ラグランジュ・ポイント

日記帳です。トップページからは写真も見られます。全て私個人の見解で、所属団体の立場・戦略・意見ではありません。

11月分

2017-11-30 20:04:48 | Weblog

http://rocky0903.s206.xrea.com/kessan124.xls

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オーストリア チェコ旅行 5日目(終)

2017-11-29 22:36:06 | 旅行

ドナウ川河畔。風が冷たい。
近くにロシア正教風の教会を見つけたので入ってみる。
低所得地域特有の、どことなく暗く陰鬱な空気が漂っている。
移民が多そうだ。どこの国も大都市の近郊にはこういった場所がある。
治安があまり良くなさそうなので早めに切り上げる。
海外旅行では、その国を代表する河川に立ち寄るのが恒例となっている。
川というものは、そこの街に住む人々にとって、郷土愛のシンボルだと思う。
川辺に立ち散策することで、その国の普段着の様子を眺めたいという思いがある。

地下鉄2.2×2、パン4.95、空港までオーストリア国鉄3.9、水2

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オーストリア チェコ旅行 4日目

2017-11-29 22:32:18 | 旅行

シェーンブルン宮殿。紫檀の間や漆の間などは見たことのない美しさ。
規模はヴェルサイユ宮殿に劣るが、内装の豪華さは勝るとも劣らない。

王宮図書館。天井まで伸びる中世からの蔵書コレクション。物語の主人公にでも
なったかの様。唖然として立ち尽くすばかりで、まるで架空の出来事のように
現実感がない。

ウィーン大学の学食でお昼にする。学生向けの施設なので安くてボリュームのある
品々が並ぶ。学生は金が無くて腹ぺこ。どこの国も同じだ。しかしそこは
オーストリア。学食ですらおしゃれ感がある。

美術史美術館。想像以上の規模で、まるでルーブル美術館のようだった。何百、
何千という宝物が一同に会している。とても全ては見きれない。これだけ広くて
展示物が多いと、著名な絵画にも人だかりがあまり出来ず、スムーズに見る事が
できる。レンブラント、ルーベンス、フェルメール、ブリューゲルなど
そうそうたる面々だ。それぞれが展覧会の目玉となるような逸品であり、それらに
まるで、街の画廊にでもふらっと立ち寄ったかのようなカジュアルさで接する
ことができ、感動を覚えた。この美術館の素晴らしさを事前に全く理解しておらず、
大変興奮した。

エアチャイナのサイトにWEBチェックインするため、街のネットカフェで小一時間
頑張ってみたがダメ。動作が悪すぎるからフラッシュプレイヤーを入れようとしら、
店主のおやじに「勝手に変なもん入れるな」とか怒られてしまい辟易した。
フラッシュプレイヤーも入っていないような、低スペックのマシンで営業し、
さらにネットの事もろくに理解していないくせに偉そうにするな。

シュテファン広場で適当に晩御飯を食べる。ちょうど大聖堂の鐘が鳴る時刻。
夜空に聳える聖堂の搭から重音となって降り注ぐ鐘の音は印象的。
職人が手早く作るピザは確かな味で、老舗のケーキ屋のタルトも実に美味。

1日乗車券7.6、パン+水2.9、王宮図書館7、マカロニパスタ3.5、ベートーベン
博物館5、美術史美術館15、インターネット3、ピザ3、ケーキ4.7

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オーストリア チェコ旅行 3日目

2017-11-28 23:28:58 | 旅行

ストラホフ修道院。図書館は圧巻だった。中には入れなかったが。
宝物館。坊主が身につけるにはあまりにも豪華な装飾品の数々。一国の国王が
所有するようなレベルのものばかり。教会権威が当時いかに力を持っていたか
否が応にも感じさせられる。観光客は全く居なくて、完全に貸切状態だった。
宝飾品類は必見のコレクションだが、ガイドブックにも紹介されておらず、
内容と比較して知名度があまりにも低いという印象。

