今年も祇園祭に行った

ブログなるものを今さらながら始めてみた。

７月１４日（木）のこと
宵々々山に行った。これ以上まえは、宵々・・山とは言わないらしい。
初日とあって結構空いていた。
しかし、７時過ぎともなると人出は結構なものとなり、正直うざかった。
祇園祭りへは毎年行くのだが、もう今年で何回目になるだろうか。
近頃では、鉾はあまり興味なくなり（どうせ同じだから）
逆に個性のある、山を見るのが楽しみである。

中でもおすすめは鯉山。鉾町の一角に展示コーナーがあり、
ベルギーのじゅうたんやらタペストリーを見ることができた。
何でも天正少年使節の持ち帰ったものらしく、江戸時代だったかに
一枚のタペストリーを引きちぎって、山飾りにしたらしい。
聞けば重要文化財だというから、昔の町人はとんでもないことを
したことになる。

山鉾は動く美術館とも言われるが、それと同じくらい
祇園囃子だとか、個人的には夜祭りらしい、浴衣とか出店とかにも
価値を見出したい。僕がかかさず毎年祭りに来るのは、
そういった雰囲気が何より好きだからだ。

祭りの起源は９世紀ごろで、少なくとも６００年以上前から、山鉾が
立ち並び、そして江戸時代には、今の祇園祭の形ができあがったというから、
歴史都市であることを再認識するとともに、途方もないことだ。
途方もない話というのは、宇宙の分野もそうだが、大好きである。
今は、何でも専門家がいて、定量的に物事を捉えてしまう時代なので、
そういう人智の及ばない途方もないものを大切にしたい。
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夏期休暇（その前に試験期間）に入ると、昼飯のことが
気にかかる。金もないしなー。