来月 膀胱がんの 検査があります。
もう1年以上再発はしていないのだけれど
お医者様からは
「カンファレンスでは、全員短い期間で再発という見解です。
経過観察には入れません」と言われています。
健康でいないといけない
わかってはいます
でも 難しい
あと心配なのは
まだ、身辺整理が終わっていないことです。
このまま死んでは、家族が路頭に迷うことになる
と思いながら
現金、有価証券、不動産等の相続資産対象は
早いうちに、妻や子供たちに贈与してきたけれど
まだ完全ではない
財産とは言えないものもたくさんある
楽器や弓は、新作ばかりなので大した価値はない。
時計も、人気のある 換金できるものはない。
食器類も、売れば安いものばかり、
オフハウスさんやトレジャーファクトリーさんで
買い取ってくれるのは
ドーム工房のガラス類と今右衛門工房の食器
楽家や萩焼・大眉さんの抹茶茶碗と
常滑の三代常山さんの煎茶セットぐらいでしょうね
それも数千円から数百円だと思う
家の中もせっせと
物を減らしてます
頑張って 身辺整理をしてます
でもでも
昨年、河辺さんの弓を買ってから
急に 弓をいろいろほしくなっています。
もう還暦
体調もあり、バイオリンを弾けるのは
長くてもあと10年もないでしょう
今ある楽器(ガンさん、カペラ、ステファニーニ、ヤマハなど)
を弾くときに、弓を替えて、音色の変化を楽しみたい
また、ずっと新作にこだわって買ってきたので
最後まで新作にこだわりたい
という思いがあります。
自分でも、今の弓コレクションは
良い弓が揃っていると思います
でもでも
もっといいのがあるはず
そう思って楽器店を巡ると
とても楽しい気持ちの自分がいます。
その時間は、自分の健康不安を感じないのです
ただ、自分の収入はサラリーマンであり
60歳を過ぎて、給与も下がり
今まで以上に贅沢はできません
だから、時間を楽しみながら
弓が見つからないことを楽しみながら
弓探しをするのもいいかな と思いはじめました
最近、気になっているのは
Emilio Slavireoさん
イタリアの弓製作者です
イタリアと言えば、ペドレッティさんやルッキさんは
知っていたのですが
先日のヴィルトゥオーゾ さんの展示会で
「初めまして!!」でした。
息子のLucaさんの方が、評判が高いそうですが
私はお父さんのEmilioさん推しです。
標準的な銀黒檀の「a CREMONA」の弓は
25年前のギョームさんの弓を思わせます
お値段も、フレンチに比べると
お手頃で、コスパも良く
材も良いものをたくさん持っておられるようで
積極的に探しては、
触れてみたいと思います。
極上の弓に出会えればいいなぁ
杉田さんのお店にも
購入を迷うくらい
材がきれいで 性能も高い
いい弓がありましたし
個人的に注目していこうとおもいます
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