時間が余ったので国立博物館へ。本館が工事中とは言え、少し残念な展示内容。
小学校の社会科見学のようなレベル。テーマも散漫として何が目玉なのか
分からなかった。

駅でチェコのアニメDVDと消しゴムをお土産に買う。
びっくりするほど安いわけでもないが、チェコは物価がやや抑え目だったと感じた。

【チェコ】水10、荷物預かり60、ストラホフ修道院図書館170、トイレ20、
 教会のギャラリー25、ストラホフ修道院本館120、パンケーキセット159、
 国立博物館250、スーパー59、アニメDVD29、消しゴム×7 69、トイレ20
【オーストリア】地下鉄2.2ユーロ、スーパー7.33、土産チョコレート3.78

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オーストリア チェコ旅行 2日目

2017-11-28 23:25:24 | 旅行

カレル橋とモルダウ川の朝の風景。絵の中の世界のよう。言葉もない。
感動的な景観とだけ。水面ごしに遥か遠景まで見渡せる。満ち足りた時間。

プラハ城。かなり広い。月山富田城はきっとこんな感じではないか。
要塞というより、街区をまるまる郭の中に取り込んだ感じ。
ヴィート大聖堂の内部は明るく、正に天界のような景色。
天井は遥か高く、ステンドグラスから日光が降り注ぐ。

王宮は、それにしてはあまり広くなく簡素。印象が薄い。
どうしてもオーストリアのハプスブルク家と比べてしまう。
一地方の王の居城としてはこんなものか。ただ、教会堂にだけは
金を惜しまないのは、ヨーロッパではどこも共通している。

市街広場は観光客で溢れている。人は多いが喧騒という感じではない。
秩序が保たれており、欧州人は総じて穏やか。数百年の歳月が作り出した
唯一無二の眺望だ。

昼食。ポテトスープはチェコの伝統料理らしい。薬膳のような味で
スパイシー。スープが汁気だから飲み物を別に頼まなくてもよかった。失敗。
魚料理にしたら、大皿一杯に小魚のフライが出てきた。なんやねんこれ。
別にまずくもないけど。こういうのは想定してなかった。

錬金術博物館。英語のガイドはさっぱり分からないが、何となく大まかに
雰囲気は理解できた。ガーゴイルの像を押すと本棚が引っ込んで秘密の地下
への階段が現れる、という仕掛けはもはやアトラクションのようだ。錬金術と
言うと疑似科学だが、ここでは当時の化学者による最新の研究成果の一端、
という立場らしかった。火薬を中国から伝えたことが最も大きな功績だとか。

ホテル近くの教会(リュドミラ教会)にふらっと立ち寄る。懺悔スペースに人が。
本当にやってる人居るんやなと。初めて見た。
ひざを折り、目を閉じ何やら呟いている。向かいの部屋に牧師は居るのか
気になるところ。

グラーシュ。完全にビーフシチュー。少しくどい感じの味。牛肉は柔らかく
美味しい。普通に美味しいけれども、それほど特徴的な風味でもなく、
わざわざまた食べたいとも特に思わない。

駅のパン屋で買ったチーズケーキが巨大サイズで、冷たくあっさりしていて
旨かった。やはり材料からして日本のものとは違う気がした。どうも根本から
違う食べ物のように感じられた。

ビスケット×2+水 61、一日乗車券110、王宮250、トイレ10、トゥルドロ60、
トイレ10、旧新シナゴーグ200、昼食223、錬金術博物館200、トイレ10、
火薬搭100、一日乗車券110、グラーシュ290(クレカ)、水10、チーズケーキ26

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オーストリア チェコ旅行 1日目

2017-11-27 23:30:38 | 旅行


北京空港で10時間暇をつぶす。案外何もない所だ。両替のレートが詐欺みたい
なのでクレカ決済にする。することがないので空港の販売店が続々と閉店
していくのをただ眺めている。ドキュメント72時間を見てるみたいな気分。

オーストリア入国。ものの5分で終わった。ほんとEU圏は簡素。
駅中であってもどこであっても、何気ないパン屋のパンがとにかく
べらぼうに旨い。欧米に来ると、小麦の違いなのか水か気候か、とにかく
パン類の味の違いをまざまざと感じる。感動するほどおいしい。

