リヴァージュママのあれこれ日記

栃木市でフランス料理店を営むママの日記。お店のメニューや日々のあれこれを徒然なるままに。コメントお気軽にどうぞ!

何と びっくり! 美の壺のスタッフが 撮影に来ました!

2009-04-29 10:31:24 | お店紹介
先日 シェフと 美の壺の録画を見た 次の朝! 何と びっくり 美の壺のスタッフから 電話が来ました! 撮影に協力して欲しいとの 依頼の電話でした! 昨日の今日で シェフも私も びっくり仰天!
内容は グラスの脇に 添えられ料理を作ってほしいとのことです。しかも 撮影スタッフは あの ガラスのスタッフだと言うことで もう 2つ 返事で 引き受けさせていただきました!
それから 4日後には 撮影スタッフ 到着!
あくまでも アンティークの グラスが メインだと言うことで ほんの 15秒ぐらいの 放送ですが 5人のスタッフで 3時間近く とても 丁寧に撮影してくださいました!
放送は 5月8日夜10時からの ワイングラスの グラスのステムについての場面です!
もしお時間があったら 御覧ください! リヴージュだって 分かるかどうかは わかりませんけど自家製のスモークサーモンと牛フィレのステーキの ロッシーニ風は しっかり 美味しそうに 撮れていると思いますよ!
勿論 美の壺です!!


以前に紹介したこの ガラスの 器は 特殊な 作り方で 模様を出しているそうです!

2009-04-21 16:28:59 | お店紹介
この写真は 毎年 夏に デザートで 使っている  ほぼ 骨董品の かき氷の器です。
 今年の 初め頃 NHKの 美の壺 と言う番組(金曜 夜 10時~10時30分)で ガラスの器の特集をしていました。
 番組の中で リヴァージュでも使っている かき氷に似た 乳白色の 器が登場しました。 この器は 大正から昭和にかけて 盛んにつくられたそうです。
 以前より どうして 透明な部分と 乳白色の部分があるのかしら? と思っていましたが それには 独特の技法がある というのが分りました。
 それは あぶりだしの技法と言うそうです。 骨灰を混ぜたガラスの玉を棒の先につけ 凹凸のついた 型の中にいれ 方の中で ガラスを膨らませると 表面に 凹凸が出来 温度差が生まれます。このガラスを 再び 熱するとガラスの凹んだ部分だけ 急激に温度が上昇して 乳白色に なるそうです。 
 これは ヨーロッパから伝わった 技法だそうですが 日本の場合は 再度熱を加えてから 空気を 吹き込むので 表面が 平らになっているそうです。
 波の形や 小鳥の形 水面の泡など 微妙な形の ぼかしによって 色々想像させる所が 日本人に あっているのかもしれませんね。
 この ガラス特集は DVDに録画し 何度も見ています。
 先週の 日曜にも シェフに こいう番組が あったんだけど 一緒に見ない と みていたところです。
 ゆったりとした カメラワークで 落ち着いて見られるところが 良くて メモしながらみています。
 4月から 谷 啓さんに代わり 草刈正男さんが 登場しています。
 ちょっとした おしゃれな うんちくが 仕込めると 思いますよ!!
 


テオ ヤンセンを 知っていますか?!

2009-04-06 23:43:13 | お店紹介
春休み 最後の 月曜日に 日比谷パティオに 行ってきました。
年明けから 楽しみにしていた  テオヤンセンの 展示を見てきました。
 彼は 1948年 オランダ生まれ 大学で 物理学を学び 1975年に画家となり 1990年より 彼の考えた アニマリ(ビーチアニマル)を誕生させています。
 ”Strandbeest” オランダ語では ”砂浜の生物というそうです。
 彼は 生命の動きを コンピューターの 画面上の動きだけに留まらず 実際に動く 立体としして 再現したいと思ったようです。
 いろいろな 素材から 生命を誕生させようとしてきましたが 最終的に たどりついたのは 塩化ビニールのパイプ チューブ ペットボトルによるものです。
 ”生命体の”足の動きを 彼なりに割り出した 黄金比により 滑らかに再現することに成功しました。
動きの元になっているのは 主に 風とそれによって送り込まれた空気の圧縮による ピストン運動 その力が スキーのストックのように 後方への力となり体を 前にと押し出すしくみになっているようです。
 彼は ヨーロッパでは 21世紀のダヴィンチと称されているそうですが 実際に これだけの”生命体”を
 誕生させたことは ダヴィンチにも勝る部分があると 思います。
 電気や ガソリンを燃料とし コンピューターで滑らかに動く 機械達に 見慣れた私達は どうして動いているのかな? なんてことは あまり考えなくなっているけど そこに至るまでの人々の 研究開発は はかりしれないものがあります。
 でも あえて 何百年も 遡って緻密な 物理学の計算と 手作業の積み重ねによって 誕生した”生命体”
は 無機質な 物でできていますが どこか 温かみのある ”命”をかんじることができます。
 これはやはり  20年にも亘り テオが 情熱と愛情を 注ぎこんできたからでしょう。
 彼が 有名に なってきたのは ほんの 2,3年前からだと言われますが DvDには かなりの ”生命体”
が 登場してきます。
 オランダの砂浜を 歩き回る ”Strandbeest”を見ていると かなり 癒される感じがします。
 写真の”生物”は まだ自分では 動けず 人の力が必要です。
 会場には 15メートルくらいの ”砂浜の生物”も展示されています。昨日の 日曜はそれも動く所が見られたようです。
 この展示は 4月12日(日)までです。
お時間と 遊び心のあるかたに お勧めいたします。