お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

きうち流の 楽器の選び方(2 音量のこと)

2021-03-25 18:47:29 | ばよりん

昨日は音色を書きました。

音色は、本当に悩ましい課題ですので

できるだけブレずに、自分の趣味趣向を貫ける人が

最後に満足できる楽器に出会えると思います

 

さてさて、音量です

 

楽器ですから、小さな音から大きな音まで出るのが理想です。

 

1.まず必要な技量

先ず音量を自分自身で確認するためには、ある程度の技術を持ち弓を操れる必要があります。

厳しい教室は、開放弦のボーイングを1日最低2時間、ただそれだけを半年間やらせるところもあります。

そのぐらいやっても、まだまだの場合が多いです。

弓が、弓毛が、しっかりと弦をとらえ、楽器を鳴らすことが出来る ことが出来ないと

この次の話しに進むことが出来ません。

 

運弓は、指、手首、腕、肘、肩 いろいろな要素を組み合させて行います

 

まず、ここが卒業できているかが 必用な技量になります

 

 

2.私が気にするところ

開放弦で楽器を鳴らしているとき、空いた左手で

裏板、表板、横板をいろいろ触ります。

触れて、振動している様子を探ります。

小さな音でも、大きな音でも 全体に楽器が振動している楽器は

私の経験上、音色が遠くまで届く楽器だと思っています。

 

特に魂柱周辺とか、バスバー周辺とか

 

数を経験するほどに、微妙な差も感じられるようになると思います。

 

この振動のチェックは、楽器の調整にも応用が出来ます。

いいなと思う状態の 楽器の振動具合を覚えておくと

その後の調整の参考になります

 

 

3.できればホールでチェック

楽器を購入するときは

比較する楽器も準備して

ホールを借りて、試奏チェックをしたほうが

後悔しません

 

特に高額な楽器を購入する人ほどそうです。

 

お教室によっては、年に1~2回

お教室が主催して、楽器選定のための

ホールでの試奏をやっていることもあると思います

 

 

4.反射して聞こえる音を覚える。

 

楽器からダイレクトに聞こえる音

壁や天井に反射して聞こえる音

 

なんとなく聞き分けができるなら

反射して聞こえる音の密度を比較してみてください

 

密度を感じる楽器程、音が遠くまで届く楽器の場合が多いです

 

音色と違って、音量は比較的わかりやすく 判断しやすいと思います

 

私はこのような基準で、音量を確認しています。

 

ではでは

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