家・個人を崇拝せよという考え方が蔓延してて、
しかも聞く耳を持たない」と知っても
何ら驚かずにいられるから。
そして、そういう相手に現代の人が説明・理解を
求めても非常にてこずるのも納得できる気がする。
そりゃあ江戸幕府に、もし現代の日本政府が
いろいろ援助しても、相手側で理解できないだろうから
実を結ばないわけだわ。
中国の新幹線。
北京ー上海間を200km/時で
夜通し走ってくれたりする。夜間に走る車両は
寝台列車になっていて、一両に40人くらい寝泊りできる。
そんな車両に数年前、中国旅行の時に乗って、
中国って物凄い国だなと思っていたら、
これですわ。
中国高速鉄道事故
http://livedoor.2.blogimg.jp/newskorea/imgs/3/4/345f91aa.jpg
止まってる新幹線に、後続の新幹線が追突して、
互いに数両を跳ね飛ばして、高架から２５ｍ下の地面に落下。
ショベルカーでとりあえずどかして、翌日には運転再開。
やっぱハイリスクの国だな。中国。
僕が乗ってるときじゃなくって良かった～。
伊賀へ。
忍者屋敷。各部屋にどんでん返しや武者隠し、
隠し階段やら、抜け道があって賑やかだった。
本当にそんな高い頻度でからくりが設けてあったのか、
商業用の見本なのか、気になるところ。
忍者ショー のおねえさん、可愛かった。
ちょっと田畑智子に似ている。
手裏剣は最後の奥の手であって常用はしないらしい。
五枚投げて板戸に刺さったのは一枚だけ。意外に難しい。
重いので、普通に投げると標的のかなり手前に落ちる。
練習が必要。
伊賀の街は案外見るところがあって、時間が潰れる。
当たり前といえばそうだが、いちいち入場料を
いい値段で要求してくるので、実額よりも余計にイライラする。
たいした展示物もないくせに。
伊賀上野は、京都から来ると秘境のようなところ。
めっちゃ乗り換えが必要。
夕方になって風がでてきた。涼しげ。
子供がお父さんと何やら話している。
東寺の五重塔がどうとか、何時何分発だとか。
懸命にノートにメモしている。
たぶん夏休みの宿題のネタにするんやろう。
でも、車窓から任天堂本社が見えた、
とかは親の介在が疑われるから気をつけて！
08:56みやこ路快速にて
『利休にたずねよ』
千利休の茶の湯の魅力が何から来るのか
を解き明かそうとする歴史ミステリー。
結局、片思いの女がどうのっていう話なんやけど、
５０、６０の男がいつまでも記憶の中の若かりし女を
追いつづけて、しかもそれが生きがいですとか言われても
作者バカなの？っていう感じがする。
でも、章ごとに、それぞれ読みきり短編小説みたいに
なってるので読みやすいし、なかには面白い章もあった。
黒田官兵衛と秀吉のからみとか、北野の茶会の話とか。
作者の、文章こなれてない感じが、いいか悪いかは好みによるかも。
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