モーツァルト博物館。展示物はどれもレプリカしかない。
建物そのものについても、当時何の部屋だったかも特定できておらず、
一体何を見ればいいのかという感じ。モーツァルトを勉強したい人以外は
行く価値無しだ。

ウィーン中央駅。構内の移動にキックボードを使っている人をちょくちょく
見かける。楽しそうでいいな。また構内で犬散歩させてる人もちらほら。
何とそのまま服屋に入っていった。自由過ぎる。

シュテファン大聖堂。ゴシック建築大好き人間としては絶対に外せないスポット。
欧米の名だたる教会堂は、毎度その規模に驚かされる。まるで人間が作り出した
石の森だ。搭の半分ほどの高さまで登れるが、眺望はイマイチだった。
休憩スペースなしでずっと螺旋階段が続くので目が回る。

書店でドイツ語版乙嫁語りを買う。またコレクションが増えた。

ホーフブルク王宮。宝物博物館が豪華だが、控えめな所に入り口があり目立たない。
目を丸くするほど巨大な宝石の数々。ハプスブルク家の繁栄はオスマン・トルコの
それに匹敵する。建物の大きさこそベルサイユ宮殿には及ばないが、その権勢は
十分に感じられた。

ウィーン市庁舎。現役の市役所がゴシック様式と言うのは規格外だ。
美術館のように美しい建物がバリバリの第一線で使われている所は
いかにもヨーロッパっぽい。造形は細部まで洗練されており全く無駄がない。
素直に美しい。パーテルノステルを探すためにいろいろ歩き回ったが、実際
迷路である。建屋を市民のために当然のように開放している点からは、
住民サービスの意識の高さをうかがい知れる。パーテルノステル、駆動音が
結構大きく、また一層がかなり高いのに手すりも柵も何もないのは普通に危険。
ロマンはあるが、冷静に考えれば廃止するべきなんやろう。

ベルヴェデーレ宮殿。クリムトの接吻を見れたので満足。
実物を近寄って見ると、結構筆致は荒々しく色も濁った箇所があった。
一様に透明でキラキラした画面という印象を持っていたが、
そうではなくて多層的な色彩による深みが織り成す芸術であった。

プラハ行きの列車内でこれを書いている。さっきから100km/hそこそこしか
出ていないが新幹線より遥かに揺れる。プラハは共産圏というかロシアの文化圏
だというのが第一印象。地下鉄などは飾り気はまるでなく最低限のインフラを
提供してやってるぞというイメージだ。

【中国】スプライト4元(クレカ)、水11(クレカ)、ケンタッキー36.5(クレカ)
【オーストリア】一日乗車券+ミッテ駅までオーストリア国鉄8.9ユーロ、パン2.1、
 ロッカー2、トイレ0.4、シシィチケット29.9、ホーフブルク王宮宝物館12、
 パン+水2.9、シュテファン聖堂南搭4.5、モーツァルト博物館11、乙嫁語り
 8巻 7.2、ベルヴェデーレ宮殿上宮15、クリスピーチキン+ライス6.9、
 ケバブ+水5.7、クロワッサン1.1、トイレ0.5
【チェコ】地下鉄32コルナ

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セグウェイ

2017-11-26 15:14:12 | イベント

以前から興味はあったが、ネット上を探すとどれも
インストラクター付きのしっかりした体験コースばかりで、
数時間で数千円のものばかりだった。
それはちょっとハードルが高いということで、長らく敬遠していた。

ところが先日、ラウンドワン内に1アトラクションとして存在していることを
発見し、さっそく体験することにした。

正確にはナインボットと言い、セグウェイと同系統の廉価版の乗り物。
小さいリンクを周回しただけだったが、思ったよりもスピードが出る。
リミッターがもし無ければ、原付くらいの速度を出すポテンシャルは
ありそう。ブレーキが即座にかからず、ワンテンポ遅れるので
実際には徐行しないとやや危険がある。以外と不安定な乗り物で
例えるなら自転車に乗るくらいのバランス感覚が必要。
気を抜いてぼーっと立つことはできない程度の安定感。
これでスピードを出して、長距離移動しようとはちょっと思えない印象。

