RIZING スタッフBLOG

PA現場日記、機材紹介、通販速報!
音響屋目線ブログ。

音楽教室発表会

2007年04月12日 | 現場
先週末の現場、音楽教室発表会のレポートです。

システムは最近の定番、ZX4を1対向、モニターもオルガンの転がしにやはりZX4、サイドにS200です。

PA席は、ホールの一番後ろを陣取ってます。
これ、通路でのPA席は小ホールはOKですが、中ホール・大ホールになると非常時の通路を妨げるということで消防法やなんやかんやに引っかかりますので、注意が必要です。

久々の小屋仕事でした。
田舎のPAは野外や体育館がどうしても多いので・・・

マルチはイン・アウトの2本仕込みました!
小ホールですので、25mで十分です。
↓こいつを使ってます。やはり、収納時がコンパクトですし、ケーブル巻きのできないお手伝いさんでも、らくらく巻ける!便利です。

基本的なオペは担当の先生がします。
PA屋の僕たちの仕事といえば・・・あまりありません。
ですが、ゲスト演奏でのプロのオルガニスト・熊埜御堂 可奈子さんのステージ!
これが、この現場でのPA屋の僕たちの唯一のオペ仕事であります!!

upプロのオルガニスト・熊埜御堂 可奈子さんのステージの様子です。
down真剣にオペをする土屋です。

プロのオルガニスト・熊埜御堂 可奈子さんのゲスト演奏のPAは今年で3回目となりました。ローランドのアトリエというオルガンでの演奏ですが、ダイナミックレンジが割りとあって、高域より低音重視の楽器というイメージが1回目の現場での僕のイメージでした。その低音を土台に中域、そして倍音の超高音もしっかりある音つくりがされてる!こりゃ、迫力=超低音が重要だぞ!っと思ってました。
で、去年は、カントリーマンのTYPE85を使用しました。オルガンからTYPE85のシールドもベルデンできっちり決めて・・・結果、GOOD SOUNDでした!
で、今回はちょっと冒険・・・ローランドのオルガンだけにローランドのDIで。。。
愛称が良いんでないの?ってことで、今年は、BOSSのDI-1を使用。
もちろん、ステレオで。
その結果は、、、

・・・

去年のカントリーマンのTYPE85の良いような・・・。

やはり、TYPE85は世界一のDIか・・・!?
っと、改めて実感しました。
DIで音はガラッと変わります。
以前より、この認識は僕の中にはありました。
が、今回ですべてが確信に!

よし、今回の現場は収穫があったぞ!
はい、自己満足です。
こんなこと、普通のお客さんは全然感じてませんから・・・
僕と土屋だけは、確かな収穫にニタニタしておりました。

では、また!