現在、日本の公道を走る許可は降りていないそうだが、むしろ最高速度は
そんなに出なくてもいいから安定性を高めたほうが良い気がした。

ところで、ラウンドワンのスポッチャというエリアは、セグウェイの他にも
様々な遊戯施設があって、基本は運動系であるが、バリエーションに
富んでいる。ローラースケート、射撃、(人間・機械相手の)テニス、
卓球、バスケットボール、バッティング、ゲームセンター、カラオケ、
ビリヤード、ダーツ、漫画コーナーなど。必ずしもグループで来ていなくても
それなりに暇が潰せるように工夫されている。

印象に残ったのは、年齢や上手い下手問わず、皆思い思いにアトラクションを
楽しんでいるということ。バットやラケットにボールがかすりもせずとも、
ビリヤードのルールなど全く分からない小学生であっても、リズム感ゼロっぽい
中年女性であっても、皆おかまいなしにプレイしていて、ダメでも次行こうという
雰囲気。人前でかっこ悪いところを見られたくないというのが日本人の性格だが
ここではそういった遠慮はあまり見られなくて、自由で平和な時間が流れていた。

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花とアリス殺人事件

2017-11-25 00:31:18 | まんが・アニメ

奇才道満晴明と天才岩井俊二がタッグを組んだ
贅沢な一冊。欲を言えば、もう少し量があっても良かった。
単行本1冊では、原作の内容を表現するにはやや駆け足に
なってしまう。原作のストーリーは原案と呼んだほうが良いくらい、
道満節により大幅にアレンジされている。
飄々としているが人間同士の絆を感じさせる道満氏の作風は
不思議なほど岩井俊二の物語にフィットする。

ルート225もそうだが、思春期まっただ中の等身大の中学生が
ちょっと大人になる話、大好物だ。いわゆる死にキャラクターが
ほとんど居なくて、全てが綺麗につながっているのも良い。
単なる映画のコミカライズと侮らずに、広く読まれるべき作品だと思う。

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些事

2017-11-22 19:32:25 | Weblog

ささいなストレスも継続すれば耐えられないという話。
嫌な事がずっと今後も毎日続くとなれば我慢するのは不可能。

部署のくそじじいが毎日、書類作る間ずっとぶつぶつ小声で独り言を
言っている。アホみたいに何でもかんでも口に出してチェックしないと
間違いそうで仕方ないらしい。

また、毎朝通勤のバスに知的障害者が居て、ヘッドホンで音楽を聴きながら
小声で歌を唄っている。間延びした音痴な声で。

職場のじいさんにしてもその知的障害者にしても、自分が周囲に迷惑を
かけているという自覚がない。そもそも自覚がないような頭の悪さだからこそ
そういう迷惑行為を行っているとも言うことができる。

しかしここで重要なのは、迷惑行為を行うような奴は大抵あほだけれども、
他人からの非難を理解できないほどバカではないことが多い、という点である。

日本人は、迷惑行為を行っている人間を見つけても、どうせそういう程度の低い
奴には注意しても無駄だろうと勝手に決め付けていることが多いように思う。
相手が注意を聞き入れるかどうかは別問題だとしても、少なくともかなり高い割合で
「何か自分が怒られているなあ」くらいにはこちらの意思を伝えることが
可能である。それすら分からない人間は、そもそも社会で単独行動などできない
から。

世の中のあほは数多いが、諦めずに迷惑ならば主張していくようにしたい。

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解放

2017-11-20 18:35:49 | Weblog

前の家では大家と不動産管理会社が
ほとんどヤクザのような人で、
チャイムを鳴らしまくり、ドアの取っ手をがちゃがちゃ
回し、出てこないと警察に通報するぞとか脅迫してくる
有様だった。しかし、そこの賃貸物件で暮らしている以上
どんな仕打ちを受けても全て従うしかなかった。
だって、帰る場所がどこにもないわけだから。
とりあえずその状態からは引越しを機に解放された。

近頃は、退去時の精算金の事で不動産管理会社とやりとりをしてて、
そもそもそうやって交渉ができる、こちらからも言いたいことが
言えるという事、抑圧されてない状態ってこんなに素晴らしいのかと
実感している。

精算金も方がついたら、大家と不動産会社の脅迫の件について
追及しようと思う。携帯に連続して30回もかけてくるなんて
あんた頭おかしいんじゃないか?警察に被害届出したり
少額訴訟で精神的被害に関する損害賠償を請求したりしましょうか、
どう思う?って。頭のおかしいくそじじいである大家は
何て答えるんやろう。

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オーストリア・チェコ旅行 写真

2017-11-19 21:10:20 | 旅行

https://www.axfc.net/u/3864110.zip

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後輩

2017-11-10 22:17:15 | Weblog

僕自身も大概やけど、後輩くんは想像を絶するくらいボンクラなので、
顔を見ると小言を無限に言いまくることになる。
自分が不完全だということに気づいて自ら改善を試みない限り、
この手の話は永久に解決しない。僕みたいな不完全な人間がこんな事
言うのは矛盾してるけど、誰も言わないからしょうがない。
現に、仕事に支障が出てるから言うより他ない。

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君たちはどう生きるか

2017-11-10 21:15:18 | まんが・アニメ

宮崎駿の次回作に登場するというので気になって読んでみた。
中学生でもすらすら読めるほど表現が平易で、かつ格調を失っていない。
まっすぐに優しく読者を導くような作者の眼差しを感じた。
本当に賢く、年齢を重ねた人だけがこういう雰囲気を出せるのだと思う。

若者には、自らの頭脳でとことんまで悩み抜くことと、導き手となる良き大人
の両方が必要だ。しかし、両方の条件を満たした少年時代を過ごす人は案外
少ないかもしれない。幸運にも両方が与えられている人は、まさに有難いと
言える。

いかに大きな業績を為すかより、いかに大勢の人間を幸せにするかの方が大事、
という一節が心に響いた。確かにそういうものの見方もあるなあと。

この本は、一般市民の青少年に向けた啓蒙書という立場であるが、同時に
帝王学の本でもある。主人公コペル君にように才気に満ちて、将来人々を
導くような家柄に生まれたものが持つべき人倫を教えている。ノブレス・
オブ・リージュという言葉があるように、本来人より恵まれて生まれてきた
人は、それを無為に遊ばせておかないで有効に活用する努力をすべきである。
そうでなかったら、人類トータルで見たときにマイナスになる、と思う。

現実社会では、持つものも持たざるものも変わりなく競争と無限の欲望に苛まれて
いるが、本来はそうではないというド正論を本書は示していて、そこに読者は
ハッとさせられる。

戦前に書かれたとは思えないほど、新鮮で生々しいのは、そういう普遍的な
人間のジレンマを抉り取っているからだろう。

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ハガレン展

2017-11-05 20:18:52 | イベント


大阪南港でやってるハガレン展に行ってきた。
作品の連載時期を考えればもっともな気もするが、
客の大半は20代後半から30代くらいだった。
マンガの展覧会なのだから、もっと客層は若くても良さそうな
もんで、ちょっと不思議な感じはした。
男女比は3:7くらい。いわゆる社会人の腐女子と呼ばれる層の
人も見られた。
原画はしこたま展示されていたし、映像展示も悪くなかったが、
1500円の価値があったのかは微妙。

今は、プロもアマチュアもデジタルで完成品を上げる時代だから、
このようなアナログ原画の展覧会は今後絶滅するかもしれない。
そのような事を考え、ちょっと寂しい気持ちになりつつ会場を後にした。
ATCを出た所で、夕日を背にさんふらわあが停泊しているのが見えた。

小一時間ほど、日本橋界隈をぶらつく。
ここはオタクの街であり、若者の街でもある。
コアの層は高校生や大学生くらい。
サブカルチャーの担い手は、それくらいの年齢層であるのが
やはり健全という気がする。
ゼロ戦のガチャガチャをGETして、満足して帰路につく。

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